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蔵くら日記

人生最後の数年を田舎暮らしで。2004年4月、実現のための行動開始!それは思わぬ展開でスタート・・。今では安曇野三昧

医(いや)す者として

2012年04月06日 | 安曇野とその周辺
どんより寒い日が続き、朝7時の外気温がまだ-1℃だったりする
こんな青空を待つ


佐久総合病院に保管されている記録フィルム


農村医療に尽力をつくした佐久総合病院の医師、故若槻俊一氏
地域医療の先覚者でした。

移住後まもない時期にその名前を聞いた。
彼と、携わった地域の情熱と苦労を描いたドキュメンタリー映画「医(いや)す者として」が近く公開される。

長野県は男性女性とも長寿ランク上位、一人当たりの医療費が安いのも上位だそうです。
かつて長野県は山また山の貧しい農業県。
里山歩きのなかで、つくづく思い知らされました。
腰をふたつに曲げたご婦人が、後手に組み山道をとぼとぼと畑に向かう姿を見かけます。
意識の有無に関わらず、いやがうえにも体を酷使して農作業に従事し鍛えられてきたはず。

元気に生きて、長患いせず死にたいと、だれもが思う願い。
その気持ちがピンピンコロリ(ピンコロ)の思想を生んだのでしょう。
死に方を選べないけど、楽しく仲良く生きることはその希望に近づくかもね。
この運動の発祥地も長野県下伊那郡高森町。

小さな声で本音をいえば、それほど長生きしたいとは思っていない。
ほどほどの年齢に旅先で野垂れ死に。Hello PPK!


余談
映画にもなった「阿弥陀堂たより」は、作家であり佐久総合病院医師の著作本です。
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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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南木佳士さん (wahei)
2012-04-29 02:10:16
お久しぶりです。
この記事に触発されて、南木佳士さんのエッセイ「こころのままに」を読みました。
そのなかに、佐久総合病院の若月先生についての印象を記した一文がありました。
病院内部からこそ見える、内側の顔もあったようですね、若月院長は。

こんどは阿弥陀堂便り、DVDを借りてこようかな。
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Unknown (蔵くら)
2012-04-30 16:05:35
waheiさんこんにちは。
実際に携わった人でないと分からないことがあるでしょうね。
誰でもが出来ないことを始めるエネルギーは、相当なものだったろうと想像します。

みなさんのご苦労の結果が、長野県内で一番信頼される病院に成長しました。






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