3日目の天気も快晴。午前6時に起きて朝風呂に入り洗顔も済ませます。湯冷めするので外には行かずベランダから眺めます。7時から2階のダイニングルームで朝 食。名物の豚汁を頂く(おかわりをするぐらい美味しい)。外の景色を眺めながらのんびりとした朝食を済ませると、家内は売店にお土産を買いに(ジャム、コーヒ豆、お菓子、ワインなど)。写真は携帯電話、デジカメ、パソコン・・・電子機器オンチの家内が撮った田代池です。
ビジターセンターに寄ってから近くのカラマツ林に囲まれた小梨平キャンプ場へ。ここは 河童橋の近くにありながらいつも人の少ない穴場的な場所です。ここから仰ぎ見る高低差1500mの山容は圧倒的な迫力です。いつまで眺めていたくなる場所です。キャンプ場には手ぶらで来てもキャンプができます。食堂、売店、貸しテント、お風呂、炊事場なんでもそろっています。数張りのテントの中の 一人用のテントに若い女性キャンパーがいました。この場所が好きで30年以上訪れているご高齢の東京の大田区池上のTさんご夫婦と知り合いなりました。また、2週間以上一人でテント生活をしていた大阪の元気なシニア小川一歩さんは今年は来 たのだろうか。Tさんの奥さんから電話でご主人が足を痛めて今年は断念したことを帰宅後に知りました。
川に入りカメラを水に近づけたり水中に入れて写真を撮っているカメラマンがいます。何を撮っている でしょうか。、時間をかけていました。三脚を立てて山の雲の動きを待ちかまえている人たち、その脇で絵描きさんが描きかけのキャンパスを置いて小休止。バスで到着した観光客が集まってきます。午後2時ぐらいにかけて上高地がもっとの賑やかになる時間です。小梨平らの散策から戻り ホテルの喫茶ルームで休憩(洋ナシのケーキとコーヒー)。売店の前のベンチに座ってしばらく行きすぎる人をぼんやりと眺めているのが楽しいと家内は言います。秋の上高地は幼児から小・中学生の姿はほとんんで見かけません。あるのは自然だけです。
上高地バスセンターからバスに乗り松本電鉄で松本駅へ。松本駅の女性のアナウンスが駅名を知らせる「マァツーモトー」の独特のイントネーションがなんとも言えない懐かしい響きがあります。このの声を聞くと松本に来たて気分になります。松本名物のそば食べようと駅に隣接した信州そばの店に寄りました。蕎麦打ちが外から窓越しに見えます。蕎麦 は細切りで冷水に良くしまり、、コシがあってり美味しいのですが、新そばの香りがしないのが残念でした。帰りの「あずさ28号」が待っています。今年の4月27日が開山式、11月15日が閉山式。12日が五千尺ホテルの営業最終日。上高地は登山家しか入れない冬を迎えます(写真はクリックすると拡大します)