蔵くら日記

人生最後の数年を田舎暮らしで。2004年4月、実現のための行動開始!それは思わぬ展開でスタート・・。今では安曇野三昧

大飯原発再稼働

2012年06月08日 | 2011東日本震災
大雨に打たれた後、敵のようにいっせいに開花した庭のナデシコ


2011.3.11の記憶が薄れてきていると感じる昨今。
マスメディアに頼った情報だけを、鵜のみにしていてはいけない。

仮設住宅での孤独死や自殺者は、報道以上の数字ではないかと想像する。

精神的にも肉体的にも健康被害はきっときついに違いない。

いま原発の再稼働だけが取り沙汰される。
これを容認すると、何が起こる?

推進派は勿論、企業や一般市民でも「そうかやっぱり節電には限界あるよな~」と疲れた国民はつぶやき、
この流れに沿い、ほかの再稼働容認に拍車がかかる・・の構図が出来上がる

「これだけ議論して(ホントはしていなくても)安全と言ってるのだから、大丈夫じゃない?」

大丈夫じゃないよ!
安全性に責任を持つって、じゃあ54基も造り続けた自民党のどなたが、昨年3月以降に責任宣言しましたかねえ。

稼働して、この先のウラン廃棄処理や廃炉処理にどれだけのリスクがあるのか?


先日知人からのお誘いで『内部被ばくを生き抜く』と題するドキュメンタリー映画を鑑賞した。

会場は白馬村の貞麟寺(ていりんじ)

4人の医師と医学者が語る経験談を史実や検証で映像化されており、副題は「広島ーチェルノブイリーイラクー福島」

自らが被爆者であり、世界で最も被爆者を診察した肥田舜太郎医師
チェルノブイリの医療支援を、長年関わってきた長野県諏訪中央病院の鎌田實医師
1966年から45年間、チェルノブイリから100キロ離れた州の子どもを見守るベラルーシから来たスモルニコワ・バレンチナ医師
「福島原発の事故で、広島原爆の20個分の放射線が撒き散らされた」と話す東大アイソトープ総合センター長、児玉龍彦氏

幼稚園経営者・佐々木氏と妻の、子どもを守る戦い・・・に頭が下がる。

我々は無知すぎる。内部被ばくは甲状腺がんを引き起こすだけではなく、福島だけに放射線が浮遊しているのでもない。

我々の世代はいい、こどもや孫その先に遺恨を残さないか!
うまく伝えられないので↓
<iframe width="420" height="315" src="http://www.youtube.com/embed/-8UM7Gn4dVY" frameborder="0" allowfullscreen>予告編動画</iframe>

上映スケジュール

自主上映を検討中の方に
映画を鑑賞して・・・を、ツイート

「知ること」と「正しく怖がること」の大切さ。
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2 コメント

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節電 (はぐれ雲)
2012-06-08 23:26:31
電力不足解消のために高校野球中継をやめてニュース報道だけにしたらかなり節電できる。とだれかが言ってました。ほかにも考えたら再稼働せずにすむ方法があると思うのですが・・。
15%不足はどれくらいのものかわかりませんが・・・。
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不足? (蔵くら)
2012-06-09 22:32:40
諸説を聴くと、そもそも不足なのか?の疑問もあります。再稼働のための口実の臭いもしますね。
今年はオリンピックもありますもんね。
一律にまずテレビの放映時間の短縮はどうでしょう。
恒久的に飲料やラーメン作ってくれる自動販売機の歯抜き撤去はいかがでしょうか?西日があたる場所で冷やしてます。多すぎますよね。
そうそうスマートフォンの充電。結構消費します。
これからは「不便から学ぶ」
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