静岡鉄道クハ5(初代)は、中学生の私が長沼車庫に通いつめていた頃、既に敷地の隅で物置となったぼろぼろの廃車体でした(下の写真は1967年1月22日撮影)。
当時の私の静鉄電車に関するバイブル、「鉄道ピクトリアル」所載の「私鉄車両めぐり 静岡鉄道電車線」に「前所有者不明」と書かれていて、その謎めいた雰囲気に少し心惹かれました。
暫くして、クハ5(2代目)+モハ5の編成が廃車となり、その解体の際にクハ5(初代)も運命を共にしました。下の写真は1967年6月18日撮影で、3両が一緒に写っています。
暫くして、クハ5(2代目)+モハ5の編成が廃車となり、その解体の際にクハ5(初代)も運命を共にしました。下の写真は1967年6月18日撮影で、3両が一緒に写っています。
そんなことから、時々思い出すことはあっても、永遠の謎として消えていくのだろうなと思っていました。ところが最近、ふとしたことから
静岡鉄道クハ5
でその出生の秘密?を知り、半世紀以上にわたった疑問がようやく解けた次第です。