暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

よろこび

2018年08月14日 | 古民家

 住まい造りを楽しむ・・・・単純ですが、以外に難しく・・・

すばらしいキレイなカタログがあって・・・

CGを使って、立体的な映像で、部屋の中を歩いている感覚で、解りやすくイメージしやすい説明で・・・

そんな、今時な住まい作りもあれば・・・

大工さんにお任せ・・・使う材料も、その時用意出来るもので・・・

出来高払いの建築費で・・・そんなあやふやで、完成が想像出来るような図面も無いような住まい造りがありました・・・。

今の住まい作りは、お施主様にやさしく、完成後の不満が出ないような仕組み作りになっています・・。

建物を、手軽に家電製品や車を選んで買うようでは・・・楽しい住まい造りとは言えないと思います・・・。

社寺仏閣のように、南で育った木は南側に・・・北で育った木は北側に使うなんて・・・

そんな手間は掛けられませんが・・・水に強い木・・・害虫に強い木・・・木目が美しい木・・・

木の見せ方の工夫で、和風にも洋風にも映える仕上げ方は出来ます・・・。

構造的に強くしなければならない場所は、金物だけに頼らなくても工夫された木組みで造れます・・・。

想像力豊かな設計事務所の方と、理解ある職人さんで造る伝統建築も増えてきました・・・。

伝統的な建物の造りそのままでは・・・使いづらい部分も多くあって・・・

水廻りなどは現代的な品物を使い・・・使う人に優しく、安心・安全が一番だと思います・・・。

造り上げる喜び・・・カタチになる達成感・・・人と人の関わり合い・・・さまざまなやり取り・・・

多くの人が関わりの中から生まれる住まいは・・・そこに関わる密度で・・・

その後の暮らし方も、濃く深いものになると思います・・・。

使われる木材がどこで育ったのか・・・?どんな加工がされたのか・・・?

左官壁の素材の産地は・・・?どんな職人さんが施工したのか・・・?

こだわりの住まい=高価な建物・・・ではありません・・・。

こだわり=楽しみ・・・そんな考え方で造る建築家さん・・職人さんと住まい造り・・・

してみたいと想いませんか?

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする