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今年最後のブログです

2010-12-29 14:19:21 | 日記・エッセイ・コラム

28日は秋葉原にある会社の会議に出るために出かけました。5時半から納会のため3時半で終了。会議後は特に用事もないので師走の雰囲気を求めて上野アメ横へ。輸入雑貨品、中古カメラ店を覗いてお正月用品を売る店をひやかし気分でそぞろ歩き。雑踏の中でおじさんのだみ声を聞くのもいいもです。Imgp5646_3 毎年聞いているのでアメ横の来ないと正月気分にならない性分です。 なにせ子どもころから来ていますから。 銀紙に包まれたハーシーのチョコレートの匂いとその味は原体験として忘れられません。今は安くて簡単に買えます。自転車の遠出の友に1枚購入。

夕方になったので御徒町駅の吉池の裏通りにある中華店「珍満」へ。とても古い店で湯麺Imgp6562 Imgp5416 (タンメン)を生まれて初めて食べたのがこの店です。湯麺(580円)が看板メニューです。年末に来たらアメ横と珍満は外せません。食後は甘味店「みつばち」の小倉アイスクリーム。銀のお皿に乗ったつぶ餡入り小倉アイスがなつかしい味がします。上野広小路から湯島天神方面に向かう春日通り沿いにある小さな店です。Imgp6556_2 近くに9月に移転した大学の山岳部ご用達登山用リックサックの老舗「片桐」。 完全手づくりの実用本位のリックで店主のおばあさんが手動ミシンで手縫い。移転することは聞いていましたがここの店主のおばあさんと雑談をするのが楽しみだったのでさびしい気がします。移転先は文京区の小石川植物園の近くなので植物園に行ったときに寄ってみようと思います。

食後の散歩に湯島天神にお参りして母校湯島小学校からお茶の水駅まで歩いて中央線で夜8時30分に帰宅しました。今年もあと3日。家族全員病気せず年越しができることをありがたいと思います。Imgp1187 Imgp1196 Photo_2 今年のブログはこれが最後です。1年間お付き合いして頂きありがとうございました。皆様も良い年をお迎えください。来年もよろしくお願い申し上げます。新年は箱根神社へ初詣に出かけます(写真はクリックすると拡大します)


古いフイルム写真

2010-12-24 11:56:53 | カメラと写真

京都・奈良の神社巡りと仏像鑑賞が趣味の友人Tさんと古いフィルム写真の保管、活用法について話し合っていた時に「断捨離」という言葉を初めて耳にしました。年末の時期に合わせたモノの整理。片づけのハウツウかと思って聞いていたらすこし違うようでした。後で知ったのですがNHKテレビ「クローズアップ現代」に取り上げられ、提唱者である主婦の出版物とセミナーに人気があるようです。

「断捨離(だんしゃり)」とはヨガの「断業」、「捨行」、「離行」という考え方を応用、単なる整理術ではなく身の回りをすっきりすることで自分のモノに対する価値観を変え生き方を変えることを意図していると言います。家内に知っているか聞いてみるとテレビで知っている返事しかし、家内はとにかく捨て無いタイプ。自分の若い頃の衣類は箪笥に仕舞い込んだまま。化粧箱、贈答品もしかり。

Img_0052 古いフィルム写真があったら出してくれと頼むとモノクロの子どものプリント写真と本人が趣味だった登山、スキーのモノクロ写真を出してきた。両方合わせると数100枚。結構な枚数である。子どもの写真は35年~40年前でほとんど私が撮った写真だが手にとって見ると記憶がよみがえる。衣服の色、近所の子どもたちの顔と名前、声、遊んだ場所、自宅と付近の様子、街の匂いと音。モノクロ写真は忘れた記憶を呼び起こします。

Img_0008 Img_0006 Img_0010_4 上の2枚の写真は50年前の上高地の大正池と穂高連峰。もう一枚は遠くに見える槍ケ岳です。下の2枚の写真は涸沢の雪渓を休憩する男性たちを残してリックを背負って一人で登る小さな後姿の女性が家内です。本人いわく下を見て歩く時間が多くて山の風景をを見る余裕がなかったとか。Img_0003_3 Img_0020_2

