沖縄の街角(旧名:北京の街角)

沖縄と天津でIT関係の会社を経営しながら、仕事を通して考えたことを発信する。

中国でのGHS対応の動き

2011-03-26 19:27:40 | 事業
中国の法制上は、今年の5月1日からGHS対応が完全実施となっている。
そのため、この商機をものにするため、GHS対応のMSDSやラベルが、簡単に作成できる
i.Bou-GHSというソフトウェアを開発し、SaaS対応も準備した。
しかし、この動きを気にしているのは、外資系企業ばかりであり、中国企業の反応は
まったく鈍い。中国系の塗料メーカーに、このソフトを売り込むためにアプローチしているが、
GHSの知識がない企業がほとんどで、特に「環境」には金を使いたくないというのが主流のようだ。
胡錦濤は「環境」を重要政策においているが、一般企業は、笛吹けど踊らず、という感じだ。
GHSの骨子をフォローする法律はできているが、その実施をサポートする法律がまだ完成していないのが、
理由のようだ。例えば、罰則規定など。
従い、中国でのGHSの実施は、2011年の末から2012年の前半頃にずれこむと思われる。
わが社では、早めにi.Bou-GHSを作成したので、需要さえあれば、いつでも販売できる状態になっている。
でも、まだしばらくは、じっと耐える時間が続きそうだ。
今年の末までは、他の開発案件で多忙なので、時間的余裕ができてかえって良いかもしれない。

この国難に立ち向かおう

2011-03-13 17:14:39 | コーヒータイム
中国でも珍しく今回は、NHKの報道を、そのまま流し続けました。
雲南省の地震情報は、ぜんぜん流さないのに、おかしなことです。

私は、ソニーのLocation Freeを使って、日本の報道を地震発生以来見続けております。
今回の超大地震と大津波による空前の大災害は、将に日本国民にとっての国難です。日本のテレビ報道で被災地の状況を見るたびに、私は深い悲しみに心が締め付けられます。
しかし、ただ悲しみにくれているだけでは何の役にもたちません。
今こそ日本国民が一致団結して、被災地の人々の人命救助、避難生活の援助、復興に向けた努力をするべきです。
この国難は、日本の政治、経済を混乱に落としいれ、そのため日本国民の生活も、今までのような平和と繁栄を謳歌するわけには行かなくなるでしょう。
今、我々に求められることは、日本国民としてしっかりと困難に立ち向かうことです。
私も、日本国民としてできることは、どんどんやっていこうと思います。それが間接的にでも、日本のためになれば幸甚です。
お互い日本の明るい未来のために頑張りましょう。

GHS形式のMSDS&ラベル作成パッケージソフト i.Bou-GHS

2011-03-04 20:36:18 | 事業
とうとう、GHS形式のMSDSとラベル作成パッケージソフトi.Bou-GHSが完成し、中国で販売を開始しました。

北京のIDCにサーバーをおいて、試用版もアップロードしたので、ご興味ある方は是非下記のURLにアクセスして、クライアント試用版をダウンロードして使ってみてください。
http://www.asia-concord.com/Japanese/BjTrade/i.Bou-GHS%20download.html


競争相手の無断使用を避けるため、インストールまでの手続きを、ちょっと複雑にしたけど、上記のURLからインストール説明書や取り扱い説明書を入手して、読んでいただければ、すぐわかります。
試用いただいたご感想などをお知らせいただければ、大変ハッピーです。

このソフトの操作画面は中国語なので、日本人の方には若干抵抗あるかもしれませんが、XP、VISTA,Window 7の日本語版パソコンで問題なく試用できます。


中国では2009年6月21日に2つの法律が発布されました。

GB13690-2009 化学品分類と危険性公示通則
GB15258-2009 化学品安全标签編写規定

これらの法律により、2011年5月1日実施で,GHSルールに対応したMSDSとラベルの作成表示が義務付けられています。

そんなわけで、何とか中国で販売できないかと思い、試行錯誤して頑張ってます。
このソフトを使ってくれそうな業界は、塗料、溶剤、添加剤などのメーカーや販売会社です。 日本の会社なら、これらの製品を中国に輸出しているメーカーや輸出業者にとっても便利なソフトです。なぜなら、日本語、英語だけでなく、中国語でもMSDSやラベルの作成が出来るからです。

皆さん口コミやブログで広めてください。
よろしくお願いします。