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くまぷーの海外ドラマblog

海外ドラマを脇役チェックなどしつつ
あれこれ見ています。

FBI~失踪者を追え!3 第8話「双子の兄弟 Ⅱ」

2007年05月24日 | FBI~失踪者を追え!~
【 失踪者 : モリー・ペトロヴィッチ 】
FBI着手:失踪4日後

ホームレス支援センターにいたホームレスの女性モリーが、センターから姿を消して4日たったと通報があり、交際していた恋人のネッドとの関係がこじれたせいかとみられた。
そのセンターではかつて、所長補佐グレッグがセンターの女性ホームレスたちを殺害したとして罪に問われたことがあった。しかしその時真犯人と目されながらグレッグに罪を押し付けた彼の双子の兄リックが、現在はグレッグのポジションで代わりに働いていることがわかった。
ジャックたちはモリーもまた、リックが同じ手口で殺害したのではないかと疑い始めた。そんな矢先、ずっと罪状を認めていたグレッグが突然無罪を主張し始めた。それもまたリックのさしがねだった。
そしてネッドの車からモリーの遺体が発見され、さらにネッドの部屋からは過去の連続事件の写真が発見される。過去の事件当時、ネッドはドラッグ中毒でアリバイを立証できないと知っているリックが、ネッドに罪を着せてグレッグを釈放しようとしたのだった。
そこでジャックはひそかに写真を発見しなかったことにして部屋に戻しておく・・・

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第2シーズン19話「双子の兄弟」の解決編。
グレッグとリックは1人の俳優さんTony Goldwynが演じ分けていて、声優さんも一人で二役。(12歳のグレッグとリックもやはりBrian McLaughlinがひとりで演じていたが、こちらはさすがに声優さんは二人キャスティングされていた)刑務所の面会のシーンなどはとてもひとりでやっているとは思えないくらいで、ぞくっと鳥肌が立った。
最後にジャックとサマンサが踏み込んだ時はさらに「グレッグのふりをしているリック」という、ワンランクレベルの高い演技をしていたわけで、しかも視聴者には微妙にわかるくらいにヒントを出しつつ演じているのを見て、いやーこれはすごいなと感心してしまった。

トリシア母の証言から、昔はグレッグがリーダー格でリックがおミソだった、という話が出てきたあたりで、「これはその昔、中身が入れ替わってたのか!」とか一瞬思ってしまった。
いやでも、よく考えてみたらそれやっても意味ないし。
そんな話に展開していくのなら、それは科学の出番ということで、CSIとの合同捜査だな!(ないない)
でも絶対入れ替わりオチは使うよな、と思ってたので案の定。踏み込んだ時から「リックだな」と思った。服脱いでたし。

それにしても、前回ジャックは「どうにかならないんですか!」とかサムに詰め寄られていたのだった。冒頭の回想で思い出してしみじみしてしまった。そういう「捕まえられなかった相手」に対しては無茶苦茶熱が入ってしまうジャック。
「お手伝いしましょうか」
「自供してください」
出た!久々のオヤジのイケズ攻撃
私こういうジャック大好きなんですが・・・(変態やな)
ジャックは心の中が燃えていれば燃えているほど、冷静にイケズになっていくような。今回相当怒ってるよなぁアレ・・・
ところが、マーティンは・・・ニコニコ冷静にしてるように見えて、明らかに額に「」マークというか「」マークがミエミエ。マーティンはこいつに遺恨があったんだった。
「キャディ」発言ね。
そりゃ真っ赤に燃えたなオーラがメラメラするわけだ。

写真戻して、「何もありませんでしたよ」とわざとリックに言って、匿名のチクリが入ったら「はい、犯人出ました」っていう賭けはあまりにチョロかったけれど、でもそれでネッドとグレッグの被った被害を考えると、もうちょっと正攻法で行ったれよ、と思わないでもなかった。無理かな?
容疑者を言わずに盗聴許可取るし・・・オヤジ、今回ジャック的アウトロー手法炸裂しすぎだ。
結局オルチェックも取り調べを見ていて感じるものがあったのか、ちゃんと捜査をやらせてくれたからよかったものの。彼も性差別&人種差別でお役人気質なところがなきにしもあらずだけれど、でも、バカ上司ではなかったようで。
「ジャックがビルから飛べと言ったら、そうするのかね?」
「もちろんそうします!」
サムのオヤジころがしのテクはさすがといったところだろうか(違)。
ジャックが聞いてたらどんな顔をしたか見てみたいものだ。・・・あと、マーティンの顔もね。

そう、サムといえば・・・あの「離婚届」のところでのジャックの「間」ったら。
あのサムの微妙な表情に、ジャックの微妙な間は・・・どうにもツッコミにくい、絶妙な「間」!うまいなぁ、ああいうとこ。
重要な案件の最中に、デスクで自分の離婚届眺めてどんよりしてるわけないだろ!(あ、前にしてたような気も)

最近ちょっと影の薄いダニーだが、
「オルチェックとやりあったってぇ?」の後のニヤニヤ顔とか、細かいところでスパイスになってきいていた。それぞれがそれぞれの持ち場をきちんとこなしていて、バランスのいいエピを見ると非常にすっきりする。
毎回こうであってほしいものだが・・・そうはうまくいかないよなぁ。

(今回全部「サム」になってるかな?サ●ンサと書くと、なぜか某ブランドがらみの広告TBが非常にウザいので。宣伝目的のみのTBはばっさりとデリっておりますが・・・しつこいんですよね、とぼやく程度にほんとに宣伝TBが多い今日この頃。)


【 脇俳優チェック 】


◆ホームレスセンターの所長ピーター .... John Cothran Jr.
「名探偵モンク」第2シーズン7話(NHK放送順による)「塀の中の殺人」では、死刑目前の死刑囚殺人が発生した刑務所の所長クリスティ役で登場していた。
「フェリシティの青春」第1シーズン9話「素直になって」ではエレナの父親役。エレナは親子で感謝祭を一緒に過ごそうとするが意志の疎通がうまくいかず決裂、結局父親が歩み寄って和解するのだった。
「ER」第3シーズン12話「友亡きあと」ではガント(Omar Epps)の父デニス・ガントSr役。

