くまぷーの海外ドラマblog

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FBI~失踪者を追え!4 第4話「失われた時間」

2009年01月15日 | FBI~失踪者を追え!~
【 失踪者 : スカイ・ピーターセン 】

7年前にジャックとヴィヴィアンが担当した女子大生失踪事件に新たな展開があった。その事件は、女子大生スカイ・ピーターセンが「実家に帰る」と言い残して大学の寮を後にしたが、実家には帰らず、そのまま姿を消したというものだった。
当時交際していた不倫相手の担当教授トマス・ビールが失踪に関与しているものとして疑われ、ジャックの厳しい追及にスカイ殺害を自白したのだった。しかしスカイの遺体は見つからないまま、トマスは7年間服役していた。
ところがスカイのバックパックが2日前リサイクルショップに持ち込まれたのだった。そして店の防犯カメラには、スカイによく似た女性がバックパックを持ち込むのが映っていた。もしかしたらスカイは生存しているのではないか・・・その情報は無実の罪で服役してきたトマスや、スカイの母、そして冤罪で事件を片付けてしまったジャックとヴィヴィアンに衝撃を与えた。
さらに当時、FBIには報告されていなかったスカイの目撃情報が発見され、当時のスカイの足取りが違っていたことがわかる・・・

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7年前に解決したはずの事件に新事実が発覚し、再捜査。織り込まれる回想シーン・・・
あれ?コールドケース?・・・みたいな。
証明写真でラブラブ、っていうあたりに時代を感じるかな。

今回は思わぬジャックの反省会エピ。
トマスにサマンサを紹介していたので、7年前はサムはまだいなくてジャック&ヴィヴが(他にも誰かいたのかもしれないけど)人員不足にあがきつつ捜査していたらしい。
「あの時に人員を補充していれば」とボヤいていたが、人員不足の問題じゃなかったような気もする。
結局その後サムが増え、ダニーが増え、マーティンが増え。それでも人数が足りないのでエレナを追加したわけだから、当時は足りないなんてレベルの問題ではなかったような。
でもって、人員が増えてても今ポールを「落とす」のに、当時と攻め手が変わってなかったりするしなぁ。

サムが何歳の設定なのかわからないが、大体20代後半から30代前半くらいとすると、サムはスカイと大体同じくらいの年齢ということになるだろうか。
7年前だと、ジャックの二番目の娘ケイトが2歳とか3歳とかくらいかな。当時は、女子大生と不倫関係に陥ったトマスに対して、スカイと娘をダブらせて思わず冷静さを失ったりしていたのに。
7年の月日を経て、その間にジャックのやらかしてきたことを思うと、当時のジャックの言葉は「お前が言うな」になってしまうという。
トマスさん、あんだけあなたを責めてたくせに、このおっさん部下と不倫してましたから!
「父親が死んでてよかったな」って、まさにそのまま自分に跳ね返ってくるとは思いもしなかったに違いない。ストーリーがややこしくなるからか、そこら辺を掘り下げられなくてよかったねジャック。

それにしても、これだけ100%冤罪で人生を破壊されたのにもかかわらず、ごめんなさい言う時には思いっきり他人事な感じなんだな。
謝らない事にかけては「CSI:マイアミ」のホレイショの右に出るものはいないが、ジャックはあれでも結構謝ってる方なのかもしれない。再度直接話をしなければいけない立場だったからあそこまで説明していたが、実際は直接の担当者が「冤罪でした」と言うこともほとんどなかったりするのかも。
もしあれでトマスが悲観して獄中自殺とかはかっていたら、ポールの名前が出てくることもなく事件が解決することもなかっただろう。
トマスだけでなく、一度希望を持たされて再度地獄に突き落とされた形になった、スカイの母も気の毒なことになってしまった。トマスの妻も、ポールの妻も、みんなが人生をめちゃくちゃにされてしまったこの事件・・・
解決しても誰もハッピーにはならなかったというあたりが空しい。

ジャックメインの話だったので、ダニーやマーティンに脚光がほぼあたらなかったので寂しかったが、ダニーの「了解っす!」はちゃんと入っていたし、「道が混んでてねー」という切り返しもらしくてよかった。
トマスの声が平田さんだったので、ダニーと会話の場面がなくてちょっと残念。
それにしても・・・捜査官の個人的な掘り下げや恋愛ネタがからまないっていうのは、落ち着いてていいなぁ・・・って最近そんな風に思ってしまうわけで。


