くまぷーの海外ドラマblog

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あれこれ見ています。

デスパレートな妻たち3 第10話「クリスマスの奇跡」

2007年12月08日 | デスパレートな妻たち
【マイク、イーディ】
とうとう警察は工具箱からモニークの血液を検出。マイクは逮捕されてしまう。
留置場のマイクはイーディに弁護士をつけてくれるように頼むが、容疑がすでに固まっていることを知ったイーディから露骨に別れを告げられてしまう。
うちひしがれるマイクの元にスーザンが来て、無実を信じて「助けになりたい」と言う。しかしそれを知ったイアンは快く思わない・・・

【スーザン】
イアンの両親がやってくるので一緒に食事することになるが、イアンはスーザンの手料理でもてなして欲しいと言い出す。スーザンは自分が料理が出来ないことを告白するが、イアンがそれでもと言うのでブリーにヘルプを頼むことにする。
ブリーから「オーソンがモニークと不倫していた過去があった」と聞いていたスーザンは、オーソンの罪を暴けばマイクの無実を証明できると考え、オーソンの診療所に忍び込むが、そこにオーソンとブリーがやってきたため外に出られなくなってしまう。しかしオーソンがかつて精神病院に入っていたと言う書類を発見し、オーソンには何かあると確信する。
しかしそのためにイアンとの約束に大きく遅刻。両親は結局来れなくなったものの、イアンはマイクのためにすっぽかされたことで激怒してしまう。
それでも「マイクには私しかいない」とどうしても助けたいと言うスーザンに、イアンは「自分がいい弁護士をつけて費用も出すから、もう二度とマイクに会わないでくれ」と約束を迫るのだった・・・

【ガブリエル】
少女ミスコン塾も軌道に乗ってきて、次第に生徒たちの実力差がはっきりしてきた。そこで出来のいいシェリーに時間を割くため、出来の悪いエイミーを切ることに。
ところがエイミーの父ビルにその話しをしようと呼び出したところ、なかなかのイケメンで、しかも妻を亡くして一年。ぽーっとなってしまったガブリエルは、切るどころか個人レッスンを申し出てビルと接近を図る。
しかしガブリエルと父の雰囲気を察したエイミーは「パパはダメ」と反対。「親友のシェリーと、双方の両親を結婚させようと計画してるの」と言う。
そこでガブリエルは、シェリーとエイミーの実力差を承知でわざと発表会で二人を組ませることに。シェリーはヘタなエイミーと組んだら負けてしまうとエイミーに言ったために親友の二人は決裂、まんまとガブリエルは障害を排除したのだった。

【ブリー】
グロリアから離婚を勧められたものの、オーソンをどう信じていいかどうかもわからず、ブリーはスーザンにオーソンのモニークとの不倫=殺害疑惑について打ち明ける。ところがマイクがモニーク殺害の容疑で逮捕されたと知ってほっと一安心。
ブリーはオーソンにマイクの逮捕を知らせに行って、オーソンの結婚生活についての説明を聞く。アルマはグロリアのすすめで愛のない結婚だったこと、妊娠と流産で逃げられなくなったこと、そんな時にモニークと出会ってやっと愛を知ったこと・・・ブリーは納得して、二人で協力してグロリアを追い出すことにする。
別の施設に追い出されると知ったグロリアは「ブリーに秘密をバラす」とオーソンを脅すが、逆に「自分にも秘密があるだろう」と言い返されてしまう。追い詰められたグロリアは密かに連絡を取って密談の約束をする。
その相手はなんとアルマだった・・・

【リネット】
ウィステリア通りの毎年恒例のクリスマスパーティが開催されるが、すっかり小児性愛者の噂が広まったアートに住民たちは冷たい態度をとる。
しかしどんどん噂はエスカレートし、とうとうアートはスイミングのコーチをクビになってしまう。体の弱いアートの妹レベッカは困り果て、リネットに抗議するが聞き入れられない。
リネットは対抗策を話し合うための会合を開こうとするが、プラカードなどの抗議行動の準備が行われているのを見て、さすがにやりすぎだと気付くがもはや流れは止められなかった。
そしてアートの家の前でデモが行われ、そのストレスから倒れたレベッカはそのまま息を引き取ってしまう。
後悔の念でいっぱいになったリネットはアートに謝罪するが、アートはすでに行き先も知らせず引越しの準備をしていた。そしてリネットは、「おかげでレベッカが死んで解放された」と不敵に笑うアートの言葉に耳を疑う。
やはり疑念は正しかったのだ・・・

