ウツウツ記

毎日の生活で感じたことを書いています。

息子の大学入学⑦

2019-11-15 14:21:28 | 息子のこと
つらつらと思い出す事実を書いておりますが
いかがなものでしょうか。
まだまだ先は長いのですよ。
時には、今の私の日常も織り交ぜながら
ブログを進めていこうと思っております。
とりあえず、一段落するまでお付き合いお願いします。


我が家に連れ戻したのも束の間。
息子は再び、下宿先に籠城となりました。

皆さんならどうされるのでしょうか。

私も散々考えました。
でも、どこにも相談できなかった。
自分の仕事も忙しい時期(年末でしたから)で
体調も万全ではない中、考えました。
でも、答えはみつかりません。
結局、自分たちがこれかしらん、と思う方向へ進んでゆくしかありませんでした。

私は疲れていました。
裏切られて悲しくて、疲れて、怒りが湧いていました。
怒りの矛先は夫に向かいました。
彼の基本的な態度は今でも変わらないのですが
この時に初めて、もっと子供と関わってくれと叫びました。
私の考えやすることに反対することはありません。
だからと言って、積極的に自分で答えをだそうともしない。
それが、途方もなくイヤだったのです。
「今度はあなたが連れ戻してきてください」そう訴えました。

連れ戻すのか、そのまま籠城させるのか。
籠城させることも一つの選択肢だったと今なら、わかります。
とことん、自分で考えさせてみる。
困ってもいい。考えさせる。

私の欠点です。
それができなかった。
待つことが怖かったのです。
なので、どうしても家に連れて帰り
まずは、躓きの元を知りたかった。
そうして、まだ、こちらの思いが届くと信じていました。
裏切られたのにね。

夫は年末の忙しい中、迎えに行きました。
怒っていたと思います。
私が最初に行った時には、チェーンはかけていませんでしがので
合鍵ですんなりと部屋に入れましたが
息子もさるもの、今度はチェーンをかけていたそうです。
なので、夫は何度も何度も恥ずかしいほど窓から声をかけ
(1階でしたので)
数時間経って、ようやく部屋に入れたそうです。
なんたるツワモノ。

とにかく、再度、家には帰ってきました。

そこで、パチンコ玉の謎を聞きました。
やはり風俗は嘘。
初めから、バイト先の人に連れていかれたのはパチンコ屋だったのです。
そこでビギナーズラック。
そして、お決まりのコース。
パチンコに支配される生活になっていくことに
時間はかかりませんでした。

そうか。
やはりパチンコか。
これがギャンブルか。。。

私はギャンブルは一切しません。したことがありません。
パチンコ屋は勿論、馬券も買ったことがありませんし
何なら宝くじも買いません。
でも、私の祖父は二人ともギャンブル大好きだったそうです。
特に父方の祖父は大のギャンブル好き。
また、私の父も競馬とマージャンが大好きでした。
でも、程度をわきまえての楽しみとしてやっていたので
誰かが困るということはありませんでした。
競馬で当てると、友人たちと三島あたりまで豪華に鰻を食べに行ったり
私に服を買ってくれたり、という明るいものでした。
夫はどうなんでしょうか。
競馬はやりますが、これも微々たるもの。
パチンコはしない、と言っていいと思います。
ただ家系的にみると、息子は小さな頃からゲーム事が好きでした。
そして、強かったです。
家族でマージャンをしても、ポーカーフェイスで
いつも勝っていました。
逆にとても下手なのが娘。次いで私でした。
余談でしたね。

躓きの元がわかりました。
その時には、それがどれほど大変な事なのか、
全く想像もしていませんでした。
ゆっくりと時間をかけて話し合う。
そうすれば、道は見えてくる。
ただ、そう思っていました。
だから、どこへ相談するという考えもなく
その年は暮れてゆきました。

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