掘り起こされていた古井戸の中から、女性の古い遺体が発見された。遺留品から身元はオードリー・メッツと判明したが、その人物は1938年にオーソン・ウェルズの「火星人襲来」放送パニックのさなかに行方不明になり、その後の行方がメディアで面白おかしく取りざたされたことで知られていた。遺体には首で絞められた跡があり、バッグには何かの半券が入っていた。
オードリーの息子のドバーことロバートによると、当時父フェルトン・メッツは失業していたが、プライドや世間体を気にして仕事を探そうとせず、貧しくつらい時期だったという。現在フェルトンはアルツハイマーで、リリーのことをオードリーだと思うような状態になっていた。
警察にはオードリーに関する情報が色々集まっていたが、38年当時、オードリーと配給の列で顔なじみだった老人エルマーから、オードリーはダンスホールの「タクシー」と呼ばれるダンサーにスカウトされていたことがわかる。パルマというダンスホールで、オードリーは1回分のお金を払った男性客と踊る「タクシーダンサー」になっていたのだ。
ダンサー仲間で親しかったペニーによると、オードリーと親密だったウィル・ペイジという男がいたというが・・・
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100話目到達おめでとうございます。
100話目は思いっきり古いのでお願いしたい、と思っていたので、その夢がかなって嬉しいな。
昨今の不況のあおりで、キャンセルになったり話数を減らしたりするドラマがいくつもあって、佳作でも切られるケースが出てきている。
コールドケースも話数を減らしてコスト削減するようなので、これからはドラマ中の曲が減ったりするのかな。それでも200話、300話と続いていって欲しいので、ペースが落ちようとリリーの色香が褪せようと(おい)、コールドケースはご長寿番組となってほしいものだ。
オーソン・ウェルズの「火星人襲来」は、「信じた人々が大騒ぎになった」ということをまめ知識的に知っていただけだったが、ほんとにパニックだったのだな。
本当に「地球最後の日」のように、右往左往して逃げ惑う人々、という感じだったのか。まだメディアに対してそんなにスレていない人々が、ラジオくらいしかメディアがなく、メディアリテラシーという言葉もない時代に、ニュースの形でジョークをかまされてしまったという事態。
でもネットがここまで普及して、TVに新聞に雑誌にラジオに、さらにネットからと、多種多様な情報を取捨選択できる時代でも、やはり人はメディアに騙されているわけで、70年の時を隔てても人の心が「信じたいものを信じる」というのは早々変わらないものなのかもしれない。
そして「火星人襲来」を聞いた人々は、とっさに「世界の終わりに、自分はどうすればいい?」という選択を自分自身に迫ったのだ。ウェルズがどこまで狙ってその番組を放送したのかはわからないけど、「火星人襲来」はオードリーのように「一番大事なもの」「大事ではないもの」に気づいてしまった多くの人の人生を結果的に揺り動かしたのだろう。
オードリーとウィルにとっては、夢のようなラストダンスだったのだろうが、フェルトンと・・・特にドバーにとっては地獄に突き落とされたような、本当に火星人に攻め滅ぼされたような気持ちだっただろう。
母が「世界の終わり」に、自分たち家族ではなく、違う人生に心を動かされていたという事実を知ってしまったのだから。見栄っ張りの果てに妻殺しのフェルトンには同情できないが、ドバーは・・・母オードリーの生きている頃から、大人たちが誰も彼を見ていない生活で、結局老後もアルツハイマーの父の世話だし。うすうす「父が母を殺した」と感じつつも言えないまま押し殺してきた彼の人生・・・なんだか本当にかわいそうだ。
この事件が解決に至ったからといって、彼の人生の救いになることはそんなになさそうで。フェルトンは一人でさっさと「妻と過ごす夢の世界」に行ってしまって、本当に最後の最後まで身勝手で哀れな男だ・・・
それでもあんな状態でも連行されていたので、「有罪だけど結局入院」という措置がとられるまでは拘置されるのだろうか。不起訴になりそうな予感もするのだが。
しかしなんといってもヴェラ。ラストダンスに触発されて「一番大事なもの」に目覚めて、まるでラブロマンスの映画のように彼女の職場にすっ飛んでいって愛を告げるとは!