◆双子のグレッグとリック .... Tony Goldwyn
双子の役を一人で演じている。
父方の祖父が映画製作者でハリウッドの重鎮Samuel Goldwyn、母方の祖父が「風と共に去りぬ」の脚本Sidney Howardという家系で、兄はパラマウントの社長。
「ラストサムライ」ではトム・クルーズ演じるオルグレン大尉のかつての上司、バグリー大佐役を演じていた。彼の誘いでオルグレンは日本に行くことになる。「ゴースト ニューヨークの幻」では主役のサムの親友でありながら殺害犯で、デミ・ムーア演じるモリーを誘惑しようとするカール役を演じていた。
「ペリカン文書」では大統領補佐官コール役、アニメ「ターザン」ではターザンの声をふきかえている。
演出にも才能を発揮しており、「グレイズ・アナトミー」では第1シーズン3話「私はあなたの”ゲーム”」、第2シーズン24話「致命的ダメージ」が彼の演出だ。WATでも第3シーズン5話「リネットの場合」を演出している。

◆回想シーンの保安官 .... John Hayden
12歳のグレッグを尋問していた保安官。
「コールドケース2」9話「ハンター」では、首なし連続殺人の被害者ティナの父役で、娘について悲痛に語るシーンで登場していた。

◆トリシアの母 .... Claudette Nevins
「メルローズ・プレイス」で全シーズンを通してマット(「デスパレートな妻たち」のトム役のDoug Savant)の母親コンスタンス役で登場。また「犯罪捜査官ネイビーファイル」でもウェッブ(「デスパレートな妻たち」のレックス役のSteven Culp)の母役も演じており、ある意味「デスパレートな夫たちの母」な女優さんだ。
「アリーmyラブ2」4話「女と男の処世術」では、エレインの彼氏(だけどアリーに気があり?)ジョージを宗教的な理由でクビにした雑誌社社長ホリングス役で登場している。
「ビバリーヒルズ青春白書」第4シーズンでは、ブレンダと婚約したスチュアートの母親ヴィヴィアン役。
コメント (4)
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FBI~失踪者を追え!3 第7話「母と子の明日(後篇)」

2007年05月18日 | FBI~失踪者を追え!~
【 失踪者 : コリーン・マクグラス 】

コリーンがやっていたドラッグの運び屋が行方につながるカギになると考えたサマンサは、コリーンと同じモーテルに住み、同じ量販店エブリマートで働き、運び屋の声がかかるのを待つ潜入捜査をスタートさせる。
以前同様の事件で死亡したエリザベス・ロジャースのボスがエブリマートの店長バーディックだったことから、彼が運び屋の紹介者だということがわかったが、すでにツテは途絶えていた。そこで別のルートを探るために、サマンサは仕事先をコールマン工業へと移す。
肉体労働をしながら待つ日々は次第にサマンサを疲れさせていたが、モーテルに住む母子家庭の少女エイミーに自分を重ねることで心をなごませていた。
そして少しずつ運び屋につながるルートに近づきつつあったサマンサに、コリーンの遺体発見の知らせがもたらされる・・・

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サマンサ掘り下げスペシャル。

「プチ家出したけど、すぐにママが迎えにきた」っていう逸話が出てきたのは・・・1-11の「思い出ビデオ」だったっけ?前にその話を見た時には、ちょっぴり甘酸っぱい思い出話で、ママに抱き締めてもらって和解して家に戻ったのかなとか想像していたのだが・・・
実はママが乗ってきたのはパトカーで、「今は言う通りにしてちょうだい!」というのは警官の手前という意味を含んでいて、「一緒に一つ屋根の下で暮らせ」ないくらい母子関係がぎりぎりのところまできていたというシビアな話だったわけだ。
でも、母親と同じ目線で「生きるのに精いっぱい」の暮らしを体験して、やっと素直に母親と話せるようになったサマンサ。本当はずっとわかっていたのだけど、母親に対してどこか胸の中に氷を抱いていたのかもしれない。
それにしても、「寝る時に真っ暗だから蛍を取りたい」というリトルサマンサの訴えは胸が痛くなった。そんな娘の言葉にママの心だって痛かったはずなのだけど、でもママにとって夜のベッドは暗闇を怖がってる場合じゃなくて、目をつぶればバッタリ眠りに沈んでしまうわけで・・・一秒でも早く休みたかったんだよね。
わかってたけど、理解して受け止めることができた、ということで、ずっとカウンセラーと話してきたことがここでやっと一つのゴールを見た、って感じだろうか。

普段はサマンサというキャラは、自分の心の中の棚の分類は「別にどうでもいい」のカテゴリにあるというか、「CSI:NY」のステラと同じ箱に入れて、普段出し入れしない高い位置にしまってあるような感じだ。(NYのリンジー、マイアミのカリーは箱が違うんだなこれが)
しかしこのエピはよかった。サマンサというキャラというよりは、ポピー・モンゴメリーという女優さんがいいなと再認識したような感じだろうか。他の作品で出会ったらきっと好きになるのかもね(って・・・フォローのできないエリアに墜落したような気がする)。

事件の横で、「サマンサをめぐる二人の男」の微妙な心理が描かれていたが・・・肩もみジャックに「セクハラおやじ!」とつっこんだのは、きっと私だけではないはず。
サマンサが「昔付き合ったことがなければ、やらせたはず」とか詰め寄っていたが、まぁなんという卑怯なカードを切っちゃうのねぇと。こういう場合、女の方が強いというか。ジャックは一生言われるのだな、「あなた昔私と付き合ってたから」って。いやはや部下に手を出すもんじゃないっすね。
そりゃヴィヴに「あなたもよく耐えたわね」と言われるわけだわと(微違)。
対するマーティンは「僕も寝るの早いよ」ってすっかりサムシックモード。
寂しさ全開~!そうですか、一人じゃすることないんですか。
サムのお気に入りのピザを差し入れしちゃったりして、けなげすぎる。おそらく・・・その役やりますってマーティンが言った時、あまりにバレバレでダニーとヴィヴが笑いをこらえたんじゃないかと思うくらいだ。

最後のアクションシーンで、左方向に撃たれた犯人、右方向にサマンサが倒れていて、ジャックとマーティンが駆け寄ろうとするところで・・・
マーティンが左、ジャックが右を走っていたもので、そのままマーティンが犯人にジャックがサムに向かうのだけど、
「え?ボクこっち? そっちがいいんだけど、
 あぁ、ボスがそっち行っちゃうんですか。ボスが抱っこしちゃうんですか。
 僕そっちがよかったなぁぁぁ!
ってアテレコしたいようなマーティンの表情と動作の変遷になっていた。
しかしその直後、「サムに付き添います!」のあたりで形勢逆転。今度はボスの方が
「ちきしょぉ、俺がついていきてぇ」の顔に・・・
そりゃヴィヴに「あなたもよく耐えたわね」と言われるわけだわと(激違)。
・・・妄想120%ですみません。