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冒頭のクリスマスの飾りの箱がそれぞれ「らしさ」炸裂。
ブリーは自作のラベルまで作ってるのに、他の人はそれぞれテキトーにマジックで殴り書きだし。スーザンは絵本作家だからツリーの絵なのだな。でもテキトーだけど。
スーザンはさぞかし今までツリーを飾るたびに引き倒して破壊の限りを尽くしてきたから、宿り木のみなのか?と思ったら、後半でイアンがスーザンの帰りを待ってたシーンでちゃんとツリーがあってきれいに飾られていた。・・・多分ジュリーが飾ってるのだろう、間違いない。
ラスト近く、こっそり家を抜け出していくグロリアの背景でブリーの家の庭の電飾が一瞬映るが、ゴテゴテしない程度のすばらしい趣味のよさで、まさに「マーサスチュアートリビング」から抜け出したような感じだった。ポーカーのシーンで見える暖炉の飾りつけとか、細かいところまで「こりゃすげー」と思いながら眺めてしまった。

一番飾り付けを何もしてなさそうなのがガブリエルだったのだが、それを見かねたのかビルがラストでポインセチアを買ってきてくれていた。
ビル・・・なかなかセクシーなヤングパパだが、多分長いことは出てこないだろう。
なぜか?だって、声が力也さんなんだもん。(そこかーい!)このところオレはージャック・バウア~モードや「了解っす!」なダニーモードを聞くことが多かったが、久々にロス先生モードな甘~いヴォイスでガブリエルもうっとり。
そりゃあんな殿方だったらメロメロになるだろうが、本気で子供の友情を裂いてしまうとは大人気ない・・・子供相手だろうが悪だくみは全力投球!ガブリエルの真髄見たり、だ。
でも多分、マイク逮捕後一人でマイク宅にさびしいクリスマスを送ってるであろうカルロスが、なんだかんだでぶち壊しにかかるんだろうなぁ。

マクラスキーさんは近所に噂をバラまきまくったわけか・・・恐ろしい群集心理。
最後の最後であんなどんでん返しになったものの、もし本当に100%アートが「普通にいい人」だったら、かなり恐ろしいことだ。職を奪い、ひと一人の命を奪ったのに。
レベッカという被害者が出てしまったのにもかかわらず、それでもアートに物を投げてさらに追い込むという。真相を知ってるのはリネット一人だが、他の人たちは「追い出してメデタシメデタシ」で安心して枕を高くして眠れるのかと思うと、かなり寒いものがある。
元はリネットの情報だが、そこから先はマクラスキーさんが意図的に情報を操作してパニックを作り出したわけで、それを想定していたというあたりがマクラスキーさんの怖いところだ。リネットは完全にそれ以前のところまでしか想定してなかったわけで、マクラスキーさんのウワ手ぶりが怖すぎる。
それ以前に完全に守りに入ってるトムのヘタレさ加減もなんともいえなかったが。
「君のせいだぞ、僕は止めたのに」
そりゃそうですけれども。あの場ではあえて言わないでおいてやれよと・・・

スーザンはイアンにまだ「私はチーズマカロニも作れない」って言ってなかったんだ・・・
というかあんな豪邸に住んでるんだし、女性に料理の腕とかあんまり求めなくてもよさそうなのに。日本と違ってアメリカはそういうのないと思ってた・・・って、イアンはイギリス人だったか!
それでブリーに断られたからといって、ファーストフードっぽいチキンとか買ってきてすませようというスーザンも大概に凄いと思うが、普通に「愛人」を両親に紹介しようとするイアンもなぁ。ほんとにお互い似たもの同士のユルさを感じる。
今回はまたスーザンのカツゼツが最悪(スーザンが悪いわけではないのだが)で、「ゲンゼンたるジジツ」なんて「呪術」が言えなかったのか?というような感じで、だんだんイライラがつのってしまった。
すっぽかしを責められて「それは謝ったでしょう?」と返されてイラッときてしまった。謝ったことをねちねち言うイアンの方が悪いんだろうさっ!とか。
スーザンが悪いわけじゃなくてもイライラするようになったらヤバイでしょうか。
でも「マイクには私しかいないから」って言ってしまうスーザンもどうかと思うし、愛情をお金で縛るような真似をするイアンもどうかねぇ。
それでお互い納得してるから、あのカップルは・・・

