暮らしと古民家

折々の暮らしの中気が付く大切なこと

感じる

2018年08月20日 | 古民家

 暦の上ではもう秋・・・・

夏の夕暮れ・・・ヒグラシが鳴き始めると、物悲しく感じます・・・。

夕焼けが、夏とは少し違った顔を見せ始めると・・・心なしか・・・秋風を感じます・・・。

夏の虫から秋の虫へと移り変わり・・・夕方から夜に聞こえて来る虫の声・・・

初秋は「トノサマバッタ」・「マダラバッタ」・「ツチイナゴ」・・・など

晩秋は「ウマオイ」・「マツムシ」・・・などですが・・・

その声を聞けば・・・誰もが秋だね~と思うはずです・・・。

夏の太陽に焼かれたアスファルトに夕立・・・・・独特のにおいがします・・・。

懐かしく思う方もいると思いますが・・・アスファルトの道路がまだ未発達な時代を知っている方々は・・・・

土や草のむせる様なにおいを思い出されると思います・・・。

「草いきれ」と説明しても解りづらいですが・・・そんな感覚を経験した方も少ないかもしれません・・・。

戦争を知らない子供に、戦争の悲惨さを・・・その空しさを説明してもなかなか理解は出来ないように・・・

それは体で感じる事が出来ないから・・・その臨場感を体感できる物がないから・・・。

自然は多くのことを教えてくれて・・・子供の頃に影響された感覚はいつまでも残ります・・・。

四季の移ろいを感じられるのは音だけで無く・・・色やにおい・・・肌で感じる感覚など・・・

人工的な空間や物に囲まれれば、そんな感覚も育たなくなります・・・。

日々の生活から、感じると言う事の大切さを知る、暮らしが出来れば良いと想います。

 

 

 

 

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