「風の散歩道」は1000件を超す道路愛称名の応募作品の中から選ばれました。玉川上水のせせらぎと樹々をわたる「風」、心の「散歩道」から着想されました。JR中央線三鷹駅南口商店街の入り口から玉川上水沿いに井の頭恩賜公園までの500mの道です。井の頭公園の喫茶店で一息入れてJR吉祥寺駅に出るのが私の散歩道です。周辺はとても閑静な住宅地で三鷹ゆかりの文学者太宰治の住居跡、山本有三記念館や宮崎駿監督アニメの三鷹の森ジブリ美術館などがあります。公開中の映画「崖の上のポニョ」をおしまいまで観賞した孫娘(3歳3ヵ月)とはじめてジブリ美術館を訪れるのが楽しみです。(写真をクリックすると拡大します)
8月23日処暑(しょしょ)です。暑さが止み、新涼が間近い日と言われています。ここ数日前から急に涼しくなり処暑を感じます。近所の蝉の鳴き声も弱くなり路上でも見かけました。 つくつく法師(寒蝉)の鳴き声が聞こえて来ると夏の終わりも間近です。
プールで泳いだあとの帰り道の団地の蝉時雨。小道沿いの地面にたくさんの穴と樹木に蝉の幼虫の抜け殻を目にしました。抜け殻をよく見るとちょっとこわい形相をしています。大通りの桜並木の木のアブラセミ(油蝉)は数枚の接写写真を撮らせてくれました。大学の構内に大きなクヌギの木があります。その根元近くの樹液を吸いにカブトムシ(兜虫)やカナブン(金?)、蜂、蝶たちが来ます。去年はオスのカブトムシが来ましたが今年はメスだけです。近所の子供がオスは持っているからと言ってメスを1匹捕って帰りました。樹液は1週間から10日ぐらい染み出しますが今は出ていません。今日の東京は雨、北京は晴れ、夏の北京オリンピックの最終日です。選手のみなさん感動をありがとう(写真をクリックすると拡大します)
百日紅は、幹の皮が滑らかなので猿もすべるの意でサルスベリと言われています。夏の花で庭、公園、街路などでよく見かけます。大学は夏休みでひっそりとしています。昭和初期に建てられた校舎の前庭に咲いています。普段は気にすることもなく通り過ぎてしまいますが、この時期には、あっ! また今年も咲いているなぁ・・・としばし立ち止まって眺め1年振りの再会です。春の桜のような賑やかさ、華やかさはありませんが夏と1年の時間を感じさせてくれる花です。(写真をクリックすると拡大します)
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何から書いて良いのか迷いましたが、木槿の花にしました。駅前広場から真っ直ぐ延びた大通り(通称大学通り)の緑地帯に咲いています。27年前に都区内から国立市(くにたちし)に引っ越してきた時に初めて見た純白の脱脂綿のような花が印象的でした。花の名前は作家の山口瞳のエッセー男性自身シリーズ17の「木槿の花」を読んで知りました。木槿の花(一)から(八)の章で昭和57年8月22日に台湾で旅客機が墜落して遭難死した向田邦子のことが書かれています。毎年夏に咲く純白のこの花を見ると愛読した本やテレビドラマを思い出します。(写真をクリックすると拡大します)