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クラシックコンサート

2012-05-09 17:34:32 | 音楽

5月5日晴。一橋大学兼松講堂レジデントオーケストラ「国立シンフォニカー」の第4 回定期演奏会に出かけました。Imgp6381_3 Imgp6385 演奏曲目は‘’ヨーロッパ名曲の旅Ⅱ‘’チェコボヘミヤの旅。◆スメタナの交響詩「わが祖国」よりモルダウ◆ドヴォルザークのチェロ協奏曲◆交響曲第9番新世界よりの3曲です。指揮者は1944年生まれ。一橋大学商学部卒業の宮城敬雄(みやぎゆき)氏。Imgp6407 50歳からImgp6394 指揮の勉強を初めて2000年スロバキア・フィルを指揮してヨーロッパデビュ。約1000席はほぼ満員。我々3人はS席(指定席4000円)で鑑賞。午後3時から20分の休憩を挟んで5時半に終演しました。

Imgp6405 会場の兼松講堂(国登録有形文化財)は(株)兼松商店(現兼松株式会社)の創業者兼松房治朗翁(銅像写真)の遺訓により寄贈された建物です。伊東忠太の設計により1927年(昭和2年)8月に創建されたロマネスク様式。ロマネスクは文学の世界ではロマン、物語Imgp6418 Imgp6413 の意味で使われていて、11世紀から12世紀に作られたキリストの教会や修道院がローマ風建築だったことに由来しています。正面出入口の半円形アーチで構成されているところに特徴があります。また、丸みを帯びた柱に魔よけかどうかよく分かりませんが怪獣のような彫刻がされています。

ドヴォルザークを演奏会で聞いたのは初めてです。クラシックは最近は足が遠くなImgp6402 Imgp6400_2 りましたが娘と都内で行われたベートベン、モーツアルトの演奏会に行ったことが懐かしく思いだされます。サプライズ演奏(チェロの独奏)とアンコール。時間はアッと行く間に過ぎてしまいました。写真は2階のロビーの柱の怪獣の彫刻です。

コンサートの後は駅近くのイタリア料理店「文流」で夕食。3人は会社の元同僚で今回のチケットを手配してくれた最年長のMさんは一橋大学のOBです。短歌が趣Imgp6434 Imgp6266 味で句会の様子、作品を批評し合う様子を聞くと短歌は自分をさらけ出す覚悟、心構えが必要だと思いました。もう一人のSさんは全国の町や村の活性化を構想する仕事で現地調査に行きます。半分仕事半分観光Imgp6372 を兼ねたような仕事ぶりが楽しくもあり羨ましい気がします。長野県飯田線沿線の遠山郷「下栗の里」は日本のチロルと言われていて急峻な山々に囲まれた集落の風景は素晴らしいとお二人の推奨の場所です。2時間ほどで過ごして次回は秋の演奏会でまたお会いでいることを願って国立駅で散会しました。写真は大学構内(東キャンパス)の池で見かけた鴨と小さな花です(写真はクリックする拡大します)