暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

お月様

2024年05月20日 | 古民家
 月の寒さと暖かさに・・・どちら付かずで想いは変わり・・・
泣けるほどに冷たく差す光と・・・
纏いに包む・・・温もりある灯しとに分かれて差し込み・・・
雲を囲って見え隠れする月の顔が物珍しく・・・
妖艶でも・・・誇らしげでもあるように・・・
神秘の香りは・・・生きとし生けるものを照らしている・・・。

人の生涯で、変わる自然は無いと思い込み・・・
人が手を下し・・・壊してしまった景色はいくつも数え・・・
手が届くおこがましさに・・・幼稚な想いは一握りと単純に・・・
触れてはいけない伝承や逸話・・・語り継がれた言い伝えに偽りは無く・・・
先人の教えに敵う・・・言葉は無し・・・。

語りつくせない理屈や不可思議な出来事の理由づけに・・・
妖怪やお化け・・・幽霊の類が意味付けされたとして・・・
腑に落ちる科学の証明よりも・・・遥かにおもしろおかしく、夢物語を越える暮らしの本当が落ちて来て・・・
夜の太陽はどこにいて・・・昼のお月様はどの辺りで隠れているのか・・・
心臓の鼓動は何を叩き・・・血液の行く先はどこに流れ・・・
海や川の水はどうやって、どこに向かうのか・・・
無知な怖さも・・・知らない弱さも知ってしまった今・・・
知るを逆手に緩さを両手に・・・
風流な暮らしを取り戻しながらの時間をもてあそぶ・・・
愛でる余裕に体を預けて・・・短い春の風を感じる。

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