【 脇俳優チェック 】

◆スカイのルームメイト .... Vanessa Lee Chester
映画「ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク」では、Jeff Goldblum演じるマルコム博士の娘ケリー役を演じている。
「ヴェロニカ・マーズ」第2シーズン18話、「ザ・ホワイトハウス」第7シーズン12話に登場予定。

◆リサイクルショップの店員 .... Colin Fickes
「LAW & ORDER: 性犯罪特捜班」第3シーズン9話「呪いを解く剣」では、被害者の5歳の少女キャシーと同じ家の里子でゲーマーの少年グレン・ラッド役で登場。ゲームに夢中になるあまり現実と混同しがちのためキャシー殺害を疑われるが、実際は里親の虐待からキャシーを守ろうとしていたのだった。
「One tree hill」第1~3シーズンでは、ルーカスのストリートバスケを見て実況の解説もどきをやっているジミー・エドワーズ役。トロくてクサいと仲間たちにはからかわれている。

◆失踪者スカイ・ピーターセン .... Ashlee Gillespie
「Heroes」第1シーズン3、4話にクレアの学校のロリ・トラメル役で登場。ブロディに無理やり迫られたことがあり、パーティからブロディと一緒に帰ったクレアに忠告する。
「CSI:NY4」13話、「コールドケース」第5シーズン3話に登場予定。

◆スカイの母 .... Eve Gordon
「フェリシティの青春」ではフェリシティの母バーバラ役を演じていた。不安定な両親の夫婦仲はずっとフェリシティの悩みの種であり、父と母がそれぞれに希望の将来を押し付けてくることで、フェリシティの進路への思いも揺れ動くのだった。
「ヴェロニカ・マーズ」第1シーズン7話「サラの日記」では、ヴェロニカと同じアパートに住む妊娠中の女性サラの母親役で登場。再婚し新しい恋人と暮らしているが、そのことがサラの失踪に大きく影を落とす。
「Dr.HOUSE」第3シーズン22話「うつ病」では、空手をしている最中に倒れた女性アディの母ジョディ役。最後にアディの回復のめどが立って、感謝しつつハウスに「電話してもいい?」と聞いて「断る」と返されてしまう。
「名探偵モンク」第1シーズン6話「幻のサンタクロース」(NHK BS放送による)では、モンクが住居侵入の訴追を免れるための入院で、同じ病院に入院していた女性患者のジェーン役で登場。第5シーズン12話「強盗銀行」では銀行員のマッジ役。強盗があった銀行にモンクが警備担当で働くことになったのをあたたかく歓迎するが、モンクが事件の真相に気づいたのを見て、警部やモンクたちを金庫室に閉じ込める。

◆不倫教授トマス・ビール .... Justin Kirk
「WEEDS ~ママの秘密」に、Mary-Louise Parker演じるヒロインナンシーの亡き夫の兄弟で、ナンシーのビジネスパートナーのアンディ役でレギュラー。
「CSI:5」18話「生かされて」では、全身火傷の重傷で発見された女性の事件で、近くにあったウォッカの瓶に指紋が検出されたために疑われたトラック運転手パトリック・ブロムリー役。
「エンジェルス・イン・アメリカ」ではAIDSを発症するゲイの青年プライアー役でブレイク。
「ジャック&ジル」では医学生バート役でレギュラー。

◆ゴーンに水をかけたウェイトレス ....  Patricia Lentz
「Shark」第1シーズン1話「検察官シャーク誕生」では、ジュリーの看護権審判の家庭裁判所判事役で登場。両親のどちらのもとで暮らしたいか、ジュリーに希望を述べさせる。

◆スカイの同級生ポール .... Michael McMillian
「ヴェロニカ・マーズ」第1シーズン18話「学園爆破予告」では、学校に爆破予告を送りつけてノリスに罪を着せようとしたピート役。ピートはノリスに昔いじめられたことをずっと恨みに思い、仕返しをしようとしたのだった。