ところで。このエピの予告はかなりあちこちで不評だったようだが、次回の予告は、打って変って思わせぶりな作りになっていたことだ。
あの一卵性双生児エピアゲイン。
「あなたですね」ってどっちだよ!あぁぁ気になる!!
そう、予告はこのくらいでなくちゃ。


【 脇俳優チェック 】

◆工場仲間ジョアンナ .... Mo Gaffney
オフィシャルサイトあり。
「フレンズ」第7シーズン19話「いとこはボンドガール」で、ジョーイのことを(珍しく)気に入ったキャスティングディレクターの役で登場している。しかし役がユダヤ人のオールヌードのある役で、ジョーイが嘘をついてユダヤ系(割礼済みという意味)と言ってしまったために、真っ裸のオーディションをしのぐためジョーイは「工作」を試みるのだった。
「あなたにムチュー」「That '70s Show」にサブレギュラー出演しているが、それぞれ日本では未放映部分。

◆売人グループの一人ディーケー・マニット ....  Sung Kang
「コールドケース2」5話「ブレスレット」では、両親の死についてリリーに再調査を依頼してきた少女カーラの父で、カンボジアからの亡命者サン役を演じていた。
「名探偵Mr.モンク」では、カンフーの達人マスター・ジーの弟子役で登場していた。
「CSI:マイアミ5」3話に登場予定。

◆工場仲間ハーウィ ....  Jerry Kernion
「コールドケース2」20話「ナイフ」で、工場が閉鎖されて生活に困り、かつての同僚である被害者のジョーの遺体を発見しながらもそこから金を奪ったハム・ダン85年版役で登場。ハムが金を奪ったために物取りの犯行と見なされて、事件は真相に届かなかった。しかしハムが刑務所の集団カウンセリングでカミングアウトしたおかげで、ジョーのいとこジェームズがリリーに打ち明けて、事件が再捜査されることに。
「名探偵モンク」第3シーズン1話(NHK放送順による)「迷探偵 対決!」では、駐車場にて遺体で発見された被害者の警備員役。

◆コリーンと同じモーテルの少女エイミー .... Mary Matilyn Mouser
「CSI:6」5話「生きる定め」に、失踪した一家の長女キャシー役を演じていた。ウォリックの渾身の捜査によって無事救出されていた。
「名探偵モンク3」2話(NHK放送順による)「モンクの父帰る!?」では、ハロウィンでアンブローズの家にやってきてお菓子をねだった、お姫様ドレスの女の子として登場していた。

◆サマンサの少女時代 .... Aspen Payge
「コールドケース2」18話「闘犬」で、オープニングの回想シーンに被害者スローンの娘役で登場している。オフィシャルではないようだがファンサイトあり。
コメント (2)
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FBI~失踪者を追え!3 第6話「母と子の明日(前篇)」

2007年05月10日 | FBI~失踪者を追え!~
【 失踪者 : コリーン・マクグラス 】
FBI着手:失踪23時間後

シングルマザーのコリーンがベビーシッターに、普段はシッターは休みの日なのに「会社の研修がある」と息子のジェイクを預けたまま姿を消した。
コリーンは貧しいながらもジェイクを身ぎれいにしており、きちんとした子育てをしていたようだった。ただ、シッター代も遅れがちだったのに、なぜか5日前に臨時収入があったようで、ジェイクの靴を買ったりしていたことがわかる。
しかしエブリマートの店長によると、会社の研修はなく嘘だったことがわかる。住んでいたモーテルには荷物がそのまま残されており、貧しい彼女は電話も公衆電話を使っており、手がかりは少なかった。モーテルの管理人は、彼女の元に男性が出入りしていたことでクレームがあったので、文句を言ったら反発されたと語る。
サマンサは彼女の境遇に肩入れしたのか、次第に感情移入を深めていく。そんな中、彼女には別の仕事があったことがわかるが・・・

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前後篇というから楽しみにしてたんだけど、うーん、サマンサ特集かぁ(とかいきなり危険球)。
それでサマンサの暴走にジャックがひきずられて、焼けぼっくいでマーティンハートブレイクスペシャルなら・・・
それは楽しみかも~?(暴投)

荒れ球ついでに・・・あの予告はどっちが作ってるのだろうか。アチラ?それともこちら?
なんというか、やたら露出過剰な予告編ありがとうつーか。
1stの腹出しジャックの時も(「911の爪跡」だというに!)サムの血みどろ見せられて、「あ、足ね、だいじょぶなのね」みたいなネタバレかまされてしまったわけで。
またですか?前後篇の時は控えめにお願いしたいものなのだけど、まぁアチラ製作だったらしゃーないし。。

もしこちらだったら?・・・だったら・・・いや、予告より・・・
 萬田さんを!
(そっちかよ!!しかも別ドラマだし!!大暴投だよ!!)

サマンサが必要以上にコリーンに肩入れするのは、過去に何かあったからなのだろうか。少しくらいそれをちら見させてくれればいいのにと思ったが、後篇にお預けかな?
全く出し惜しみなことだ。
「コリーンみたいな人に何かあっても誰も気づかないし、
  だれも責任を問われない」
それが「許せない」とサマンサは熱く語っていたが、もちろんそれは「コリーン」もだけど「みたいな人」に目がいってるからこそアツくなっているのだろう。
サマンサがコリーンを通して見ているのは誰なのか。かつての自分なのか、それとも・・・
それが種明かしされないうちは、サマンサの飛ばしっぷりがウザく感じる気が。特に上の発言を語ってた前後、ヴィヴへのつっかかりとか、マーティンに「仕事しろ(意訳)」といなされるあたりとか。
俗にそれは「空回り」というわけですが。来週そのが空回りが飛んで飛んで回って回って、どこまていっちゃうのやら。別にサムが一人で空回ってるうちはいいんだけど・・・

・・・ジャックがなぁ。ハジけて腹見せるしな~・・・
おやじが血迷わなければ、私はサムがどこに飛んでってもかまわんのですけどねー。
多分、確実に、絶対血迷うわな・・・

