暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

灯り

2018年08月19日 | 古民家

 和室らしい灯りとは・・・部屋全体を明るくするような光では無く・・・

暖かく柔らかで・・・ぼんやりとした灯りだと思います・・・。

生活・・・その部分だけで言えば、LEDでも白熱球の灯りを再現した照明器具もあります・・・

消費電力もすばらしく少なくなっています・・・。

それでも・・・畳の床に・・・障子・襖・・・漆喰の壁・・・調度品などの陰影・・・

少し薄暗い雰囲気が、心落ち着く空間になっています・・・。

「侘び寂」は日本人の心と言います・・・。

その心が時代と共に変化してきて・・・おもてなし・・・いたわり・・・おくゆかしい・・・

そんな言葉が失われるのと同じように、「侘び寂」も失われていくのでしょうか・・・?

建物の照明プランは・・・暮らしの中では欠かせない大切な部分になってきました・・・。

照明器具を選ぶだけで無く・・・器具の配置・数・取付方法・・・

間接照明のように、天井・壁・床を照らしたり・・・埋め込んで取り付けたり・・・

広範囲ではなく一部だけ照らしたり・・・白・オレンジ・青・ピンク・・・色の種類もさまざまで・・・

外構の明かりと、室内の明かりのバランスを変えたり・・・

風変わり・・・個性・・・他とは違ったものに人は興味を示しますが・・・

末永く愛されるものは、定番・・・基本・・・シンプルなものだと思います・・・。

蝋燭や行灯の生活に戻る訳ではありませんが・・・

住まいの空間で、心落ち着くのに・・・自然素材は欠かせません・・・。

それを生かす灯りも、自然近いものが良いと思います・・・。

暗い所で本を読んだりすると目が悪くなる・・・根拠は無いようです・・・

生活に支障があるようではいけませんが・・・落ち着く空間造り大切にしたいと想います。

 

 

 

 

 

 

 

コメント (2)
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