もう・・・ヴェラってなんてかわいいんだろう。でもって肝心なところがお間抜け。合コンのやりすぎで、肝心の記憶が錯綜してて「それ、私じゃないわ」って言われちゃうだなんて最悪ですよヴェラ!
でもそこがかわいいんだな。多分トニも「バカな男」と思いつつも、カワイイと思う憎めない気持ちがふつふつと沸いてきたのだろう。
ロマンチストでピュアなくせにワルぶるダメ男・・・あぁ、だから「私がいないとダメなのね」っていうナースさんとくっついてしまうのか!
【 脇俳優チェック 】
◆1938年に殺害されたオードリー・メッツ .... Bellamy Young
オフィシャルサイトあり。
「ザ・ホワイトハウス」第5シーズン10話「過去と現在」では、権利章典問題のノースカロライナ州の代理人メリールウ役。権利章典の所有権については、コネティカット州とノースカロライナ州が互いに譲らずもめていたため、ジョシュが間に立って調整することになる。
「ダーティ・セクシー・マネー」では、ウィリアム・ボールドウィン演じるダーリング家の長男パトリックの妻エレン役。普段は政治家を目指すパトリックのよき妻、ダーリング家のよき嫁として賢く冷静に振舞っている。ウィリアムに愛人(しかもニューハーフの)がいると知って衝撃を受けるが、彼のグダグダな対応にキレてパトリックの腿を撃ち抜くという暴挙も。
「グレイズアナトミー3」22~23話「夢を求めて PartⅠ、II」では、アディソンの友人ナオミのLAのオーシャンサイド・ウェルネス・グループにセックスレスの悩みで来た夫婦の妻キャシー役。実は夫のポールに腫瘍があったためのホルモンバランスのせいだった。
「ミディアム」第2シーズン7話「審判のとき」では、ジョーが陪審員を担当した事件で、被告で被害者の夫スティーブン・ガーナーの本性を暴露した、被害者ジェシカの友人役で登場。
「CSI:マイアミ4」ではシークレットサービスのエリオット捜査官のフィアンセで、検事のモニカ・ウェスト役で登場していた。カリーはエリオットといいムードだったのにもかかわらず彼女の出現でおじゃんに。しかしモニカの裏工作のせいでCSIラボが危険にさらされたことが発覚してしまうのだった。
「ER」第8シーズン7話「もし神の慈悲に背いたら」では、親の期待と自分の意志の、法学部と医学部の志望のはざまでプレッシャーに押しつぶされて自傷癖に走ってしまっていた大学生、グレース役を演じていた。
映画「ミッションインポッシブル3」では、冒頭幸せそうに婚約パーティを開いたイーサンとジュリアに、ジュリアの友人代表でスピーチを述べた友人レイチェル役。
「ボストンリーガル」第4シーズン1話に登場予定。
◆パルマの客ウィル・ペイジ38年版 .... Jonathan Scarfe
「ER Ⅳ」では、カーターのいとこで麻薬中毒のチェイス・カーター役で登場していた。
「Lの世界」第1シーズン8話「彼女たちの告白」10話「彼女たちのあがき」では、ベットとティナが参加したグループセミナーのメンバーマット役。
「グレイズアナトミー」第1シーズン5話「大人のメリット、デメリット」では、イジーが遠距離恋愛していた恋人のハンク役。彼をみんなに紹介したくてイジーはパーティを開くが、どんどん大事になってしまう。
「CSI:マイアミ3」5話「天使の犠牲」では、入場チェックにインプラントや、自動スモークドアなどの不思議な仕掛け満載のクラブのオーナーチェイス・ショウ役で登場。
両親ともに俳優の一家。母は「ザ・ホワイトハウス」でレオの妻ジェニー役を演じた(登場は1回だけだけど)Sara Botsford、父は「7デイズ」などの数多くの出演作があるAlan Scarfeだが、両親は離婚している。
◆ウィル・ペイジ現在版 .... Peter Haskell
60年代から活躍しているベテラン俳優。
「クローザー」第1シーズン3話「正義の行方」では、ロシア人娼婦が現場となった自宅(ブレンダが後から買った)で殺害された事件で、娼婦の常連客だったことからプロベンザに事情聴取された、歩行器使用の判事役。
「新刑事コロンボ 犯罪警報」では、人気TV番組「犯罪警報」のホストのアンダースが過去に出演したポルノをネタに脅迫したことから殺害された、被害者役のニュースキャスターバド・クラーク役。
映画「チャイルドプレイ」シリーズの2と3では、チャッキー人形を製作しているプレイ・パルズ・トイ社の社長サリヴァン役。
◆オードリーの息子ドバー .... Chip Hormess
「クリミナルマインド」第2シーズン9話「2人のシリアル・キラー」では、冒頭に娼婦の母親が仕事に出かけるのを見送る少年ジェイソン・ミッチェル役で登場。幼いのに、母に代わって下の子の面倒を見る大人びた子。母マーシーは連続娼婦殺人犯に拉致されて行方不明になり、祖母が彼らの面倒を見に来る。
◆情報提供者エルマー現在版 .... Len Lesser
「ER」第12シーズン8話「救出」では、ニーラが救急車同乗研修で搬送してきた、呼吸促迫の患者ウッディ・エボット役。妻に負担をかけることから治療を拒否するが、プラットに説得されて以前移植を受けた病院に転院する。
50年代から活躍しており、「となりのサインフェルド」では、レオおじさん役で第2シーズンから最後まで時々登場していた。他にも「Hey!レイモンド」など。
◆ペニー現在版 .... Julianna McCarthy
「ザ・ユニット」第2シーズン6話「過去からの手紙」では、昔戦死した兵士ジミーの妻マーガレット役。キムたちが古いジープからジミーの愛の言葉に満ちた手紙を見つけ、それを祖国の日イベントの目玉にしようと、軍のデータを駆使してマーガレットを探し出す。ところがその手紙にはとんでもないオチが隠されていたのだった・・・
「シックスフィートアンダー」第2シーズン2話「対峙」では、代理で出席した自立セミナーで戸惑うルースに、話しかけてきて隣に座った老婦人のベアトリス役。
「ER」第1シーズン1話「甘い誘い」では、慌しいERの中で、グリーン先生ご指名でのんびりとさかむけの治療にやってきていた老婦人ラスキンさん役。グリーン退場の第8シーズン18話「空に輝くオリオン」でも、1話目のオマージュとして彼女が再登場していた。
元夫のMichael Constantine(映画「マイ・ビッグ・ファット・ウェディング」とドラマ版「マイ・ビッグ・ファット・ライフ」でニアの父親ガス役)は今シーズン9話に登場予定。
◆オードリーの息子ドバー現在版 .... Lawrence Pressman
「ゴースト」第3シーズン12話「委ねられた命」では、老人型のピーター・ハリソンの幽霊役。若いピーターは「自分は看護士のクインランに殺された」と言い、老人のピーターは「自分を殺したのは主治医だ」と訴えてメリンダを混乱させる。
「ミディアム」第2シーズン1話「フェニックスの怪人 Part2」では、ジョーが夫婦関係立て直しのために通うことになったセラピスト役。アリソンを「とんでもなく自分勝手」と評した。
「BONES」第1シーズン11話「守りたいもの」に、FBIに告発されていた会社の社長スワード役で登場。告発しようとしたカールの行方を探るため、カールの妻子を拷問して殺害するという冷酷な男。
「ザ・ホワイトハウス」第1シーズン21話「民の声」では、ブルガリア大使ケン・コクラン役で登場している。コクランはブルガリア首相の娘と情事を重ねているのでバートレット大統領は彼をクビにしたいが、そのために選挙委員会の改革をからめて大規模なドミノ人事を行う。
「アリーmyラブ」第1シーズン14話「ボディ・ランゲージ」では、獄中結婚を認めるかどうかの裁判で、アリーが色仕掛けしようとしたスマート判事役。「FBI~失踪者を追え」15話「さらわれた花嫁」では、かつて家で預かっていた時に虐待した少女が、成人して息子の嫁になるというので、誘拐を演出してまで息子をコントロールしようとする非情な花婿の父ベックワースで登場。
「天才少年ドギー・ハウザー」ではキャンフィールド院長をやっていた、ちょっとコワモテなおじさま。そのコワモテが幸いしてか災いしてか、「DC911」という911を題材にしたドキュメントドラマでチェイニー副大統領(写真は副大統領本人)を演じている。
「NCIS」第4シーズン11話に登場予定。
◆オードリーの夫フェルトン現在版 .... Ralph Waite
70年代に9シーズン続いた人気ファミリードラマ「わが家は11人」で、ウォルトン一家の父親ジョン・ウォルトン役を演じて人気を博した。
映画「ボディガード」では、ケヴィン・コスナー演じるフランクの父ハーブ役。襲撃から守るため、父の家にホイットニー・ヒューストン演じる歌姫レイチェルを連れていくのだった。
「NCIS」第6シーズンに登場予定だが、ギブスの父親役を演じることになるらしい。
◆オードリーの夫フェルトン38年版 .... Tuc Watkins
「デスパレートな妻たち」第4シーズン4話「好かれたい症候群」以降に、ウィステリア通りに引っ越してきたゲイカップルの片割れボブ・ハンター役でサブレギュラー。都会の生活に疲れて郊外への引越しを決意するが、リアルのゲイに免疫がない隣人たちに好奇の目で見られたり、通りの雰囲気にそぐわないアートなオブジェを庭に飾ってトラブルを起こしたりしている。
「CSI:2」20話「猫屋敷の老婆」では、BMW爆破事件の目撃者でメカニックのマーカス・レミック役。実は頼まれて爆破を仕組んだのだった。
◆ヴェラの元彼女トニ .... Sonja Sohn
初登場は第4シーズン10話「相棒」。近所のバスケ少年アンドレのボールを取り上げたところ、警察にトニが怒鳴り込んできた。その後付き合うようになるが、第4シーズン14話「8時3分」でデートに遅刻したことで「刑事とじゃ付き合えない」と言われ、距離を置かれていた。
「The Wire」ではレズビアンの麻薬捜査班刑事キーマ・グレッグス役でレギュラー。バブルスを更正させようとするなど優しい一面も。
女優の前は詩人として本を出版するなどしていた。
「ブラザーズ&シスターズ」第3シーズンに何回か登場予定。
◆オードリーをスカウトしたバズ・モラン .... James Sharpe
「クリミナルマインド」第3シーズン19話「記憶を失くした殺人犯」では、2004年に発生したジョギング女性連続殺人を担当していた、ヴァージニアの現地の刑事ジャービス役。
◆オードリーについての情報提供者エルマー38年版 .... Ari Zagaris
「CSI:7」19話「リムジンの惨劇」では、ドラッグの売人らのリムジンが銃撃された事件で、リムジンと撃ち合った銃撃戦で被弾した弾を、ヤミで摘出しようとして悪化して命を落としたスコッティ役。
オードリーの息子のドバーことロバートによると、当時父フェルトン・メッツは失業していたが、プライドや世間体を気にして仕事を探そうとせず、貧しくつらい時期だったという。現在フェルトンはアルツハイマーで、リリーのことをオードリーだと思うような状態になっていた。
警察にはオードリーに関する情報が色々集まっていたが、38年当時、オードリーと配給の列で顔なじみだった老人エルマーから、オードリーはダンスホールの「タクシー」と呼ばれるダンサーにスカウトされていたことがわかる。パルマというダンスホールで、オードリーは1回分のお金を払った男性客と踊る「タクシーダンサー」になっていたのだ。
