が植樹したものです。さらに1969年(昭和44年)富士見台団地の入居に合わせ市道(さくら通り)の両サイドに植えられた209本のソメイヨシノが見事な桜のトンネルを作っています。写真は歩道橋の上から国立駅方面を眺めた大学通りとさくら通りの桜です
町に移転した来たのが1926年(大正15年)の東京音楽学院(現国立音楽大学) と1927年(昭和2年)の東京商科大学(現一橋大学)です。上の3枚の写真は大学通りを通学する商大生。三角屋根のJR国立駅舎とロータリー付近です。
100万坪の雑木林だった「大学町」地区(国立地区)の分譲地が昭和27年(1952年)に東京都の文教地区に指定されました。昭和30年代(1955年~)からの高度成長期を迎えると昭和40年代に富士見台団地ができて人口が増え国立の町は大きな成長と変化を遂げて来たわけです。 上過ぎて枯れかかっていたり枯れて伐採されたものもありますが、ご覧のように市、NPO団体(桜守)等による植樹や樹勢回復の処置が行われ毎年見事な花を咲かせ市民の目と心を楽しませてくれています。先週都内 の友人が所用で国立に来た際に大学通りと一橋大学の構内を散策しました。構内の桜も満開です。雑木林の中にレンガ色のカラーで統一された校舎とロマネスク様式の古い校舎を見て落ち着いた雰囲気が気持ちが和らぐと話していました。 災に見舞われた今年は華やいだ雰囲気にはなれません。しかし、桜は日本人に美しさと強い生命力で愛されてきました。日本人の心を投影した桜は各地で守られ次世代に受け継がれ、被災地の方々に復興に向けた力を与えます(大学通り、国立駅付近の古い写真は(財)くにたち郷土文化館の資料よります) 写真はクリックすると拡大します
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