勤め先が神田神保町1丁目。白山通りの明大側にあるので昼食後に近所をぶらぶらするのが日課になっています。今も残る猿楽町(さるがくちょう)の地名は江戸時代のこのあたりは武家屋敷が建ち並び能楽が盛んなことから名づけられた地名であることを区の案内板で知りました。
古書店が建ち並ぶ靖国通りと平行に走るさくら通りとすずらん通りを歩いて見まし た。 スタートは専大通りとさくら通りがぶつかる交差点の角にある「うなぎの今荘」。うなぎ定食2300円。入ったことがないので様子はわかりませんが三階部分が変形した感じを受ける木造三階建ての建物がビル街の角にひつそりとあります。
専大通りを渡って桜通りに入り、三省堂書店のあるすずらん通りまで歩きます。すぐに50年以上の老舗甘味喫茶「大丸焼き茶房」があります。店先で焼かれているカステラ饅頭は今川焼きに近く、スキンパックしているので日持ちが良いのが特徴です。何度かお土産用に買ったことがありありますが甘党にはお勧めの店です。
路地裏の飲食店は会社員、学生で賑わっていますが、飲み屋街とは違った落ち着いた雰囲気です。時代を感じさせる煉瓦とツタの絡んだ古色蒼然とした喫茶店があります。老舗コーヒーと洋酒の店「さぼうる」とコーヒーと世界のビール「ミロンガ」です。現在はどうかわかりませ んが作家や教育関係者、学生に親しまれた店だと思います。探し求めた本が見つかりここでゆっくりとページをめくる憩いの場所だったのでしょう。この街では本と喫茶店(今風の言葉ではカフエ)は兄弟のようなものです。看板のコーヒの字は漢字です
小宮山書店は特売中で賑わっています。寄ってみようと思っていたら雨がぽつりぽつりと来たのでここまでとします(写真はクリックする拡大します)。写真は夏の7月に撮ったもので季節外れになってしまいましたことをご容赦願います。
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