そんな突っ走ってるサムを目の当たりにして、マーティンが終始「ボクの知らない君がいる・・・」っていうジェラシー含んだ視線を投げかけてたようで。
マーティンたら全然手綱扱えてないし。どうどうどう、と暴れ馬の首筋叩いて見せたとき(違)くらいじゃないかな、おとなしくさせられたのは。

そうそうその暴れ馬のシーン(どこやねん)で、とうとう!やっと!ダニーが気付いた!
あの「ハハァ~ン」という表情が何ともかわいかった。
気づくの遅いけどね!
多分ヴィヴはとっくに気付いてるような気がしないでもない。
そしてジャックは・・・気付いてないけどサムに打ち明けられて「知ってたよ」とか知ってたふりしてショックを押し隠すとか・・・そういう場面がありありと見えるようだ。
あああ、そんな無残なジャックは・・・・・見てみたいかも(退場)。


【 脇俳優チェック 】

◆失踪者コリーン・マクグラス .... Audrey Marie Anderson
WOWOWで7月から放送が始まる新番組「ザ・ユニット 米軍極秘部隊」にレギュラー出演するようだ。役名やこの写真から察するに、Scott Foley(「フェリシティの青春」のノエル役。声も置鮎龍太郎さんだ~)の妻の役のようだ。
「ポイントプレザントの悪夢」ではクレイマー家の娘(Richard Burgi演じるベンの娘)イザベル役を演じていた。

◆ジェイクの耳を診察したエバンズ先生 .... Ben Bode
「CSI:NY」第1シーズン23話「この目に映るもの」では、偽札に使われていたインクが特殊なものであったことから、その研究をしている第一人者の教授役として登場。ステラたちが情報をもらいに行っていた。
「コールドケース4」7話に登場予定。

◆テッド・フォートマン .... Christopher Cousins
コリーンがヘルパーとして掃除に行っていた家の主人。浮気がばれたのをコリーンのせいに。
「CSI:NY2」6話「青い血」では、ビルオーナーのオスカー・バウワーズ役。被害者の不動産王キンジーとライバル関係でもめていたためにちょっとだけ疑われる。
「ER Ⅹ」12話「新生児ICU」でアビーの担当していた新生児の父コルバー役で登場。コーデイが腸管壊死になった赤ん坊を手術するので急がせるが、アビーはちょっとだけ時間を取らせて、かけつけたコルバー夫妻に手を握らせたのだった。
「CSI:マイアミ3」16話「エバーグレイズ炎上」では、自分の息子が受けた性的虐待の復讐を、殺人鬼の死刑囚トッドに依頼した警備会社の社長サイラス役を演じていた。
「OC」では第1シーズン4話「デビュタント」で、マリッサの同級生ホリーの父フィッシャー役で登場。ジミーを信用して投資を依頼していたが、預けた金を横領されたと知り、娘のデビュタントパーティにもかかわらず殴りかかって場を台無しにした上、クーパー一家を苦境に陥れるのだった。
「コールドケース3」8話に登場予定。

◆ジャネット・マリス .... Cathryn de Prume
コリーンからドラッグをかすめ取ったシッターの女性。
「ER」第11シーズン13話「弱い者」では、塀から落ちたといって運び込まれた少年トーマスの義母役。トーマスは本当はいじめられていたのだが、仕返しを恐れて真相を言えず、それをプラット、ウェンデル、義母ら大人たちが自分の都合に追われるまま見逃し、トーマスは再び襲われて命を落としてしまうことになる。
彼女の兄は90年代のロックバンドWhite Zombie(すでに解散)のドラマーIvan de Prumeで、共同のプロジェクトサイトを立ち上げている。

◆レイ・ウィーバー .... Mike Dooly
コリーンの元彼でジェイクの父親。工事現場で働いているが、養育費は滞りがち。
「Sex and the City」第2シーズン7話「ひと目ぼれで電撃結婚」で、シャーロットが結婚式で出会った花婿の付添人マーティン役で登場。二人の関係は盛り上がったものの、その後マーティンの父とダンスしたシャーロットはお尻をつかまれてしまい、それをマーティンに言ったら信じてもらえず逆切れされ、あっけなく破局してしまう。

◆ベビーシッターのロリー .... Faline England
コリーンの失踪を通報したベビーシッター。
「ミディアム」第1シーズン12話「蘇った死刑囚」では、アリエルが学校で一緒に科学の課題をやることになった少年ショーンの母メリッサ役で登場していた。アリソンはショーンがアリエルを泣かせる夢を見て不安になるが、実はメリッサには秘密があるのだった・・・。
「CSI:2」7話「愛しすぎた男」で、踏切事故の被害者メーガンがドッグフードを買うために立ち寄ったダイナーの赤毛のウェイトレス。メーガンがダブルラテの男クロフトと言い争う様子を目撃、ブラスらに詳細を証言している。

◆モーテルの住民 .... Matthew Frauman
情報を聞かれてもいま一つ反応が鈍かった男。電話がかかってきて聴取が中断された。
「CSI:NY2」10話「マンハッタンキングダム」では、カーペット(死体入り)を運んでいる男を目撃したが、カーペットに触ったためにDNAが付着していて疑われたエディ役で登場していた。
クリスティーナ・リッチとつきあっていたことがあるらしい。彼女は「ジョーイ」のジミー(「フレンズ」ではチャンドラーのルームメイトのエディ)役のAdam Goldbergともつきあってたらしいので、「変な人」が好きなのだろうか?

◆量販店の店長デュエイン・バーティック .... Tim Kelleher
「CSI:マイアミ3」4話「汚染の輪」では、「フラッシュモブ」が流行していた学生と生徒の殺害事件で、舞台となった学校の警備員のバーンズ役で登場していた。
「CSI:4」第14話「標的の死角」でフロマンスキーを取り調べていた内務調査局の担当官で登場していた。
マーティン役のEric Closeとは「ダークスカイ」のジム・スティール役で共演している。「マッチスティックメン」「インディペンデンス・デイ」など、さまざまな映画の脇役でちょこちょこ登場しているひとだ。

◆コリーンの隣人の女性 .... Carol Locatell
「アリーmyラブ」第1シーズン5話「涙の数だけ」で、アリーはプリングルス欲しさに女性に足をひっかけて転ばせるとか万引き疑惑とかを起こしたために、弁護士監視委員会の査問委員会を開かれてしまうがその委員会のメンバーの一人フレム判事役を演じていた。

