暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

目的

2018年08月25日 | 古民家

 家を建てる目的は・・・?

多くの方が住まいを求める理由は何でしょうか・・・?

一国一城の主になりたい・・・不動産物件として資産を持ちたい・・・・

子供に資産を残してあげたい・・・・趣味や好きな事が出来る住まいがほしい・・・・

いろんな理由があると思います・・・。

住宅ローンなどが無い時代・・・家を建てられる人は限られていました・・・。

会社から借金して・・・親から借りて・・・大工さんに月賦で返済して・・・

苦労して手に入れた住まいです・・・大切にするのが当たり前でした・・・。

移築や曳き屋などの仕事があったのには・・・・今ある家を大切に住んで・・・

いつまでも使い続ける・・・最後まで資源として大切にする考え方からです・・・。

家は皆の資産・・・大切な資源をたくさん使って・・・多くの職人さんが丁寧に造り上げた住まい・・・

今は、自分がそこに住まわせて頂いて・・・次に暮らすであろう、次の世代の方にしっかり受け渡す・・・

そんな目的で、家を建てる・・・そんな考え方もあると思いませんか・・・?(以前にも少しお話しました。)

環境も気候も違うので・・・高温多湿の日本では、長持ちする住まい造りの工夫には技術も必要ですし・・・

最初の費用が少し多くなるかもしれません・・・その価値を理解できないと現実的では無いと言われるかもしれません・・・

それでも・・・これからも増え続ける空き家・・・・これ以上空き家予備軍を作らない取り組み・・・

目先の景気対策に、住宅が使われてしまわないようにしたいものです・・・。(個人的見解です。)

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする