蔵くら日記

人生最後の数年を田舎暮らしで。2004年4月、実現のための行動開始!それは思わぬ展開でスタート・・。今では安曇野三昧

古民家解体現場をゆく

2005年11月15日 | モダン古民家建築記
11月8日午後
棟梁の好意で、小谷村中土の民家解体現場へ行く。標高700メートルくらいだろうか
我が家の梁も小谷村青鬼の民家からの移築再生である。
この家も築100年以上の民家で、もともとは茅葺屋根であった。何らかの事情で
トタンをかけたのである。



写真左:トタン屋根を外す        写真右:藁を落す

写真左:藁がそっくり無くなった   写真右:屋根部分の拡大。ここを再生利用する

秋真っ盛りの中、作業は進む(しかし午後から冷たい雨が・・・)



写真左:1時間かけて、強い水圧で煤を洗い流す  写真右:材木をブラシで洗うと光ってきた

解体前に、後で組み立てに必要な記号をつけてゆく
残念ながら現場は遠いので、その作業をみることは出来なかった

解体までに出た
竹はすべて保存し、今後の利用を待つ
その他の材木の一部は近所のお宅からの要請で謹呈、残りは防寒焚火と廃材に
トタン板は????
では、あの大量の藁はいずこへ? 
実は若棟梁の提案で、近くの栂池スキー場の花畑の肥料として再利用されることになった。
2トントラック満杯で21回往復したという。まるで藁畑である



ゴミにならずスキー場も経費節減になり、リサイクル上手となりました。
しかしそんな大量の藁が屋根に載っていた事に、改めて驚いた。木の家はすごい!
そしてこんなご苦労のおかげで、我等夫婦は日々快適に暮らしているのである。感謝

もうひとつ感謝
実はその家の庭に、すでに割ってある薪が残されていました
2トントラックにスリキリいっぱいの薪を頂き、(写真右)ごちそうさまでした。

60~70束くらいはあったようです。試しにストーブにくべたけどしっかり燃えました
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