◆コリーンの失踪のカギを握る謎の男 ....  Geoff Meed
オフィシャルサイトあり。(開くとおどろおどろしい音楽がなるので注意)
「CSI:マイアミ」第1シーズン24話「死刑台への脱走」では、脱走した囚人の一人ハンク・カーナー役で登場していた。前科三犯の悪党で、カリーに立件されたことを恨みに思って脱獄、復讐のために襲いかかるのだった。
「CSI:科学捜査班」第1シーズン16話「氏名不詳の女」ではバイクの貸し借りで争いになって殺害を起こした男ロイ役で、正当防衛を主張して証言が食い違う。キャサリンたちは昼番から突然回された仕事で苦心する。
おっ、珍しく順調に犯人役でマイアミとベガスに出演してる俳優さんだ!これはぜひともNYでも犯人役で出演してほしいものだ。そしてさらに「コールドケース」でも犯人役で、「ブラッカイマーものでオール犯人」の金字塔を打ち立ててほしい。しかしコールドケースは犯人役にとってはかなりハードルが高いドラマだからなぁ。
正統派な悪役顔でワルの役がほとんどの彼だが、「ER」第8シーズン12話「不安と後悔と」では死刑囚の看守役を演じている。カウンティに運ばれた死刑囚についてきて、スーザンに対して「彼が悪化しても治療しないでくれ」と依頼する。しかしその意思に反してケリーが治療を行ってしまうのだった。

◆モーテルの管理人クリアリー .... Jim Ortlieb
「CSI:マイアミ4」24話「止まった時間 前篇」では、被害に遭って病院に運ばれたマリソルの担当医として登場。
「BONES」第1シーズン9話「過去からのプレゼント」では、ラボ内部が生物汚染されて閉じ込められたテンペランスたちに、サンタさんの扮装で事後の指示を行った担当官役で登場。
「CSI:NY」第1シーズン15話「死が二人を分かつまで」では、死者の棺からブランド物の衣装を盗んで古着屋に転売した葬儀屋役で登場していた。彼が転売した衣装にしみこんでいたホルマリンのせいで、その衣装を着た花嫁が結婚式の最中に中毒死した。
「CSI:科学捜査班」4話「不倫の果て DNAの証言」では、被害者ウェンディの不倫の事実に感情的に肩入れしてしまったキャサリンが被害者夫にその事実を告げてしまったため、不倫相手を殺して死体を増やしてしまうことになった、ウェンディの夫のウィンストン役を演じていた。
「ロズウェル 星の恋人たち」第1シーズンでは、テスの父親ということにして表向き生活しているナセドの、エド・ハーディング役を演じていた。
「フェリシティの青春」第4シーズンでは、医学コースのホッジス教授役を演じていた。想定外の問題を出題してベンを落第させたりしていた。「FBI~失踪者を追え3」では前後編7~8話に登場予定。

◆コリーンの息子ジェイク .... Connor & Garret Sullivan
アメリカの子役ちゃんにありがちな「双子で一役」パターン。
日本では未放映だが、ABCのコメディ「According to Jim」では、ジェームズ・ベルーシとコートニー・ソーン・スミスが演じる夫婦の子供の赤ちゃん時代役を2年間つとめていたらしい。現在は別の子役ちゃんに交代したようだが、写真を見るとかなりかわいい。
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FBI~失踪者を追え!3 第5話「リネットの場合」

2007年05月04日 | FBI~失踪者を追え!~
【 失踪者 : リネット・ショウ 】
FBI着手:失踪2時間後

整形やダイエットなどで変身を競うリアリティショー「アメリカン・クィーン」で優勝したリネット・ショウが、番組のイベントの楽屋から姿を消した。イベントではリネットを「化け物」と罵倒する人物がおり、楽屋はめちゃくちゃに荒らされていたため、何者かに誘拐された可能性が考えられた。
リネットはかつてはレストランの帳簿係で、母や周囲に引け目を感じる地味な容姿の持主で、男性とも付き合ったことがなかった。そんな彼女がコンプレックスを克服すべく番組に出演し、優勝したことでモテるようになっていたのだという。留守番電話にも何度もメッセージを残した男性がいたことがわかった。
部屋からはヌード写真が発見され、雑誌に売り込もうとしていたことがわかった。リネットの母アイリーンには恋人ブルースがいて、リネットのマネージャーをしていたが、ブルースはヌード写真のことを知らないと言っていたのにもかかわらず、彼が撮影したものだったとわかる。ブルースとリネットは撮影時に気まずいことになっていたのだった・・・

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ブルース役のEvan Handlerの声が、「CSI:マイアミ」のホレイショ役の声優さん・・・運昇さんの声だったので、「ホレイショが血迷った雰囲気」って感じがして、ちょっと微妙だった。運昇さんの声は特徴あるから、別の役をやっててもホレイショの影がちらついてしまうのだ。(運昇さんごめんなさい)
今回の場合、アテてた俳優さんもハリーだし、目を開けるとハリー、閉じるとホレイショ、みたいな。

整形してきれいになったからといって、結局は心の問題は何も解決していない。
「ザ・スワン」とかを見ていると、見た目をいじれば、人生の問題があたかも脂肪と一緒にバキュームされて消えてしまうように見えるのだけど、楽して人工的に得た美は、それを維持していくのに努力は倍以上必要になってくるわけで・・・
小さいケイトやハンナが「アメリカンクイーン」を見てどう思ってるのかお姉さんはかなり心配。
ジャックパパ!あんまりああいう番組はお子様にはよろしくないですよ!!

