ＣＳＩ：ＮＹ２ 第８話「悪い賭け」

ジョエルという男が、マンションの覗き穴の向こうから発砲され、顔を吹き飛ばされて死亡するという事件が発生する。
その部屋ではすぐ前までポーカーをやっていたが、いかさまを見破られたケリーという男が袋叩きにあって追い出された直後に起こった事件だったため、ケリーが腹いせにやったのではないかと考えられた。
しかしケリーは亡くなったジョエルの紹介でやってきたので、他に誰も素性を知らなかった。リンジーがマンションのダストシュートから散弾銃と血だらけの上着が捨てられているのを発見する。ステラとフラックは現場でケリーが吸っていた葉巻から行方をつかもうとする。
一方ダニーとホークスが担当したのは、ストロベリー・フィールズで死亡していた女性の事件。遺体はテレビのお天気お姉さんのタラ・スタンフィールドだったが、セントラルパークで倒れていたのにもかかわらず、死因は溺死だった。
テレビ局を調べてみると、の処分されたビデオテープの中に、彼女とプロデューサーとのセックスシーンが録画されていた・・・

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あの白い悪魔シスターメアリーが、ハードコア・・・と、デス妻ファンとして呆然。
いやー・・・やる時はやるんですね。
しかしキャンディと並んで実録裏ビデオを売るコンビニって。あれはアダムが嘘をついてアダルトショップに行ったか、アメリカのコンビニがすごいことになってるか、どっちかだろう。
どっちもありそうだけど。
今回の体を張るお色気お天気お姉さんと、弱気な専属カメラマンと、高慢なプロデューサーオヤジの図式は、なにやらペッパー・デニス？といった感じがしないでもなかったが、テレビ局内部の印象がそういうお約束な図式で満ちているせいなのだろうか。

ドンちゃん曰く・・・「ステラはすぐ顔に出るが、マックはポーカーフェイス」
確かに、マックとポーカーやったら勝てる気がしないかも。
調子に乗ってたら、目からマックビームとか出されて「さのばびっち！」攻撃で瞬時に粉末にされそうだ。
ドンちゃんとステラの掛け合い漫才は阿吽の呼吸で、どんどん精度が上がってる気がする。ほっとくと店中の葉巻を折っていたのではないだろうか。何という嫌がらせだ。

リンジーは「いつまで新入り扱いなんですか？」とイライラしていたが、ホークス先生の前例を見てもわかるように、次の新入りが入るまでは新入りなのだ。
誰かが辞めるか人員が増やされるかするまでは、ゴミの山とかの汚れ仕事を頑張ってやるしかないのだな。そういう意味ではホークス先生はリンジーのおかげでルーキー期間が短縮されたようなものだろうか。
でも、今回のエロビデオの鑑賞シーンでは、もうすっかり仲間入りって感じがした。
「あなたの誕生パーティのビデオ？」だなんて。
リンジーも言いますねぇ。それはモンタナギャグか？
「相手のセイウチは？」だなんてボケも入れられるようになったら一人前だね。
あの首を傾げるシーンは・・・グレイズアナトミーに似たようなシーンがあったような気がするんだけどなぁ。

「ぬれぬれお天気おねえさん」ってセリフをダニーが言うと、ジョーイを思い出してしまう・・・
平田さんがジョーイだったことも、こんなセリフの時にはなつかしい。

今週のホークス先生は・・・シドに肺のスライスをいいだろーと見せつけられ、うらやましかったらしい・・・
さすが小さい頃からお医者さんごっこ好きで育った（微違）だけのことはあり、死体好きはなかなか抜けられないと見える。
バッジの見せ方といい、ホークス先生もすっかり捜査官が板についてきた感じ。
そのうち何か一抹のものさびしさを感じたりもするのだろうか。

エンディングのところで、みんなで何かお食事会をしているようなシーンがあるが、あれはいつ登場してくるのかなーとずっと楽しみにしている。まだかなぁ。
演技上で和気あいあいしてるのはもうＮＹだけになってしまってるので、そういう場面を見てホッとしたいのかもしれない。


【　脇俳優チェック　】

◆エロビデオを発見したラボの男　....　A.J. Buckley
オフィシャルサイトあり。今回から新しく入ったラボさん。現在アメリカで放送中の第3シーズンまで継続して出演中。役名は「アダム・ロス」。
「ＣＳＩ：５」4話「鏡よ鏡」で、手癖の悪いシロアリ駆除業者の男テッド・マーティン役を演じていた。シロアリ駆除の仕事を利用して盗みを働いていたが、盗みの現場を発見されて家主を殺害してしまったのだった。
「ＦＢＩ～失踪者を追え」12話「暴力からの脱出」では、暴力夫ポールの弟リッチー役で登場。兄に逆らえずに兄嫁キャシーを尾行していたが、自分も兄に暴力をふるわれたりしている役だった。