デジタルカメラ全盛の現在、家庭のフィルム写真はどうなっているのでしょうか。箪笥や押入れに眠ってまま、忘れられた存在。既に捨ててしまった写真もあります。私のフィルム写真ストックは本棚を写真アルバム保管庫として使用。さらに押入れ収納棚(34×74×23㎝)2つに保管状態。保管スペースを取っています。人に見せることも自分で見ることもない。しかし、古い写真は捨てられない。

先日、カメラメーカー出身の経営者から古いフィルム写真の「アルバム作成ソフト」を頂いた。長期安心保管、褪色補正機能、簡便な操作性が特徴。Tさんと相談して試作してみることにしました。古い写真を残し、活用することにどれほどの意義、必要性があるのだろうか。地域や家庭に埋もれている写真を見つけ出し見たり見せることで楽しいワクワクすることができないだろうか。断捨離の考え方と古い写真。皆様はどうお考えでしょうか(写真はクリックすると拡大します)


大学の花梨と柿

2010-12-19 22:51:43 | 樹木

国立の大学通りの銀杏にクリスマスのイルミネーションが灯りました。木々の葉の落ちた構内を散歩すると思いがけない発見に出会います。Imgp1141_2 場所は東校舎の空手道場の前。カリンと柿の木は同じ場所にあるのですが実が他の木の葉に隠れて見えにくいのと意識して見上げないとわからないくらい高いからです。いつ誰が植えたか知りませんがもしかすると自生していたのかもしれません。大学の土地は谷保村の「ヤマ」と言われていた赤松や黒松の大木が混じる見渡す限りの雑木林だった地域ですから。

Imgp0937_2 Imgp0940_4  カリンは注意して見るとまだ5~6個はあるようです。梨に似ていますが黄色が強く形が不揃いで大きい。堅くて生食にはできませんが砂糖漬けしたり果実酒の材料になります。我が家でも3年前に漬けた長野県産カリン酒があります。風邪・のどに良いので冬はカリン酒の出番です。

Imgp0910 Imgp0914 Imgp0988 Imgp0979 柿の実は葉がほとんで落ちて実だけです。小ぶりの実をたくさんつけています。店では見かけないような柿です。食べられるかどうかわかりません。鳥が食べた様子がないので渋柿かもしれません。名前もわかりません。大学の構内にこのような柿とカリンが同じ場所に共生していることが不思議です。どちらも高すぎるせいか採る人はいません。

Imgp0993 Imgp1011 ついでにレンガ造りの重厚な校舎(旧専門部)の裏側の雑木林の中にある一本のモミジの木を見に行きました。春夏は雑草が生い繁り入って行けない場所ですが真っ赤に紅葉しています。初冬の残り紅葉というのでしょうか。あたりは銀杏の実の匂いが漂い、絨毯を敷いたようにあたり一面に落ちています。だれも拾う人はいません。Imgp1016_5 校舎の周りを1周して戻る途中で見かけたモミジと葉の落ちた大きな銀杏の木を レンガの校舎をバックに撮ってみました。淡い色の水彩画のような感じもしますがますが。どうでしょうか。

Imgp1028_3 Imgp1023_3 一橋大学は1923年(大正12年)の関東大震災で千代田区神田一ツ橋にあった校舎が倒壊したため国立に移転してきました。駅から東側の赤松林に大学の専門部(1929年、昭和4年建設)、西側に本館(昭和5年)と兼松講堂(昭和2年)、図書館(昭和5年)が建設。建物はレンガづくりのロマネスク様式の重厚でクラシックな感じのもので今もまわりの緑と良き対照をなし移転当時の面影を偲ばせています。写真はカリンを見た日の旧専門部の校舎のモミジと銀杏です。写真はクリックすると拡大します)


大学のメタセコイア

2010-12-12 22:39:54 | 樹木

Imgp0780_4 Imgp0759_2 一橋大学が関東大震災後の1930年(昭和5年)に東京神田一ツ橋から国立に移転した時に建てら れたレンガ造りのロマネスク建築の校舎(旧専門部 国の文化財指定)の前に小さな4つの池に囲まれた公園風の広場があります。 その真ん中に樹形の美しい樹高20~30mがあるかと思うほどの2本の高木があります。スギ科の落葉針葉樹「メタセコイア」です。これだけ大きいのは日本では珍しいのではないでしょうか。たぶん校舎落成の記念樹として植えられてのではなかろうかと推察します。