最後にはポールに戻っていったということで、純愛の勝利といった感じだったが・・・
リネットはポールのことが好きだったのだろうに、なぜハルと?誰もに愛される自分を確認してみたかったということなのだろうか?
アイリーンのような、娘にコンプレックスを感じさせることで女としての自信を保ってきた、という母親に育てられたら、そりゃー「愛される」ことの意味も知らず、うつむき加減に生きるしかなかったのだろうが・・・
これからポールとリネットが真の愛情をつかみとって、負の連鎖を断ち切れたら、整形した顔よりももっと美しい話になるだろう。

ハルって、ほんとに最低な男。
 「あなたのために生まれ変わったの」
 「 だ か ら 何 だ ?」
うは、ひどい。全否定。こんな捨てられ方は、遊び慣れた女だって傷つくだろうに。
プレイボーイのくせに、もうちょっとちゃんとした切り捨て方ができなかったんだろうか?
それをダニーが「君の気持ちもわかるよ」とか言いながら話を引き出して、最後にバッサリ。
ダニーもひどいやつだったんだな・・・(サムもダイエットスレンダーを使ったことがあるとかファザコンにひっかかったとかそういうのかな)ダニーは、自分で放った刃が全部ダニー自身にブーメランでかえってきてるのには笑ってしまった。傷ついて気づくダニーのナイーブさ、あの気付いた時の表情が好きだな。
あの後、ダニーは振った女の子に「今どうしてるかなーと思って」とか電話してそうだ。

マーティンは・・・そういう影をしょってる子から振られそうっていうか。
いや、根拠はないけど。
なんか今回、サマンサに必死にビームを送ってるんだけどさらっと流されて「あれ?ボクのこと無視?このピンクのシャツのことは誉めてくれないわけ?」(後半余分に妄想)みたいな感じの表情を見せていたけど・・・ったく、仕事中にビーム送らないように(苦笑)。
というか、サマンサとはもうすきま風?早っ!

ジャックがヴィヴに「モデルにならないかって言われたろ」と叩いた軽口に、いつものチームの雰囲気が戻った感じでほっとさせられる。
でも、そのジャックの余裕がコワイ。
ヴィヴの我慢がチームの平和・・・ってジャックは油断して忘れてないといいけど。


【 ト リ ビ ア 】

★ 前と後
大体こういう「変身」だと、特殊メイクで作るものだろうが、このエピではリネットの整形前と後で別の女優さんを起用している。「まるで別人」じゃなくてほんとに別人なのだ。
むしろ、「別人」を「同一人物変身した前と後」に見せる、という技術が素晴らしいと言うべきか。
比較に適した写真が見つからなかったが、左が整形前を演じたStephanie Courtney、右が整形後を演じたElizabeth Berkley。もともとが似た感じなのかもしれないが、「整形っぽい顔」として選ばれたほうの女優さんは女優としてはおいしいかもしれないが・・
 → 

★ 「アメリカン・クィーン」元ネタ
FOXで放送している「ザ・スワン ~私を変えて!」というリアリティショーが元だろうと思われる。これはドラマの中同様、コンプレックスを持って人生を変えたい女の子たちが、整形やメイクなどのプロの手によって「白鳥」のように生まれ変わるという番組。
毎回二人が「変身」し、番組の中で初めて生まれ変わった自分と「対面」するという趣向。その二人の中からまた一人を落として、残った女性が決選へと進む・・・という、かなり悪趣味な番組だったりする。


【 脇俳優チェック 】

◆整形後のリネット・ショウ .... Elizabeth Berkley
かつて「ショーガール」でヒロインを演じたが、これが映画史上最低といわれる大失敗作品だったため一時は失踪状態になったことも。最近はその評価を覆すような活躍を見せている。
「CSI:3」15話「永遠の別れ」で、クラブの泡パーティのさなか、ハイヒールのヒール部分で被害者の首を踏んだため、ヒールからルミノール反応が出た女性として登場していた。しかしその傷が直接の死因ではなかったために容疑者からは外れたのだった。
他に「スコルピオンの恋まじない」や「ファーストワイフクラブ」「エニー・ギブン・サンデー」など。
夫はラルフ・ローレンの甥っ子で、俳優の傍らアーティストとしても活躍しているグレッグ・ローレン。

◆整形外科医バリックの医院のナース .... Roxana Brusso
リネットがインプラントを取り出すために駆け込んだ整形外科のナース。
「デスパレートな妻たち2」18話「危ない綱渡り」では、ガブリエルがおなかの子供を養子にもらう約束をしていたリビーの、出産を担当した産婦人科のナース役で登場していた。
「ER」第11シーズン11話「心を通わせる方法」では、児童家庭局の女性の役で登場。ニーラが担当した里子のエイミーを里親のもとにかえすはずが、児童家庭局の登場で情報が変化し、エイミーはニーラを恨みつつ彼女によって連れていかれてしまう。

◆レストランオーナーのハル .... Brennan Elliott
「HOUSE」第1シーズン7話「罪と罰」で、ハウスが担当した患者は「眠り続ける妻エリス」だが、その夫エドが冒頭一緒にジョギングをしている友人アダム役で登場している。なんかやたらにいい男を起用したもんだと思っていたら、最後に・・・。
「名探偵モンク2」11話(NHK放送順による)「探偵免許はく奪」では、恋人を殺してバラバラにした犯人ポール役で登場していた。
「ダナ&ルー~リッテンハウス女性クリニック~」ではドクターのニック役でレギュラー。
「4400」第3シーズンには11話から3エピに、「コールドケース」では第3~4シーズンにかけて4エピに、「デスパレートな妻たち3」14話、「CSI:6」の7~8話の前後篇に登場予定と、これから目にすることが多そうだ。

◆リネットのマネージャーでアイリーンの恋人ブルース ....  Evan Handler
「Sex and the City」のシャーロットの二番目の夫ハリー役でおなじみ。「LOST2」18話「再会」では、ハーリーの親友デイヴ役で登場していた。
「CSI:マイアミ4」14話「影からの逃亡者」では、映画プロデューサーのノーマン役。彼が製作していた映画は、ホレイショが担当する事件と手口が全く同じものだった。
「ザ・ホワイトハウス3」では、バートレット陣営の選挙参謀ダグ役を演じていた。ダグら選挙参謀たちとホワイトハウススタッフは、再選を目指すに向けてのスタートにあたって、方針の違いから激しく衝突するのだった。
「フレンズ」第9シーズン11話「レイチェルの復帰バトル」では、「愛の病院日誌」の演出家役で登場していた。金欠のフィービーがジョーイの勧めで、「愛病」のエキストラでバイトをすることになったエピ。
「堕ちた弁護士 ニック・フォーリン」の第1シーズン終盤から第2シーズン3話にかけて、元上院議員コールドウェルの部下ミッチェル役での登場。「24」第4シーズン18話には弁護士役で1エピだけ出ている。

◆リネットにサインを求めた男イーサン .... Jeffrey Johnson
「耳はなおさなかったんだね」と失言した男性。
「CSI:5」18話「生かされて」で、自宅プールで亡くなっていた少女ダニの父で、彼自身も友人夫妻の子づくりにいらん口出しどころか「手出し」までしてしまったために殺害されたモーガン・スチュワート役で登場していた。

