goo blog サービス終了のお知らせ 

蔵くら日記

人生最後の数年を田舎暮らしで。2004年4月、実現のための行動開始!それは思わぬ展開でスタート・・。今では安曇野三昧

心残りは?

2013年02月11日 | 介助ときどき日誌
気がかりだった圧迫骨折の回復に目途がついてきた今日この頃
母の強い希望で、エンディングノート作成の手伝いをしている。

初めに立派なハードカバーの”Book仕様”のものを購入したが、使いにくいらしい。
結局「もしもノート」に買い替えた。


薄くて軽く、ノート仕様だからページを開いてもパタンと戻らない。

さて雑談しながらページを進めてゆこうとすると・・・・

・細かいことはパス。

・(些少ではあるが)財産管理は娘に任せた! と、これで終わり

・もしもの時のお知らせは誰々に? 
  密葬で家族だけで葬儀にしてほしい。遠くの親戚も不要

・前住居のお世話になった方々へは?  
  出てくる時にあなたが挨拶してくれたので不要。同年齢層の方へ知らせてもしようがない。

あっけらかんとしたものだ。

・つまるところ楽しかった思い出話と心残りは?  と聞くと

ポツリと
燃えるような恋愛がしたかった! お父さん一人だけではねぇ・・・・だとさ。

あらら~、母よ、あなたの時代では殆どの人が夫一人に仕えたと思うよ。

うっかり者の若い夫婦は、戦後の東京での混乱の中で親の土地や家作を失い、
疎開先で、着物や家財を泣く泣く米やイモなどの食料に交換していった辛さを、話す。

幸運にも夫を戦争で失なわなかったが、3月10日の東京大空襲は怖かった、と。
私は3月24日生まれ・・・・よくぞ産まれたと話す。

以前からこの話は聞いていたが、今は特別の感慨を持つ。
最近は若者が「産んでくれてありがとう」なんてキザな表現をするが、今は素直に同感できる。

文字訂正
子どもをうむは・・・産むでした。その他のうむは生むでよし。





コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする