くまぷーの海外ドラマblog

海外ドラマを脇役チェックなどしつつ
あれこれ見ています。

グレイズ・アナトミー2 第2話「私は底なしのグラス」

2006年10月17日 | グレイズ・アナトミー
デレクからアディソンの不倫について説明されたメレディスと、バークから突然別れを宣告されたクリスティーナは荒れ模様。イライラを抱えたまま、それでも今日も患者は運び込まれてくる。
ジョージはナチからすでに死亡状態の患者にまわされる。その患者には梅毒事件以来ぎくしゃくしているオリビアがナースとしてついており、気まずい雰囲気。
イジーとアレックスとクリスティーナは交通事故のシーバート一家を担当するが、息子と母はそれぞれ事故についての説明が食い違っていた。母親にはDVと見られる骨折痕が。
他にもジュディ人形の頭を飲んで腸閉塞になった患者などが殺到し、手術室はオーバーフロー状態。部長代理であるバークは各方面から責められて内心ギリギリだが、それでもクリスティーナのことが気にかかる。
アディソンは、デレクとメレディスがよりを戻していないと知り、復縁に向けて猛プッシュ。しかしデレクはもう「自分たちは終わった」と・・・

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毎週「メレディス、うざっ!」で始めるのも芸がないとは思うが、でも・・・
なんであんなにうざいんだろう。

あの過剰なワタシイズム。自分でわかってるくせに、ひたひたに溢れるグラスをすすりながらも「まだ足りない!」と言ってしまう欲しがり屋。
なんかねぇ、共感できないんですよ・・・。医療面でもなーんか中途半端だしなぁ。最初の頃はもうちょっと「できる子」だったような気がするのだけど。

一方、アディソンが先週から見て揺り戻しがきてるというか、う~む、もしかしたらアディソンってメレディスの進化の先にあるとかそういう?デレクの趣味の一貫性?
アディソンがデレクに執着しない方がかっこいいのに。
「物語には両面がある」っていうのが言い訳にならないほうがよかったなぁ。メレディスにわからせようとしなくたっていいのに。デレクもメレディスも置き去りにして、我が道をいってくれよアディソン。
「いい子ね」って、そういうお姉さまな感じはたまらないんだがなー。

お姉さまな感じといえばやはりナチ様だ。
今週は再びナチズム炸裂。ジュディ人形フリークだったという一面ものぞかせていたが、クリスティーナみたいにナチもジュディを解剖してたんじゃないだろうか・・・。うんしてそう。
「CSI:NY」のホークス先生じゃないが、外科医は外科医になるべくして生まれつくのか?
ジュディ人形がらみでは、またひとりパトリシアのキャラが花開きそうだった。「タスケテー、ハヤクタスケテー」って、アナタ変な人だったんですね?

ジョージはナチに使われ、部長に使われ、ランチは女子高ランチだし。でもひとりで「全力を尽くす」ということを学び取って成長したね・・・医療面はね。
あのステープルがプルプルには笑ってしまったが、それも成長の過程。いやー癒されるわ~。「ジョージと一緒に新生児室前でまったりしたいの会」を設立したら、結構人が集まりそうな予感が。
部長もあんな感じの新人の頃があったんだろうか。奥さんが登場してすっかり小さくなってかわいくなってしまっていたが。あの尻に敷かれっぷり、メレディスとデレク、クリスティーナとバークの20年後・・・ではなさそう。

今回はアディソンをはじめ「よせばいいのに」な感じのオンパレードだった。
イジー・・・アレックスが隠されたDV話でどんどん「いいひと」キャラ化していくのはもう止められないのだろうか。それにつれてイジーがどんどんアレックスに惹かれていくのがミエミエで。
よせばいいのに。
ジョージはオリビアちゃんを正式に振って、「好きな子がいるから」とメレディス一本化宣言。
よせばいいのに。
色男先生は「彼女を頼むよ」って、メレディスを頼んだ相手が・・・ジョージって。
よせばいいのに。いやこれはマジで。


【 脇俳優チェック 】

◆スコット・シーバート .... Lukas Behnken
DVの父親に肝臓移植するドナーになってほしいと言われ悩む青年。
「コールドケース2」2話「軍需工場」では、工場長の息子で工場で働く人妻アリスに思いを寄せるバディの1943年版を演じていた。
オルセン姉妹の「ザ・チャレンジ」に、メアリー・ケイトの彼氏役で登場している。「エバーウッド」の第3~4シーズンにトーファー役で6エピソードほど登場。

◆ジュディ人形を飲み込んだハブル .... Scott Michael Campbell
「ER」第2シーズンで救急隊員のライリー役で登場。ライリーは火事で命を落としたラウルの後釜としてシェップのパートナーになったが、ラウルの死が受け入れられないシェップは不器用なライリーをいびっていびっていびり倒す。それが20話「つらい別れ」でシェップのベトナム人の少年暴行事件告発、さらにキャロルとシェップの破局へとつながっていく。
「ザ・ホワイトハウス3」5話「ドナの日記」では、再選を目指すバートレットが共和党との対話路線から対決路線を明確にするため、共和党主導で発案された相続税廃止法案に拒否権を発動するが、その法案をバートレットの元に持ってきてリジェクト宣言されてしまう議会連絡局のドナルド・ドーラン役で登場していた。
「CSI:6」24話、「HOUSE」第2シーズン21~22話に登場予定。

◆救急隊員 .... John Cappon
ジョージに押し付けられた死亡患者を搬送してきた救急隊員。
救急隊員、ナースなどの役柄ばかりのゲスト出演が多い。「シカゴ・ホープ」では第2シーズンを除く全シーズンで救急隊員ボブの役で登場している。
他に「プロビデンス」「ボストン・パブリック」など。「CSI:NY2」2話に登場予定。

◆ウェバー部長夫人アデル ....  Loretta Devine
今後も時々登場するようで、第3シーズンにも出演のクレジットがある。
「アリーmyラブ3」17話「悲しみを乗り越えて」では、夫が愛人と浮気した現場を目撃したために夫の義足でブチ殺してしまったノーラ・ミルズ役で登場。これの前のエピでビリーの死に遭って立ち直れていないアリーに「後がま」のマークが来て担当し、さらにリンが引っかきまわしたせいで弁護側は常にモメモメだったが、心神喪失を訴えて無罪を勝ち取る。
「ボストン・パブリック」では問題児クラスの教師マーラ・ヘンドリクス役でレギュラー。不安定ですぐブチギレ、迫力のある大声でわめきちらす。安定剤を服用するなど問題が多いが、シングルマザーになろうと人工授精で妊娠、しかし流産。そのことが彼女に変化をもたらす。
映画「アイアムサム」に出演しているが、親権裁判でショーン・ペンの相手側にいるほうなんだなというのがこの「ザ・ホワイトハウス」のトビーことリチャード・シフと一緒の写真で思い出されたりする。
ホイットニー・ヒューストン主演映画「ため息つかせて」では、思春期の難しい息子を抱え、家出した夫といつかやり直したいと思っていたら実はゲイ、という悩みを抱える主役級の4人のひとり美容師グロリア役。ポスターやジャケットで使われている下の写真では一番左。
ため息つかせて

◆メガネの外科医ドムナー .... Jim Gleason
DV夫シーバートの手術をバークと執刀していた黒縁メガネの外科医。
「コールドケース」第1シーズン16話「ボランティア」では、69年当時ヤミで中絶手術を行っていた医師レオ・リンデンの69年版を演じていた。
「ザ・ホワイトハウス」第5シーズン19話に登場予定。

◆ERのレジデント .... Jeremy Rabb
ナチに腸閉塞(ジュディ人形)を引き渡した茶色のウェアのレジデント。ERの担当らしい。今後このパターンで出演する模様。
オフィシャルサイトには、今回のを含めて出演動画アリ。ストリートコメディとかもやってるようだが、なんというか微妙。

◆DV共依存の妻シーバート夫人 .... Romy Rosemont
肝臓移植の選択を迫られたスコットの母。
「CSI:科学捜査班」ベガスで指紋専門のラボ技術者ジャッキーおばちゃんでおなじみ。
「ミディアム 霊能者アリソン・デュボア」の2話には、検察側の陪審員選択を助けるコンサルタントとして出演していた。しかしアリソンが霊能力を使って実績をあげてしまったので彼女のメンツは丸つぶれだった。
「FBI~失踪者を追え2」15話「少年エリック 12歳」では、失踪したエリックの母役で登場していた。
「フレンズ 3」10話「レイチェルのトラバーユ」では、ロスがガールスカウトの少女サラに誤って足を骨折させたため、代わりにクリスマスクッキーを売ってあげることになるが、そのガールスカウトのリーダー役で登場。誰が何袋売ったかを報告してトップの子を誉めるので、ロスは対抗心メラメラ。