◆リネットの母アイリーン .... Cristine Rose
「CSI:5」2話「凶暴な躾け」で、爆弾一家によって惨殺され白骨死体で発見されたジャイルズ少年の祖母役で登場していた。あの時は結構おばあちゃんだと思っていたのだが。
「フレンズ 9」第7話「フィービーの“ミート・ザ・ペアレンツ”」では、マイクの母ビッツィ・ハニガン役。フィービーと育ちが違いすぎるためそりが合わず、第10シーズン12話「フィービー夢のブルー・ウエディング」では反対しないようにとマイクの父によってべろんべろんにさせられていた。
「チャームド~魔女3姉妹」では長女ブルーが働いていたオークションハウスのオーナー、クレア・プライス役。「アリーmyラブ」第1シーズン8話「友達以上恋人未満」では、富豪の夫から別れを切り出されたが、婚前契約で取り分が決められているためもっと取り分を増やしたいとリチャードに依頼してきた女性マーシ役で登場していた。
現在アメリカで放送している話題のドラマ「Heroes」で、Adrian Pasdar(「デスパレートな妻たち2」でカルロスの新しい弁護士でガブリエルを誘惑したデヴィッド役など)の母親アンジェラ役を演じている。
・・・そう考えると、今回の役って相当な若作りかも。

◆リネットが駆け込んだ整形外科医のバリック .... Gregory Wagrowski
「コールドケース2」15話「ミスター・ウィルソン」では、被害者の少年コリンがあこがれていた少女リアの父親役で登場。コリンがリアに無理やりキスをしたという嘘の情報をもとにコリン母子を責め立てた。
「デスパレートな妻たち」第1シーズン23話「終わりの始まり」で、カルロスの裁判の担当検事役で登場していた。
「ER」第11シーズン2話「傷ついた者」では、水族館の海洋学者役で登場している。飼育係がサメにかじられてしまって救急車でERに担ぎ込むが、「両方とも傷つけないように!」と叫んでいる様子は吹き替えのせいかちょっとオネエっぽい。
他に「LAロー」「トワイライトゾーン」「スタートレック」など。出演シーンの動画はここから見られる。

◆リネットを思う青年ポール .... J.D. Walsh
「ダーマ&グレッグ」では第2シーズン以来シーズンに1回の割合で、モテない青年ドナルド役で登場している。誰にも相手にされず諸体験も迎えられないドナルドに、ダーマは親切に恋のハウツーを指南するのだが、なかなかうまくいかない。
第3シーズンの登場では、ダーマはドナルドのバンドのメンバーになっていた。
コメント (2)
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FBI~失踪者を追え!3 第4話「空白の真実」

2007年04月26日 | FBI~失踪者を追え!~
【 失踪者 : ニッキー・ピアースとジューン・オヘイダ 】
FBI着手:失踪9時間後

ピアース夫妻の一人娘ニッキーが、ベビーシッターのジューンとともに姿を消す。夫妻は裕福で、メイドや庭師を使い、ジューンも住み込みのベビーシッターとして働いていたが、ホームパーティに席を並べるほどかわいがられていた。
ところがピアース夫妻の妻テリーの服やジュエリーを盗んだからと突然首を言い渡され、その直後の失踪だった。ニッキーは夫妻にとって体外受精でやっと授かった子供だっただけに、ことさらショックが大きかった。
ジューンの自宅からはテリーの服などが見つかり、カードも複数のカードを限度額まで使い切るなど、金使いの荒さが発覚、身代金目当ての誘拐ではないかとも考えられた。
また、かつてのテリーの恋人だった庭師のアンソニーとジューンが恋仲であり、テリーはいまだにアンソニーをあきらめきれずにいたことがわかる。
ジャックたちは事件についてあらゆる可能性を模索していたが、ニッキーとジューンの行方がつかめないまま身代金要求の電話がかかってくる・・・

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大体、オープニングでチャド・ロウが出てきた時点で、「犯人決定」といった趣が。
そしてまさにそのまま予感的中だったりするという、非常にオーソドックスなパターンの作りだった今回のエピ。失踪者捜査らしい本来の通常営業だ。

途中見ながら謎解き風に「子供を害したい理由があるのは誰だ」と考えてみたのだが・・・
まず経緯はこうです(モンク風味)。まず犯人はニッキーのパパです。理由はチャド・ロウだから(おい)。でもって多分ニッキーは夫の子供じゃないんだ、きっとそうだ・・・とか思ってたら「私たちは体外受精で」とか言われてしまった。
それじゃ、経緯はこうです。犯人はニッキーのパパです。理由はチャド・ロウだから(またかよ)。実はジューンとできてて・・・でもないわけか、うーん・・・
だとしたら・・・犯人は、テリーのパパかな?理由は・・・顔が怖いから。(だめすぎ)
・・・・結局、事故という可能性を除外してた・・・あらゆる可能性を考慮しないといけないのが捜査の基本なわけだ。
どうしても・・・脇チェックで書いたように、チャド・ロウの薬物依存というのが頭にあって見ているので、役でキョドってるのか地がほの見えているのかわからないほど、ローレンスが過剰に挙動不審だった。
目がしきりに泳ぎまくりでアブないことこの上ない。「何か隠してる」なんてもんじゃないくらい、目がおろおろしててもう見てらんない。ジャックがじーーーーっと目が据わってる状態で睨みつけてるので、画面が切り替わるたびに「やはりチャド・ロウ犯人」と確信を深めたりして。

それにしても、日常的に薬を処方されて服用してる状態で、母乳で、って大丈夫だったんだろうか?医師に大丈夫と言われてやっていたのだろうけど。
もし子供が母乳から成分を摂取しないからといっても、眠くなるような成分のある薬を飲んで授乳、というのは明らかに危険が予測できると思うんだけどなぁ。止めろよ、医者。
要するにテリーが、家族中から腫物を触るように扱われ、「かわいそうな子」ポジションに置かれてきたために、誰も本気になって彼女と向き合わず、唯一しかることができる父親ですら、娘を思うあまりやり方を誤る、ジャックやローレンスと同じ悲しく愚かな父親の一人だ。
テリーとローレンスはまるでスカーレット・オハラとアシュレイが結婚したらこうなります、みたいな夫婦。でもスカーレットはアシュレイに物足りず、バトラーのことを忘れられないという構図のように見えた。
しかも我は強いが生きる意志が薄弱なスカーレット・・・遅かれ早かれどこかで破綻はしていたのだろう。それが幼いニッキーにツケが回されてしまったのがあまりに悲しい。

