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梅雨の休日

2014-06-06 16:06:57 | 日記・エッセイ・コラム

30度を超える真夏のような蒸し暑さが続いた陽気が6月4日から梅雨入りの雨。Imgp9219
木々の緑が目に沁み、紫陽花が雨に映えています。5月20日に全国土壌改良資材協議会の創立30周年記念式典の行事が終わり3日午後から骨休めの休日を自宅で「福島と原発・放射能との闘い+1000日の記憶(福島民報社編集局)を読みながら過ごしています。写真の自宅の黒電話はまだ現役です。


3日の午後3時JR根岸線桜木町駅で旧友Sさんと待ち合わせ。記念式典で講演をImgp9199
依頼した植物生態学者宮脇昭氏を通じて知り合うきっかけになった指揮者の村中大祐氏から主宰するオーケストラ・アフィアの第4回演奏会の招待状を頂いたので横浜の神奈川県立音楽堂に出かけました。演奏曲の一つのベートベンの交響曲第3番(英雄)は好きな曲の一つです。前から10番目ぐらいの席から指揮者、演奏者の指の動き、動作表情と音が重なり合ってとても臨場感のある演奏が聞けて良かった。

Sさんは歌舞伎、能が趣味の方で夜7時からの演奏会までの時間利用して演奏会Imgp9215
Imgp9216場の近くある横浜能楽堂本舞台を見学しました。本舞台は明治8年東京・上根岸の旧加賀藩主・前田斉泰の隠居所の一角に建てられたものです。大正8年に東京・染井の松平頼寿邸に移築されました。桜の染井吉野は染井の植木屋が売り出されたからついた名称と言われています。今もある千代田区神田猿楽町と言う地名は、猿楽(さるがく)が盛んだった名残の地名だと思います。猿楽が能楽に変わったのは明治以降のことです。

Sさんから、流派、演目構成、舞台の謡、囃子の位置、目付柱が舞う人が自分の位置を知るための柱だということなど話してくれました。生でそのよさや魅力を感じるために若い女性が鑑賞に来ているそうです。

5日午後小雨。立川で用事を済ませてから、林業と若者に興味があったのでシネコンで映観賞。題名は「WOOD JOB !神去なあなあ日常」。監督・脚本矢Imgp9222
Imgp9223史靖、原作三浦しをん。都会育ちの落ちこぼれ少年が林業の現場体験を通じて成長、就林するまでを林業で成り立つ村人の暮らしと森の神を崇める大祭りを軸にした映画です。林業の作業現場と伝える技術、伐採の映像は三重県の山中のロケーション地と行政、企業、地元の様々な人の協力、支援があってあまり知ることのない林業の現場の映像は新鮮。村人と少年の交流はコミカルであり感動する場面もあり結構楽しめました。若い人が林業を知るひとつの機会として見てもらいたい映画だと思います(写真はクリックすると拡大します)