◆覗き穴から撃たれた男ジョエル　....　Tony Daly
「PEPPER 恋するアンカーウーマン」の最終13話で、ペッパーとチャーリーの偽装結婚の審査にやってくる捜査官ラッセル役で登場していた。二人を審査するうちにキャシーと接近するようになるが、彼自身は妻に裏切られたばかりで女性の嘘が許せず、キャシーは偽装結婚だと隠すのに苦しみながら惹かれあっていくのだった。
「コールドケース３」3話に登場予定。

◆お天気お姉さんタラと双子の姉妹二役　....　Melinda Page Hamilton
「デスパレートな妻たち２」に、ガブリエルの最強の天敵シスターメアリー役で登場。カルロスの釈放に尽力したためにカルロスは彼女に心酔するが、実はハードな育ちのせいで純粋無垢ではなく結構したたかな一面を隠している。それを見抜いてそばに置いておけないと決心したガブリエルの嘘の密告によって遠方に転勤させられてしまう。
「コールドケース２」16話「お星さま」では、リリーのボスのスティルマンの娘ジェイニー役で登場していた。今は一児の母として幸せな生活を送るジェイニーだが、悪い男ブラッド・ウィザムに乱暴されたというくらい過去を持つ。
「ＣＳＩ：マイアミ２」14話「骨に刻まれた凶器」で、エバグレーズ国立公園でデルコとアレックスが危うく火事に巻き込まれそうになった時に発見した女性遺体の被害者ジュリー・ブライアント役。
「NIP/TUCK マイアミ整形外科医３」9話に登場予定。

◆別件で通報した女性ヘザー・デヴィソン　....　Heather McComb
「プロファイラー」ではベイリー・マローンが確執に悩む娘フランシス役で、第1シーズンはサブだが第2シーズンからはレギュラー出演。
「堕ちた弁護士　ニック・フォーリン」第1シーズン6話「過去のない依頼人」では、ニックが一夜の関係を持った後に16歳だとわかり、しかも依頼人になったディーナ役で登場している。当時彼女自身は24歳だが16歳の役。
「ＣＳＩ：５」18話「生かされて」では、プールで溺死した少女ダニの父モーガン・スチュワートの秘書役。モーガン一家はとても理想的な家族だったと証言した。
「ＣＳＩ：マイアミ」第1シーズン10話「カリスマ教授の異常な生活」では、異常な精神実験を行うカリスマ教授メッツガーが実験に使って殺した犬を飼っていた女子大生ジニー役。ジニーは教授の生徒で、犬を殺されながらも教授を信奉していた。
「ＦＢＩ～失踪者を追え４」19話に登場予定。
私生活では「ドーソンズクリーク」の主役ドーソン役のJames Van Der Beekの妻。「ドーソンズクリーク」第1シーズン11話「13日の金曜日」でドーソンたちとチャネリングをした女性ウルスラ役で姉のJennifer McCombが出演し、その縁で紹介されたことから交際、結婚したらしい。

◆タラの番組のプロデューサーのイーサン　....　Lochlyn Munro
「ＣＳＩ：マイアミ３」16話「エバーグレイズ炎上」では口が悪くＣＳＩにくってかかっていた消防士役で登場していた。
「名探偵モンク２」12話「マフィアでマッ青」で、奇跡的ダイエットを成し遂げたマフィア「ファット・トニー」で出演。
「ＣＳＩ：４」7話「２４時間の猶予」では、ＣＳＩチームが24時間以内に証拠を提出しなければいけなくなった原因になった、事務手続きを怠ってウォリックを責め立てたワトソン巡査役でも登場していた。
「ＦＢＩ～失踪者を追え３」17話に登場予定。

◆のぞき窓から撃った男ムーア　....　Adam Nelson
ヘザーに絡んだがスコットに殴り倒されて逆ギレした酔っ払い男。
「ＣＳＩ：２」21話「最も残忍な殺害方法」で、苛性ソーダをかけられ埋められた被害者ボブのルームメイトリード・コリンズ役で登場していた。ボブが大学に通っていた様子などを証言していた。
「ＦＢＩ～失踪者を追え５」12話に登場予定。