ダンサー仲間で親しかったペニーによると、オードリーと親密だったウィル・ペイジという男がいたというが・・・
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100話目到達おめでとうございます。
100話目は思いっきり古いのでお願いしたい、と思っていたので、その夢がかなって嬉しいな。
昨今の不況のあおりで、キャンセルになったり話数を減らしたりするドラマがいくつもあって、佳作でも切られるケースが出てきている。
コールドケースも話数を減らしてコスト削減するようなので、これからはドラマ中の曲が減ったりするのかな。それでも200話、300話と続いていって欲しいので、ペースが落ちようとリリーの色香が褪せようと(おい)、コールドケースはご長寿番組となってほしいものだ。
オーソン・ウェルズの「火星人襲来」は、「信じた人々が大騒ぎになった」ということをまめ知識的に知っていただけだったが、ほんとにパニックだったのだな。
本当に「地球最後の日」のように、右往左往して逃げ惑う人々、という感じだったのか。まだメディアに対してそんなにスレていない人々が、ラジオくらいしかメディアがなく、メディアリテラシーという言葉もない時代に、ニュースの形でジョークをかまされてしまったという事態。
でもネットがここまで普及して、TVに新聞に雑誌にラジオに、さらにネットからと、多種多様な情報を取捨選択できる時代でも、やはり人はメディアに騙されているわけで、70年の時を隔てても人の心が「信じたいものを信じる」というのは早々変わらないものなのかもしれない。
そして「火星人襲来」を聞いた人々は、とっさに「世界の終わりに、自分はどうすればいい?」という選択を自分自身に迫ったのだ。ウェルズがどこまで狙ってその番組を放送したのかはわからないけど、「火星人襲来」はオードリーのように「一番大事なもの」「大事ではないもの」に気づいてしまった多くの人の人生を結果的に揺り動かしたのだろう。
オードリーとウィルにとっては、夢のようなラストダンスだったのだろうが、フェルトンと・・・特にドバーにとっては地獄に突き落とされたような、本当に火星人に攻め滅ぼされたような気持ちだっただろう。
母が「世界の終わり」に、自分たち家族ではなく、違う人生に心を動かされていたという事実を知ってしまったのだから。見栄っ張りの果てに妻殺しのフェルトンには同情できないが、ドバーは・・・母オードリーの生きている頃から、大人たちが誰も彼を見ていない生活で、結局老後もアルツハイマーの父の世話だし。うすうす「父が母を殺した」と感じつつも言えないまま押し殺してきた彼の人生・・・なんだか本当にかわいそうだ。
この事件が解決に至ったからといって、彼の人生の救いになることはそんなになさそうで。フェルトンは一人でさっさと「妻と過ごす夢の世界」に行ってしまって、本当に最後の最後まで身勝手で哀れな男だ・・・
それでもあんな状態でも連行されていたので、「有罪だけど結局入院」という措置がとられるまでは拘置されるのだろうか。不起訴になりそうな予感もするのだが。
しかしなんといってもヴェラ。ラストダンスに触発されて「一番大事なもの」に目覚めて、まるでラブロマンスの映画のように彼女の職場にすっ飛んでいって愛を告げるとは!
もう・・・ヴェラってなんてかわいいんだろう。でもって肝心なところがお間抜け。合コンのやりすぎで、肝心の記憶が錯綜してて「それ、私じゃないわ」って言われちゃうだなんて最悪ですよヴェラ!
でもそこがかわいいんだな。多分トニも「バカな男」と思いつつも、カワイイと思う憎めない気持ちがふつふつと沸いてきたのだろう。
ロマンチストでピュアなくせにワルぶるダメ男・・・あぁ、だから「私がいないとダメなのね」っていうナースさんとくっついてしまうのか!