今回は他のキャラを完全に脇駒にまわして、ジャックの娘への思いを描いていたような感じだ。
「あなたは子供がいますか?(どうせこの気持ちわからないでしょう?)」となじられた時のジャック、ハンナに「話したくない」って言われてしまうジャック・・・
パパ・・・つらいっすねぇ。
娘たちの幼いころの写真を見つめるジャックの胸に去来するものは一体何なのか・・・
一緒に暮らすためには一生懸命働かないといけないし、一生懸命働くと娘たちと会う時間が取れないし。そして難しい年頃の娘と話す時間が取れないと、ますます気持ちの溝が広がるし。
うーん、とてもこのドラマをパパ世代がこぞって見てるとは思えないんだけど、ターゲットがそこに絞られているような不思議。

「こういう場合は私のやり方ではうまくいかない」
と、尋問をヴィヴに譲ったジャックだけれど、ヴィヴがどう思ったか表情に出さないので真意のほどが読み取れない。「そうね、私の方がうまくやれるわね」と思ったか、それともジャックの弱気を読み取って「また言葉足らずでアタシに難問押し付けてどういうつもりよマッタク!」と思ったか、その辺は謎だが。
結果的にはヴィヴの尋問がぴったりはまっていたけれど、ヴィヴの忍耐がチームマローンを支えてるんだよなぁと、先週のブチ切れからしみじみ思う。

とうとう「了解っす」の連続記録が途絶えたわけで・・・さびしいなぁ。
でもニッキーの遺体が見つかった時のダニーの泣きそうな感じが切なかった。ダニーの表情が、ジューン一家の置かれた孤独とか、ニッキーの死のやりきれなさとかに地味ながらもポイントで決まっていたような気がする。
マーティンとサムは・・・あれ?いたっけ?


【 脇俳優チェック 】

◆ピアース家のメイド .... Patricia Belcher
「BONES」第1シーズン19話「消えた記憶」で、計画的にはめられて殺人の濡れ衣を着せられ逮捕されたテンペランスのために、ブースが弁護を依頼した検事のキャロリン・ギリアン役。コワモテのキャラの濃いおばさんで、第2シーズン以降も登場予定。
「ER」「Hey!レイモンド」「アリーmyラブ」など、数多くのドラマの出演作がある。でもキャラが強い割にこれといったレギュラー出演がないのが不思議。
映画は「ジーパーズ・クリーパーズ」「ハートブレイカー」など。

◆庭師のアンソニー .... Anthony DeSando
「NUMBERS」第1シーズン13話「脱走犯の追跡」で、麻薬捜査課の手柄や思惑優先をはかってドンたちの捜査を台無しにしてしまうリード刑事役で登場。
「ザ・ソプラノズ」第1シーズンでは、クリスの友人ブレンダン役。二人でトラックを襲い誤って運転手を殺害するが、トラックの会社がファミリーの息のかかったところだったため、報復で始末されてしまう。
「CSI:マイアミ5」17話に登場予定。

◆ニッキーの母テリー .... Susan Floyd
「OZ/オズ」第1シーズン2話「面会」にビーチャーの妻役で登場している。

◆ジューンの母 .... Amy Hill
「デスパレートな妻たち2」19話「恥と外聞」にパーカーの学校のペイト先生役で登場。「パーカーが女の子のパンツの中身を見せろと言った」とリネットに説教した直後、パンツの中を見せた女の子の父兄を叱り飛ばすキャラ。
「クローザー」では殺人課のデータ係のフラニー役で2エピに登場。3話「正義の行方」では、ガブリエル刑事が殺人課に断りなく過去の事件を検索してもらったことで、関連事件を発見するというお手柄につながった。
「フレンズ」第7シーズン9話「フィービー 夢の自転車」では、モニカのキャンディを「遠くからお客様が来るからどうしても」と時間外にもらいにきた女性役。ジョーイの下の部屋に住んでいて、えっちの声がすごいらしい。
「Japanese-Finnish-American」だそうなので、日本&フィンランド系アメリカ人?

◆ニッキーの父で、テリーの夫ローレンス .... Chad Lowe
「ミディアム」第1シーズン13話「究極の選択」では、妻が行方不明の夫でパイロットのデヴィッド・コール役を演じていた。アリソンの夢で彼の無罪が裏付けられたのに、別の夢を見るようになってしまいアリソンは悩むのだった。
「ER」の第4シーズンにカーターが担当した医学生ヘンリー役で3エピソード登場していた。臨床に興味がなくとにかくデキが悪くて、ER研修が終わらない。ラテックスアレルギーで死に掛けたりとカーターとの掛け合い漫才的なコンビがおかしかった。この間放送になった11シーズン12話「新薬」で再登場していたが、すっかり出世していてカーターに対して「まだここにいたの?」とえらそうに振舞っていた。彼が処方した高価な新薬が患者に効かなかったせいで悲劇的な事件を引き起こしてしまい、さらにカーターの立場も最悪なことになりカーター退場の遠因となっている。
「CSI:マイアミ2」1話「南米の極悪人」では、冒頭モデルのひき逃げ事件の場になった、業界向けパーティを開催したモデルエージェンシーの社長スコット・マンデビル役で登場していた。このときはいかにもなイヤミでいやらしい業界人を演じていた。
「メルローズプレイス」第5シーズンでは、今で言うとIT長者のカーター役で登場。取り巻きの止めるのも聞かずシドニーとつきあうが、シドニーが失言してしまったことから別れてしまうことに。
現在、「24」第6シーズンに出演している。
彼は「ザ・ホワイトハウス」の広報部次長サム・シーボーン役のロブ・ロウの弟。ヒラリー・スワンクの夫でもあり、彼女のアカデミー賞授賞などの女優としての成功を支えたおしどり夫婦と言われていたが、2006年に離婚。彼の薬物中毒が原因だったらしいが、現在は克服したとのこと。

◆テリーの父カール・モンロー .... Andrew Robinson
70年代から多くの作品に出演しており、「スタートレック DS9」では洋服店経営でカーデシア人のガラック役でサブレギュラーだけではなく、演出も担当していたりする。
ホラー映画などの出演も多く、「CSI:NY」のホークス先生出演作「パンプキンヘッド2」では、主役のNYから故郷へと家族で戻ってきたブラドック保安官役を演じている。
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