沖縄の街角(旧名:北京の街角)

沖縄と天津でIT関係の会社を経営しながら、仕事を通して考えたことを発信する。

中国版ウルトラマン

2009-01-11 13:55:01 | コーヒータイム
今日は北京の日曜日の朝。
何気なくテレビをつけたら、ちょっと懐かしい感じの番組をやっていました。
しばらくみていると、金甲戦士と言っています。
うん? これウルトラマンそっくりだ!
そう思ってネットを調べると、08年の9月から放送しているテレビ番組で、
放送当時、中国ネットでは、ウルトラマンのパクリだ、いやそうでないとの
一大論争が起こったそうです。下のURLはYouTubeに掲載された動画です。

http://www.youtube.com/watch?v=nGAOv_LHDoo

スタイルやストーリの流れは、確かにウルトラマンそっくりです。
なぜ、中国人はこの様なパクリを堂々とやるのか、私なりに考えてみました。
中国全体の問題として、モラルの欠如は大きいでしょう。
もっと大きいのは、発想の自由を妨げる、教育方法だと思います。
中国の教育は、戦後我々が受けた詰め込み教育より、もっと極端な、
暗記中心の教育だと聞いています。

しかし、パクリに関しては、日本人も偉そうな事は言えません。
明治維新以後、ずっと西洋の文化と科学技術を模倣改造して、
経済発展を成し遂げました。
日本は、模倣する相手が西洋だったため、東洋的な改造を入れる余地が
ありました。
でも日本を模倣している中国には、自分のアイデアを入れる余地も少ないです。

でも、このまま中国の発展が続いたら、今度は日本が中国を模倣する番に
なるかもしれません。ですから、日本の若者には、是非とも貪欲なくらいの
頑張りを期待します。彼らに、日本の将来がかかっているわけですから。

私の会社のシステム開発エンジニアは、全員中国の若者ですが、アルゴリズムの
部分では、素晴らしい発想をたまに見せます。

従い、私の企画力と彼らの発想力を合体させて、誰にも負けない素晴らしい
システムつくりが可能だと信じています。
今年中に新しい製品を開発するつもりです。乞う、ご期待!



最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (りさを。)
2009-01-11 23:25:28
韓国にも、「ん?どこかで見たような」というキャラクター商品やらお菓子やらが沢山ありますが、日本もその昔はそうだったんでしょうね。
それを上手く消化させたと言いますか、昇華させたと言いますか。
たしかに、日本も頑張らないと巨大なお隣の大国に先を越されたり、飲み込まれたりしそうな雰囲気になっちゃいますね。

ただ、たまに違う方面で(言い方は悪いですが犯罪系等)、素晴らしい(?)発想があったりするのですが、そういうものを他の方面に生かすことが出来れば、韓国ももっといろんな面で発展しそうだなぁと思う時があります。
返信する
Unknown (kuroto)
2009-01-12 10:04:36
りさをさん、韓国のお菓子などは、あれーポッキー、あれーカッパえびせん なんていうのをよくみかけますよね。 

中国人や韓国人の犯罪系の発想には、よくやるなというくらいユニークなものもありますね。

香港で有った本当の話ですが、ある香港人が深センで「チワワ」を安値で買いました。
ちょっと汚かったので、香港に持ち帰ってシャワーをかけてあげたら、毛が全部とれてしまい、あとには短毛雑種の子犬が残っているだけでした。
ご丁寧にも毛を一本一本糊でくっつけてたんですよ! どうですか、この根気には脱帽ですね。
返信する

コメントを投稿