クニアキンの日記

日々、興味を持ったことなどを調べたりして書いていきます。
旧日記の復元については7月13日の日記をご覧ください。

2月21日のポツンと一軒家

2021-02-24 19:05:16 | Virtual 旅行
2月21日のポツンと一軒家は、鹿児島県姶良市上名で農地と山林を管理し、永年にわたり地域の自治会長を務め、生活道路の維持活動もしておられる溝口喜右衛門さん宅(地図A地点)の紹介です。
当初は、地図B地点を目指して進みましたが・・・


最初の映像は、姶良市北山の県道446号線、梅北神社付近(C地点)です。
 

D地点で集落が見えてきます。
 

北山いちごの家(E地点)の創業者、藤高忍さんに道を聞きます。
 

一旦南下して回った方が良さそうだというので、先導していただいて県道を戻ります。さきほど北上したD地点を南下。
 

F地点(Street View は 2013年撮影のため、その後、左側の木が伐採されたのでは?)の少し先で、桜島が遠望できます。
 
カシミールでの展望図と比べてみました。
 

その先で県道391号線に合流してそのまま進みます。
岩窟?のある岩の切り通し(G地点)を過ぎてどんどん下り、
 

H地点で集落が木々の間から見えてきます。
 

集落に入り、I地点(Street View は道路拡幅前のようです)で車を停めて、藤高さんの知り合いの山元格さんに聞きます。
 
B地点は空家だが、A地点の溝口さん宅が一軒家と聞き、山元さんに藤高さんの車に同乗願って改めて探索に向かいます。

県道40号線に出て北東に向かい、J地点で山田川を渡り、
 

その少し先のK地点で左折し、山田川左岸を北上していきます。
 

L地点を過ぎて
 

M地点で右に曲がります。
 

細くなった道を進みます(N地点)
 

狭い曲がりくねった道をO地点、
 

P地点、
 

Q地点、
 

と過ぎると、開けたところ(R地点)に出ます
 

S地点で左に分かれて下ってA地点に至ります。
 

残念ながら溝口さんはお留守のようでした。
そこで、当初目指していたB地点に行ってみることにします。
北上してきた道に戻って進み、T地点で手掘りのトンネルを通ります。
 

さらに進んでU地点で左の道を歩いて下って行き、B地点の家を確認しました。
 

後日改めて溝口さん宅を訪問します。
思いもよらぬ雪景色になりました(V地点)。
 
  

雪のないところもあります。(W地点)
 

再びI地点で藤高さん、山元さんと合流して、A地点の溝口さん宅に向かいます。
途中、雪の深いところもあります。木登瀬トンネル 南口のX地点付近です。このあたりは2006年に木登瀬トンネルを含めた道路改修があり、Street View は現状になっていますが、地形図は古いままのようです。
 

Y地点も雪深く、先が心配です。
 

でもM地点で右に曲がった細い道は雪は少なかった。


雪深いS地点で分岐してA地点の溝口さん宅に向かいます。

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星図を描く

2021-02-21 17:20:55 | 天文
友人が天体写真に凝り始めて星野写真を送って来るので、星列の同定とか楽しんだりしています。滝星図 8.5 等 ではちょっと物足りなくなってきたので、自分で星表データをダウンロードして Excel で描いてみようと思いました。

随分昔に、一度やったことはあるのですが、詳細は忘却のかなたで、そもそもデータも更新されているでしょうから、新たに最初から試みることにしました。手順を備忘のために記録しておくことにしました。

ヒッパルコス星表というのが一般的なようなので、まず
に記されたリンク先から赤経、赤緯範囲を指定して必要部分のみダウンロードしようとしましたが、範囲の指定がうまくできなかったので、結局、ftp で張られていた全データへのリンク先から FFFTP を使って gz ファイルをダウンロードし、7ZIP で解凍しました。

Excelで読込み、該当の赤経、赤緯範囲を切り出し、赤緯は軸の向きを逆にして描きました。3等星以上を色を変えないと星座の形が見えてきません。

描いた図で、σ Ori 付近の星列を写真と見比べてみたのですが、ちょっと力不足のようなので、Tycho-2 catalogue を試みることにしました。

Tycho-2 catalogue data files からダウンロードでき、データのフォーマットもThe Tycho-2 Catalog Format  から分かるのですが、表が、GSC region number に従って配列されているというので、見たい部分の region number を知る必要があります。そのため、The Guide Star Catalog. III. Production, database organisation, and population statistics. - NASA/ADS で pdf ファイルをダウンロードして説明を読みました。

全天を2段階で区分けしています。まず、約 7.5°の large regions に区切り、次にそれらをさらに small regions に区切ります。large regions は同じ赤緯範囲を赤経 0h を起点にぐるりと一周する順に番号が振られています。赤道沿いからまず北半球、次に再び赤道沿いから南半球の順です。small regions は、large regions の順に通し番号になっています。(pdf ファイルの Fig.1, Fig.2 参照)