◆ナースのオリビア .... Sarah Utterback
第1シーズンの8話「オフィスラブの定義」から登場。アレックスとのかつての関係から、ジョージに梅毒をうつしてしまい、仲がギクシャク。
今回で終わりではなくまだまだオリビアちゃんの出演は続くので、ジョージの悩みは深まるか?
「ミディアム」のWOWOWで来週放送の第1シーズン16話と第2シーズン3話に登場予定。

◆精神科インターン .... Anjul Nigam
精神科インターン役で第1シーズン2話から登場している。8話では、エスパー男を持て余した精神科が外科に押し付けに来るところで登場していた。
今回はジュディ人形を飲み込んでいるハブルについて「出す時が気持ちいいから」と説明してナチをドン引きさせていた。
「CSI:3」9話「流血のストリート 」では、女性客に気をとらせたせいで人を轢き、通報しようとしたら、勘違いしたストリート青年たちに私刑の末殺害されたタクシー運転手ラジーブ・カンダワル役を演じていた。
「CSI:NY」第1シーズン13話「タングルウッドボーイ」では、エイデンが担当した酒屋の強盗事件で、押し入られた酒屋の主人役で登場していた。

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4 コメント

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ジョージ (Anne)
2006-10-18 08:34:06
朝会社にきて、くまぷーさんの新しい記事があがってると、なんか嬉しくなります。



今回もグレイス病院は大変でしたね。結局答えはもらえなかったけど、

「わたしが」なぜあの変な人が人形を飲み込んだのか、知りたかった…。

そこ、引かないでしゃべらせろ!と思ってしまいました。



そしてジョージ、本当にそれでいいのか、メレディスでいいのか?

わたしも「よせばいいのに」と思ってしまったクチです。

こういうハードな仕事を選ぶ人は、やはりどこかマゾっ気があるんですかね?



まったく別の話なのですが、くまぷーさんのブログを

わたしのブログのお気に入りに登録させていただいてもいいですか?

もし構わないようでしたらの話なのですが…。

ご一考くださいませ。
返信する
そのとおぉぉり! (たく)
2006-10-18 23:16:15
いつも楽しませてもらってます。見ている海外ドラマがほとんど同じで、しかも見ると共感する内容ばかりで、くまプーさんのブログを見ると、海外ドラマが2倍3倍面白くなりますね。



今回のよせばいいのに、三段落ちは最高でした。

ほんとによせばいいのに(笑)



あとホレイショ侍も大好きです。友達みんなで言ってます。侍。見方が変わりました。CSIマイアミ。



散文になりましたが、ちょくちょく覗かせてもらいます。気楽に頑張ってください!

センス最高です!!
返信する
コメントありがとうございます (くまぷー)
2006-10-19 21:13:50
>Anneさん

あの人形飲んだ理由、そういえばそのまま終わってましたね(^_^;)うまいオチが見つからなかったのでしょうか。

ジョージは部長にうまく使われたり、ナチにつっこまれたり、「こいつはちょっと叩かないとダメだ」と思われてるんでしょうか。そういう習性が、彼をわざとバッドチョイスに駆り立ててしまうのかも・・・

ほんと、そこでなぜオリビアちゃんにしとかないのかなぁと・・・メレディスとの間に赤い糸なんざねーよ!とクリスティーナかイジーがびしっと言ってあげて欲しいです。



リンクは全然構いません!ありがとうございます。

いっぱいしていただいてるので一度こちらでも整理しないとマズイのですが、年末にドラマがちょっと一休みになったら、そこで一度このブログのテンプレ変更して、リンクも整理しようかなと思っています。

そしたらリンクしていただいてる方に相互リンクさせていただこうと思います・・・

今仕事煮詰まってまして(T_T)そこまで手が回らなくてすみません。



>たくさん

はじめまして!同じドラマを愛する同志、よろしくお願いしますm(__)m

ジョージはほんと、あれでいいのか?よせばいいのに、ってみんなつっこみますよねー(^_^;)



ホレイショ侍は、確かがろとさんが言いはじめたのが最初だったと思います。まさに言い得て妙ですよね。

マイアミは「ツッコ見」の姿勢を体得すると、楽に笑って見られるので、作るほうも様式美に徹してドンパチドッカンと無理やりやっていってほしいなぁと思ったりします。

これからもよろしくお願いします~。
返信する
早速… (Anne)
2006-10-20 08:34:04
許可をいただけたので、リンクをつけさせていただきました。

ありがとうございます。m(_ _)m

これからもどうぞよろしくです。
返信する

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