【 脇俳優チェック 】
◆1938年に殺害されたオードリー・メッツ .... Bellamy Young
オフィシャルサイトあり。
「ザ・ホワイトハウス」第5シーズン10話「過去と現在」では、権利章典問題のノースカロライナ州の代理人メリールウ役。権利章典の所有権については、コネティカット州とノースカロライナ州が互いに譲らずもめていたため、ジョシュが間に立って調整することになる。
「ダーティ・セクシー・マネー」では、ウィリアム・ボールドウィン演じるダーリング家の長男パトリックの妻エレン役。普段は政治家を目指すパトリックのよき妻、ダーリング家のよき嫁として賢く冷静に振舞っている。ウィリアムに愛人(しかもニューハーフの)がいると知って衝撃を受けるが、彼のグダグダな対応にキレてパトリックの腿を撃ち抜くという暴挙も。
「グレイズアナトミー3」22~23話「夢を求めて PartⅠ、II」では、アディソンの友人ナオミのLAのオーシャンサイド・ウェルネス・グループにセックスレスの悩みで来た夫婦の妻キャシー役。実は夫のポールに腫瘍があったためのホルモンバランスのせいだった。
「ミディアム」第2シーズン7話「審判のとき」では、ジョーが陪審員を担当した事件で、被告で被害者の夫スティーブン・ガーナーの本性を暴露した、被害者ジェシカの友人役で登場。
「CSI:マイアミ4」ではシークレットサービスのエリオット捜査官のフィアンセで、検事のモニカ・ウェスト役で登場していた。カリーはエリオットといいムードだったのにもかかわらず彼女の出現でおじゃんに。しかしモニカの裏工作のせいでCSIラボが危険にさらされたことが発覚してしまうのだった。
「ER」第8シーズン7話「もし神の慈悲に背いたら」では、親の期待と自分の意志の、法学部と医学部の志望のはざまでプレッシャーに押しつぶされて自傷癖に走ってしまっていた大学生、グレース役を演じていた。
映画「ミッションインポッシブル3」では、冒頭幸せそうに婚約パーティを開いたイーサンとジュリアに、ジュリアの友人代表でスピーチを述べた友人レイチェル役。
「ボストンリーガル」第4シーズン1話に登場予定。
◆パルマの客ウィル・ペイジ38年版 .... Jonathan Scarfe
「ER Ⅳ」では、カーターのいとこで麻薬中毒のチェイス・カーター役で登場していた。
「Lの世界」第1シーズン8話「彼女たちの告白」10話「彼女たちのあがき」では、ベットとティナが参加したグループセミナーのメンバーマット役。
「グレイズアナトミー」第1シーズン5話「大人のメリット、デメリット」では、イジーが遠距離恋愛していた恋人のハンク役。彼をみんなに紹介したくてイジーはパーティを開くが、どんどん大事になってしまう。
「CSI:マイアミ3」5話「天使の犠牲」では、入場チェックにインプラントや、自動スモークドアなどの不思議な仕掛け満載のクラブのオーナーチェイス・ショウ役で登場。
両親ともに俳優の一家。母は「ザ・ホワイトハウス」でレオの妻ジェニー役を演じた(登場は1回だけだけど)Sara Botsford、父は「7デイズ」などの数多くの出演作があるAlan Scarfeだが、両親は離婚している。
◆ウィル・ペイジ現在版 .... Peter Haskell
60年代から活躍しているベテラン俳優。
「クローザー」第1シーズン3話「正義の行方」では、ロシア人娼婦が現場となった自宅(ブレンダが後から買った)で殺害された事件で、娼婦の常連客だったことからプロベンザに事情聴取された、歩行器使用の判事役。
「新刑事コロンボ 犯罪警報」では、人気TV番組「犯罪警報」のホストのアンダースが過去に出演したポルノをネタに脅迫したことから殺害された、被害者役のニュースキャスターバド・クラーク役。
映画「チャイルドプレイ」シリーズの2と3では、チャッキー人形を製作しているプレイ・パルズ・トイ社の社長サリヴァン役。