以下、具体的に GSC region number を知る手順を、オリオン大星雲付近を例に説明します。

まず赤緯の範囲の中心が -3.75 なので、Table IV から、一周の赤経 24 h を N=48 に分け、即ち 30m ごとに区切られていることが分ります。従って起点の赤経 0h 00m ~ 0 h 30 m から数えて、欲しい赤経 5h 30m ~ 6 h 00 m の範囲は 12 番目であることが分ります。
さらに Table IV に、L1=367 とあり、起点の赤経 0h 00m ~ 0 h 30 m の範囲の通し番号が 367 ということなので、欲しい赤経 5h 30m ~ 6 h 00 m の範囲の large region の番号は 378 と分ります。

次に Table V から、番号 378 の large region を区切った small region の通し番号が が 4766 から始まっていること、さらに k=4 、即ち縦横それぞれ4分割され、合計 16個の small regions に区切られていることが分ります。

以上より、small region number 4766~4781 の範囲が必要と分ります。

先にダウンロードした Tycho-2 catalogue data files の catalog.dat ファイルの各行の先頭の4桁数字が small region number になっているので、必要範囲を切り出せば良いのですが、ファイルが大きいので少々大変です。
ちなみに index.dat ファイルは、各行が各 small region の情報になっています。例えば、その 4766 行目は
1227506| 7967| 82.51| 84.38| -1.87| 0.00
となっていて、catalog.dat は 1227506 番目のデータから、suppl_1.dat は 7967 番目のデータから、それぞれ 4766 の領域のデータが始まっていることを意味しています。また後ろは角度で表現した、赤緯、赤経の下限、上限です。

ヒッパルコス星表の時と同様に Excel で描いてみました。4.0 等、9.0 等で3段階に描き方を変えると、写真との対応もずいぶんうまくできました。
最初、suppl_1.dat を入れずにやっていたら、抜けている星が結構あったのですが、入れたら問題なくなりました。suppl_1.dat は、catalog.dat と書式が少し違うので注意が必要です。
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文春新書「二十世紀 日本の戦争」を読んで

2021-02-18 14:33:03 | 読書
二十世紀 日本の戦争

今後の日本を考えるヒントともなればと思い、読んでみましたが、ちょっと残念でした。保守論客による(紙上?)討論ですが、それぞれが勝手にあれこれ言うだけで、それぞれの話が十分な根拠を示して説得力のある話になっていないこと、そして互いの議論が深まっていく感じがしなかったことが原因かなと思います。

一番印象に残ったこととして、

「宙ぶらりんの耐えがたさに耐える」というギリシアの歴史家ポリュビオスの言葉に基づいて、イギリスのエリートたちは、「物事がどちらにも決まらない気持ち悪さに延々と耐えなければならない」という教育をされている。
(p.166, 中西)

を挙げておきたいと思います。関連して、
日本の近代エリートの使命感のなさ(p.178, 中西)
は、よく言われることのように思いますが、宙ぶらりんから抜け出そうという変な「使命感」の人(エリートではないのかも)が多いのではという気がしました。

あと、安倍源基内相が終戦2日前の閣議で、「イチかバチかやる以外に道はない」と発言したとのこと(p.178, 秦)、安倍基雄氏の父として名前を知っていたのでちょっと印象に残りました。
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戦争遺跡??

2021-02-17 19:14:35 | Virtual 旅行
2月14日のポツンと一軒家の道行(附) - クニアキンの日記 を書くために、StreetView で熊本県大津町のキャベツ畑を巡っていたとき、下の写真のような怪しいものを地図のA位置に見つけました。




「先の大戦」中の遺構? それにしては今でも使われているような雰囲気も・・・
と、不思議に思いながらキャベツ畑探しを続けていると、出るわ出るわ・・・







結局、からいも(さつまいも)の貯蔵庫だと判明しました。
熊本県大津町 ふるさと名物
熊本県 農産物(県産品) 
熊本地震での被害もあったようです。
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2月14日のポツンと一軒家の道行(附)

2021-02-17 16:09:30 | Virtual 旅行
2月14日のポツンと一軒家の道行 - クニアキンの日記 の付録として、「50 km 離れた麓のキャベツ畑」についても StreetView と照合してみました(^_^)


国道325号線を右手に分れた高津町杉水(地図A地点)です。右手遠方に鞍岳が見えます。
 

地図の○印の畑を西側上空から見た映像が出ました。右の衛星写真は北が上です。
 

B地点の畑で、2品種、おきなと円楽を試食。
 

 

試食する捜索隊の後ろに、B地点北側の風景が映っています。
 

鉄塔はすぐ近くのように見えますが、少し離れています。
 

C地点の畑での収穫の様子が映りました。映像で左手に見えている建物はD地点から Street View で見た建物と同じであることが分ります。
 
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