蔵くら日記

人生最後の数年を田舎暮らしで。2004年4月、実現のための行動開始!それは思わぬ展開でスタート・・。今では安曇野三昧

家づくり最終章

2005年09月16日 | モダン古民家建築記
9月16日モミジの参加で更新しました

2月28日の建前から数えて半年がたちました
残工事も完了し、狭い庭には少しずつ木や山野草や花が増えてきた
きつつきがコンコンコンコンと木をたたく音を二度聞きました
早速双眼鏡を手元の置くことに・・・・・
朝夕の気温は20度の日があり、すこしづつ秋の気配です

そろそろ暖房の準備をしておかなくては・・・・
思い切って薪ストーブを導入しました。夫の「男のロマン」に引きずられた感じ
ホンマに使いこなせるのか心配です。高いおもちゃにしないで
写真左:設置するかどうか決めかねていたので設置できるような準備だけしておいた
写真右:瓦を破って煙突工事が済んだ様子

機種はヨツールF3号  小さいのにしました


まずは薪小屋を作らねばなりません。材木の調達(これも再利用材)・カットと刻みと墨付けは
棟梁が、組み立ては私達がすることになりました
「小屋をつくることから始めれば、愛着も湧こうというもの」との棟梁の暖かい配慮に違いない

薪は設置してもらった「ウッドストーブ彩紋」さんに依頼しました
春には用意をしておくそうだが、今年はすでに丸太で乾燥済みの薪を確保していただきました
来年からは「柴刈十字軍」に参加して、薪を確保するつもりです


杉木立が邪魔で映りの悪かった衛星アンテナは、スッキリポールの高さを延長し、
(高さ8メートルくらい)衛星アンテナを一番上に設置して、こちらも無事解決 ホッ
しかし台風の時ブンブンと揺れないか心配
スッキリポールとは電灯・電話・TVアンテナの取り付けと回線を一本化してすっきりまとめたポールです
これも設置後の手直しで、大変!
集電波レベルを計るマシンでOKになりました。設置前に計測しておけばよかったのに・・・

スッキリボックス。これはスッキリポールと組み合わせた計器盤で電気の検針もここで
車のミラーで壊さなければよいが・・・・・



最後のトホホ工事は、私のチョンボの後始末でした
台所の作業台壁にコンセントを設置することが抜けていた
現在は支障がないが、将来の住人のことを考えると、今工事をしておくべきと判断しました
すっかり出来上がったキッチンパネルに穴を空け、床下から線を立ち上げて無事に追加工事が完了
とかく手直しは手間暇がかかります



写真左:ガーデンテーブルとベンチの塗装
「狭いながらも楽しい庭つくり」で紹介のテーブル天板に食器がよく映える黒色を、
カッコイイ足とベンチの座部にライトカーキー色を塗装しました


写真右:
さて残工事も手直しも済んで8月最終日のイベントは・・・・七輪で秋刀魚を焼く
いつか実行したいとかねがね思っていたが、マンション暮らしではままならず、ここ穂高で
やってみるかとホームセンターで思いつき購入
しかし秋刀魚にはまだ早いので、予行演習として大きめ一夜干し鰯と残り牛肉数枚と
あり合わせ野菜で準備しました。
結果は???
いやぁおいしいもんですね。油脂が適度に落ち、身が堅くなりすぎず、これは噂どおりです
子どもの頃風呂焚き経験のある夫が、上手にすばやく火起こしをして、
午後5時半には夕食を食べていました

こうして建築は終わりました
捨てられる古材の再生利用と、日本の木で建てる家はなんとか完成しました
これからはその暮らし方にも心がけて、自然をできるだけ壊さないよう知恵を働かそうと思います

「エコキュート」の採用で空気を汚さない、深夜電力で経済的に暮らす
自宅に「合併浄化槽」を設置して水質汚染を防ぐ



ストーブの薪はボランティア活動で獲得した材木や廃材をもらう
太陽光発電は松木立が多すぎて集電力不足だったのが残念(もし可能だとしても予算が・・・?)
ごみをださない工夫とうるさいごみ分別も嫌がらず、キチンとする
(指定ゴミ袋に地区名と個人名を記入する制度です)

などなど身近に出来ることからコツコツと・・・・

・・・・で朝日がいっぱい当たるこんな家になりました


隙間だらけのアプローチ付近に七変化という名のモミジを植えました
春先の芽吹き時の葉色の変化を指すそうです(HAMAフラワーの半額セールでラッキー)
?回目の結婚記念樹ということで・・・・
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