◆バーテンのランディ・ストーン .... Don Swayze
オフィシャルサイトあり。
「コールドケース」第4シーズン17話「ダンサー」では、スーパー経営のパットの長男で、かつてレスリングのジュニアオリンピック選手に選ばれたグラントの現在版を演じている。弟のモーリスがダンスで才能を認められたのに、自分はケガを偽装して落ちこぼれ、父の期待に応えられないことであせりを感じ、犯行に手を染めた。そして現在は父のスーパーを手伝うだけの日々を送っているのだった。
「Shark」第1シーズン7話「15年後のデジャヴ」では、現在の事件と類似している15年前にデヴリンとスタークが対峙した少女殺害事件で、デヴリンが隠蔽した目撃者の男ドーキンス役。
「NCIS」第2シーズン4話「消えたパイロット」では冒頭、自分の農場にミステリーサークルができて海軍のヘリが着陸しているのを発見した農夫のクレイ役。
「CSI:マイアミ3」16話「エバグレーズ炎上」では、エバグレーズでヤミ蒸留所で酒を造っていたビューホード兄弟の弟ノーム役で登場。
映画「ゴースト/ニューヨークの幻」の主役で名をはせたPatrick Swayze(現在がんで闘病中だというが)の弟。
「CSI:8」15話に登場予定。

◆トマスの弁護士 .... Jerry Weil
「CSI:6」2話「夢の途中」では、連発した射殺事件の犯人として逮捕されたラオス人ケオ・ビプラクシの弁護士役で登場している。

◆トマスの妻 ....  Sarah Zimmerman
「クローザー」第2シーズン5話「特別観覧席」では、プロベンザのガレージにあった死体であるキャサリンを、ジャンキーとは知らずに悪徳弁護士に代理母として紹介されたスペングラー夫妻の妻役で登場。

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5 コメント

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Unknown (くーみん)
2009-01-16 15:30:56
そうそう、いちいち捜査官のプライベートまで出さんでいいから!!
でもそのうちきっと、
>荷物
が出てくるんだよね~。
ああ、パンドラの箱のようです、中身が怖い
ところで、まめさまのとこにも書き込みしましたが、今回のエピでは
>ホンダ
>プリウス
と、固有名詞がはっきり出てきちゃいましたね。
NHKの放映は見込み薄ってことなんでしょうか・・。
返信する
くーみんさんへ (くまぷー)
2009-01-16 22:12:28
そういえば出てましたねぇ>ホンダとか
山口百恵プレイバック方式で「真っ赤な車~」と差し替えるのですよきっと(古いな)。

・・・まぁ、冗談はさておき。NHKでの放送は・・・この間座談会行った時に担当Pさんのお話を伺った感触から、個人的にはもう無理っぽいかなぁと・・・。
エイリアスでだめですからね~。
返信する
Unknown (まめ)
2009-01-16 22:26:33
あぁ、すっかりジャックの不倫を忘れていた(爆)
ジェシカ・ラブ事件が、1999年で
その事件も知らなかったサムの失踪班入りは
2000年くらいかな?と想像しています。
まだ、不倫なんてするわけなーい
な時代だったんでしょうかね(^^ゞ

上の話・・・あぁ・・・絶望ですかい( ̄▽ ̄メ)
返信する
John (謝らない選手権)
2009-01-18 11:35:11
くまぷーさんこんにちは。
スパドラさんがWATをやってくれているので、もうBSはいいかなと思っています。だって、再放送しないし、しても事前に知らせてもくれないし(何回、初期放送見逃したことか、チェ)。
謝らないおじさんたちの選手権でもしたらどうでしょうか。
エントリー
 ホレイショ CSIマイアミ
 ジャック WAT
 ハウス DrHouse
 ギブス NCIS
くまぷーさん、どなたかエントリーしてくれませんか?
お願いします
返信する
コメントありがとうございます (くまぷー)
2009-01-20 02:22:38
>まめさん
サム前の失踪班って、ジャック&ヴィヴ以外に誰かいたんでしょうけど、最初にその部署作った時ってジャックは窓際に追いやられた感じだったんでしょうかねー。色々考えてしまいます。
あさってですね、NHKの春のラインナップ。
でも、ねぇ。

>Johnさん
謝らない選手権、爆笑してしまいました。一応ハウスは謝らせられちゃいましたよね、シーズン前半を費やして無理くりに。
誰をエントリーしてもぶっちぎりでホレイショ勝利しそうな感じがしますが。
そうですねぇ・・・ERの今は亡きロマノ先生とか絶対死んでも(って、死んでるけど)謝らなさそうですよねー。彼の辞書に「謝罪」という文字はない、って感じで。
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