沖縄の街角(旧名:北京の街角)

沖縄と天津でIT関係の会社を経営しながら、仕事を通して考えたことを発信する。

尖閣問題

2010-09-29 21:20:03 | コーヒータイム
北京では、連日新聞やニュースで尖閣問題が報道されている。日本が中国の領海を侵犯して、漁船に体当たりして無理やり漁船の船長を捕まえたというような内容で、民衆の反日をあおっている。でも、一般の人たち、少なくとも私の周りの中国人たちは、政府がまた勝手にやってるという感じで受け止めている。日本では中国のネットの意見は中国民衆を代表しているようなコメントが多いが、ネットに書き込んでいる連中は、概してレベルの低い、仕事にあぶれた奴らが多い。奴らは時間が余ってしかたないので、ネットバーに入り浸って、ゲームの合間に、反日で憂さ晴らししている奴が多いと思う。もっとも実際に調べたわけではないけど。

ところで、最近の雑誌の記事によると、中国の6都市で電力会社が、6か月以上電気メータがゼロのままの部屋を調査したら、なんと6540万軒もあったそうだ。要は新築の部屋だけどだれも住んでいない。ゴーストタウンが中国には多数あるという話。だから、たぶんもうすぐ不動産バブルがはじけると思う。

久しぶりの東京

2010-09-15 22:53:32 | コーヒータイム
最近は実力以上に自信をもっている中国から日本に戻り、大阪、東京と回って、感じたのは、何か元気がないなという事。別に街並みが変わったわけではないし、みんなの生活のテンポが変わったわけではない。 でもなぜかみんなの顔に元気が感じられない。
電車に乗ってる学生を見ても、だれもはしゃいでいない。皆すごくいい子というか、一心不乱に携帯をいじっている。電車には女性専用車両があり、男性が知らずに乗ると駅員がわざわざ注意しに来る。なんなんだこれは。これじゃまるで、動物園じゃない。
日本て昔からこうだったっけ? あまりに騒がしい中国から戻ってきたから、そう感じるだけかな? もしそうなら、私も中国化してしまったのかもしれない。
私が日本で商社マンをやってたときは、とにかく時間が足りなくて走り回っていた。街を歩くときも上司や部下と打ち合わせしながら歩いていた。今はそんな時代じゃないのかな。
テレビのチャンネルをひねると、愛想笑いを振りまいている二人の政治家の姿、株安と円高で喘いでいる産業界の話、中国やロシアからの不条理ないちゃもんをつけられてるのに反論できない外交、益々混迷する普天間の問題、就職が決まらない新卒者、わが子を虐待する親のニュース、これじゃ確かに元気がなくなるよな。このままじゃ日本の将来は暗闇だ。まずは景気をてこ入れして元気を取り戻さなければ。期待してないけど、管総理よろしく頼むよ。