そして、とうとうアルマ登場。
オーソンとグロリアと、誰が本当のことをいってるのかわからないけど、アルマが生きて登場してきたらオーソンはブリーになんて釈明するつもりなんだろうか。
結局あの精神療養施設にいたのはアルマ・・・なのかな?あの時ブリーはちゃんと見ていなかったから気がついてないだけなのか、それともあれはグロリアだったのか?マイクとオーソンのつながりも見えてこないし、謎は深まるばかりだ。
今回はオーソンがピザをぽいっと投げ出すようにしていたのがちょっと気になった。潔癖症なのに、爪で楊枝代わりに(まさに爪楊枝(違))シーハーしていたし。オーソンはまだ山ほど隠し事をしてそうだ。
それにしてもグロリアはしたたかだと思った。捨てられないためなら、愛情のかけらもないダニエルやアンドリューを引き合いに出して「新しい孫とひき離すの?」なんて心にもないことをすらっと言ってしまうのだから・・・
あの親子は関わらないのが一番・・・なのにアルマは積極的に関わってるわけで、かわいそうな被害者っていうだけではなさそうだ。なにしろあのグロリアと手を組めるのだから、ただものではない。
ブリーの苦難はまだまだ続く・・・

イーディは・・・実にイーディらしい。
記憶を取り戻すまでは捕まえとくと思ったが・・・そこがイーディらしいわかりやすさかな。


【 脇俳優チェック 】

◆エイミーの父ビル・ピアース .... Mark Deklin
「CSI:NY2」14話「釘付け」で、串刺し殺人の被害者カルロと一緒にアフリカに行った、サファリガイドのリック・スミス役で登場。
「CSI:マイアミ3」19話「モンスターの復讐」で、殺害された国税局の職員サイモンの税金取り立ての厳しさを恨み、さらに妻が体で納税したことを知って脅迫の手紙を送っていた男ラッセル・エッジ役。
11話にも登場予定。

◆リネットのママ友リタ ....  Alison La Placa
アートの追い出し運動の首謀的存在で活躍していた。
「フレンズ」第3~4シーズンに、レイチェルのブルーミングデールズ時代の上司ジョアンナ役で登場。チャンドラーと一時期付き合っていたこともあったが、レイチェルの昇進を約束した直後に急死してしまうのだった。
「グレイズアナトミー4」9話に登場予定。

◆ガブリエルの生徒シェリー .... Chloe Moretz
映画「悪魔の棲む家」では、かつて一家殺害が起こった家に越してきたラッツ家の、末っ子チェルシー役を演じて映画デビュー。
「プーさんといっしょ/スーパー探偵団のクリスマス・ムービー」では、100エーカーの森の新しい仲間となった少女ダービーの吹き替えを担当している。米ディズニー公式ページでは彼女の声を聞くことができる。
他に「ビッグハウス・ママ2」など。香港/タイ映画のヒット作「the EYE【アイ】」のハリウッドリメイク版がジェシカ・アルバ主演で製作中だが、それにも出演が予定されている。

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2 コメント

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Unknown (はてな)
2007-12-08 19:33:57
ロス先生にドキドキしてしまいました。(ちがっ)
アート(グリーン先生)、短かったですね。
ビル(ロス先生)長かったら嬉しいのですが。

アルマが生きていたなんて。
あの精神療養施設は、えらい長い前フリだったのですね。(アルマ自体が、えらい長い前フリでしたが)
返信する
週2で月収20万!! (Hideaki)
2007-12-09 08:45:13
女の中ってほんとにあったかいんだな
週2でヤレて月20万契約ってまぢうままーwwhttp://m-boo.net/esm/434
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