◆オードリーの息子ドバー .... Chip Hormess
「クリミナルマインド」第2シーズン9話「2人のシリアル・キラー」では、冒頭に娼婦の母親が仕事に出かけるのを見送る少年ジェイソン・ミッチェル役で登場。幼いのに、母に代わって下の子の面倒を見る大人びた子。母マーシーは連続娼婦殺人犯に拉致されて行方不明になり、祖母が彼らの面倒を見に来る。
◆情報提供者エルマー現在版 .... Len Lesser
「ER」第12シーズン8話「救出」では、ニーラが救急車同乗研修で搬送してきた、呼吸促迫の患者ウッディ・エボット役。妻に負担をかけることから治療を拒否するが、プラットに説得されて以前移植を受けた病院に転院する。
50年代から活躍しており、「となりのサインフェルド」では、レオおじさん役で第2シーズンから最後まで時々登場していた。他にも「Hey!レイモンド」など。
◆ペニー現在版 .... Julianna McCarthy
「ザ・ユニット」第2シーズン6話「過去からの手紙」では、昔戦死した兵士ジミーの妻マーガレット役。キムたちが古いジープからジミーの愛の言葉に満ちた手紙を見つけ、それを祖国の日イベントの目玉にしようと、軍のデータを駆使してマーガレットを探し出す。ところがその手紙にはとんでもないオチが隠されていたのだった・・・
「シックスフィートアンダー」第2シーズン2話「対峙」では、代理で出席した自立セミナーで戸惑うルースに、話しかけてきて隣に座った老婦人のベアトリス役。
「ER」第1シーズン1話「甘い誘い」では、慌しいERの中で、グリーン先生ご指名でのんびりとさかむけの治療にやってきていた老婦人ラスキンさん役。グリーン退場の第8シーズン18話「空に輝くオリオン」でも、1話目のオマージュとして彼女が再登場していた。
元夫のMichael Constantine(映画「マイ・ビッグ・ファット・ウェディング」とドラマ版「マイ・ビッグ・ファット・ライフ」でニアの父親ガス役)は今シーズン9話に登場予定。
◆オードリーの息子ドバー現在版 .... Lawrence Pressman
「ゴースト」第3シーズン12話「委ねられた命」では、老人型のピーター・ハリソンの幽霊役。若いピーターは「自分は看護士のクインランに殺された」と言い、老人のピーターは「自分を殺したのは主治医だ」と訴えてメリンダを混乱させる。
「ミディアム」第2シーズン1話「フェニックスの怪人 Part2」では、ジョーが夫婦関係立て直しのために通うことになったセラピスト役。アリソンを「とんでもなく自分勝手」と評した。
「BONES」第1シーズン11話「守りたいもの」に、FBIに告発されていた会社の社長スワード役で登場。告発しようとしたカールの行方を探るため、カールの妻子を拷問して殺害するという冷酷な男。
「ザ・ホワイトハウス」第1シーズン21話「民の声」では、ブルガリア大使ケン・コクラン役で登場している。コクランはブルガリア首相の娘と情事を重ねているのでバートレット大統領は彼をクビにしたいが、そのために選挙委員会の改革をからめて大規模なドミノ人事を行う。
「アリーmyラブ」第1シーズン14話「ボディ・ランゲージ」では、獄中結婚を認めるかどうかの裁判で、アリーが色仕掛けしようとしたスマート判事役。「FBI~失踪者を追え」15話「さらわれた花嫁」では、かつて家で預かっていた時に虐待した少女が、成人して息子の嫁になるというので、誘拐を演出してまで息子をコントロールしようとする非情な花婿の父ベックワースで登場。
「天才少年ドギー・ハウザー」ではキャンフィールド院長をやっていた、ちょっとコワモテなおじさま。そのコワモテが幸いしてか災いしてか、「DC911」という911を題材にしたドキュメントドラマでチェイニー副大統領(写真は副大統領本人)を演じている。
「NCIS」第4シーズン11話に登場予定。