Imgp0791_3 Imgp0690   広辞苑によるとメタセコイアはスギ科メタセコイア属の植物。落葉針葉樹。日本を含む北半球各地で中世代から中新生の化石として知られていたが、1945年中国四川省(現、湖北省)で現生種アケボノスギを発見された。日本にも1949年に伝えられ植えられた。日本でも数種が化石として発見され「生きた化石」の一つとされている。生育が早く各地で栽培とあります。 ヒマラヤスギは樹形が似ていますがマツ科の常緑樹です。

Imgp0710 Imgp0726 Imgp0731 Imgp0741 Imgp0740_2 10日ほど前の雨上がりの日に通りかかった時、真っ青な空にメタセコイアの円錐形で美しい樹形の紅葉がとてもきれいで思わずしばらく立ち止って観賞。Imgp0665 Imgp0742_3 Imgp0750_3 太い木の根元の幹にツタを這わせて貼りついた名も知らない小さな 植物の紅葉、広場の中から見上げていると頭に落葉がはらはらと落ちて来ます。公園には大きな石がいくつもあります。 風に飛ばされて湿った大きな石に上や横に貼りついたメタセコイア、モミジ、スギ、イチョウの落葉が雨上がりの陽を受けて輝いていました。

今日はメタセコイアの葉も落ちて小さな広場の秋が終わり冬の様相に変わっています。Imgp5203_2 Imgp5206 (写真をクリックすると拡大します


晩秋のサイクリング

2010-12-07 15:38:11 | 自転車・サイクリング

11月29日晩秋の1日。埼玉県朝霞市に住む旧友Sさんと浅草寺に次ぐ都内第2の古刹、天台宗別格本山深大寺(調布市)にサイクリング。。Sさんはご夫婦でサイクリングを楽しんでいます。与野にあるプールに週2回行くときも自転車です。70Km~100Km近くある森林公園や葛西方面にも行って来たそうです。先日会ったときに約束をしたサイクリングを実行。Imgp0521 Sさんは朝霞台の自宅を9時に出て私の住む国立で11時に待ち合わせ。さほどの疲れた様子もなく時間より前に待ち合わせ場所の一橋大学に到着。おおよそ30Km弱でした。

早速国立と府中の市境の狭い道路を抜けて広い東八道路の歩道を一路多摩霊園、府中の自動車運転免許試験場まで一直線。1時間弱で武蔵野公園に到着。持参のコーヒーで小休止。Imgp0606 Imgp0607 公園内を横切って野川に出てからの土手沿いの道は公園と雑木林に囲まれたお気に入りのサイクリングコースです。ジョギング、散歩、釣り、読書する人を見ながらサイクリングは気持ちがはればれとします。ススキの繁る川にはサギ、鴨がいます。Imgp0522_2 Imgp0576_2

昼食は知る人ぞ知る蕎麦屋「地球屋(三鷹市大沢6-2-19 電話0422-39-3839)」に到着。Imgp0530_4 Imgp0525_5 Imgp0524_6 売り切り御免のため11時30分開店後2時前後で閉店。 目立たない場所にあるこじんまりとした木造平屋の1軒家で日曜日は入れないこともあります。

さらに野川沿いの道をしばらう行ってから別れて深大寺へ。参道入り口にあるゲゲゲの店は定休日ですが店の前で写真を撮っています。Imgp0542 Imgp0546_4 Imgp0536_4 しばらくお茶を飲みながら休憩。すぐ近くにはバラで有名な神代植物公園や深大寺温泉がありますが晩秋は陽が落ちるのが早いので次回のお楽しみにして帰路につきました。Imgp0618_2Imgp0625_4 Sさんの走行距離55Km、4時半帰宅。私は29Km、5時帰宅でした。古希が近いSさんの体力、脚力に元気づけられた晩秋のサイクリングでした。(写真はクリックする拡大します)。