◆オードリーの夫フェルトン現在版 .... Ralph Waite
70年代に9シーズン続いた人気ファミリードラマ「わが家は11人」で、ウォルトン一家の父親ジョン・ウォルトン役を演じて人気を博した。
映画「ボディガード」では、ケヴィン・コスナー演じるフランクの父ハーブ役。襲撃から守るため、父の家にホイットニー・ヒューストン演じる歌姫レイチェルを連れていくのだった。
「NCIS」第6シーズンに登場予定だが、ギブスの父親役を演じることになるらしい。
◆オードリーの夫フェルトン38年版 .... Tuc Watkins
「デスパレートな妻たち」第4シーズン4話「好かれたい症候群」以降に、ウィステリア通りに引っ越してきたゲイカップルの片割れボブ・ハンター役でサブレギュラー。都会の生活に疲れて郊外への引越しを決意するが、リアルのゲイに免疫がない隣人たちに好奇の目で見られたり、通りの雰囲気にそぐわないアートなオブジェを庭に飾ってトラブルを起こしたりしている。
「CSI:2」20話「猫屋敷の老婆」では、BMW爆破事件の目撃者でメカニックのマーカス・レミック役。実は頼まれて爆破を仕組んだのだった。
◆ヴェラの元彼女トニ .... Sonja Sohn
初登場は第4シーズン10話「相棒」。近所のバスケ少年アンドレのボールを取り上げたところ、警察にトニが怒鳴り込んできた。その後付き合うようになるが、第4シーズン14話「8時3分」でデートに遅刻したことで「刑事とじゃ付き合えない」と言われ、距離を置かれていた。
「The Wire」ではレズビアンの麻薬捜査班刑事キーマ・グレッグス役でレギュラー。バブルスを更正させようとするなど優しい一面も。
女優の前は詩人として本を出版するなどしていた。
「ブラザーズ&シスターズ」第3シーズンに何回か登場予定。
◆オードリーをスカウトしたバズ・モラン .... James Sharpe
「クリミナルマインド」第3シーズン19話「記憶を失くした殺人犯」では、2004年に発生したジョギング女性連続殺人を担当していた、ヴァージニアの現地の刑事ジャービス役。
◆オードリーについての情報提供者エルマー38年版 .... Ari Zagaris
「CSI:7」19話「リムジンの惨劇」では、ドラッグの売人らのリムジンが銃撃された事件で、リムジンと撃ち合った銃撃戦で被弾した弾を、ヤミで摘出しようとして悪化して命を落としたスコッティ役。
私の住む関西では現在 CSI5 、、、擬似家族が一時的?に解散し、近親相姦が起きているあたりです(爆)・・・・・つまり娘の父への告白
そしてコールドケース これは現在シーズン2 の後半 昨日は キング牧師、マルコムⅩなどの時代背景のエピでした。
コールドケース、、、4,6回見たんですがいいですね! CSIと違った魅力があります。
CSIは、もろ理論型、、左脳系で 繰り返し見て初めて 点がつながって線になる快感があります
ひきかえコールドケース、、、は、そんなに難しくなく1回見ただけで理解できるけど情緒を刺激する・・・右脳系ですね! 毎度毎度せつなさにやられます。
何十年も経って分かる真実という枠作りが余計に切なさを演出してるのではと思います。
CSIと比べ犯人も鬼畜系でなく、やむにやまれずっていう犯人側にも切ない要素を盛り込んでいるし、、、
交互に出る現代と過去の姿の演出、当時の音楽のBGM 徹底した切なさ路線 独自の演出
月曜は切なさに泣き、水曜日は擬似家族とパズル的快感に酔う昨今です
それとコールドケース、、、 少し前のエピでしたが 疑わしき容疑者の吹き替えが牛山さん
なもんで女主人公と容疑者の問答が延々 続くんですが、どうしてもロスとフィービーの会話を連想してしまい笑ってしまいました フィービーというよりアースラー・バージョンでしたけど
売れっ子の声優さんどうしだからしょがないですね(笑)