くまのポーランド生活

ポーランドでどんな生活してるの?
こんな生活してます。

きらいなモノ

2007-12-30 01:17:28 | 普通の生活
    

写真左は家の玄関のドアに続くタイル、右はキッチン。
タイルは玄関から廊下そしてキッチンまで続いている。
このタイルが私は嫌いです。

なぜか?
冷たいし硬い。タイルだからそうなんですが。
特にキッチンのタイルはどうもダメ。
夏はまだいいのですが、冬はタイルの床がとても冷たく寒い。
靴底の厚い靴を履かないと足が冷たくて立っていられません。
そして、硬いのでモノを落とすと壊れます。
あの分厚いパイレックスもなんのその見事にこっぱみじんに割れます。
今まで何度かグラス製品を壊しました。
壊しそうになったことも何度か、手から食器がするりと滑ってしまう時は落としてはいけないと受け取るのに必死です。
皿回しのようにおっとっとと必死で食器をキャッチ、無事キャッチしてふ~とためいきついたこと何度もあります。
その度に「このタイル嫌い!」って心の中で叫んでしまっています。
もっと柔らかいマテリアルだったら冷たくないし食器だって壊れないのにな、といつも思います。

そして、もう1つ嫌いな理由は掃除(拭いても拭いても)しても全然キレイにならない。
(表面に凹凸があって汚れが入り込んでしまう)
もう10年以上も経っているので仕方ないにせよ、以前の汚れが取れない。
前はモップで拭き掃除していましたが、今は自分の手でゴシゴシやっています。
でも、キレイにならないと掃除のしがいって言うものがない。
掃除やガーデニングはやった後、キレイになる結果があるから楽しかったりストレス解消になるのに、このタイル掃除はさっぱり楽しくない。返ってストレスになる。
(私は掃除がストレス解消の1つでもあります。理由はキレイになる結果を見られるし適度な運動にもなるから。)

同居人にこのタイルがあまり好きじゃないことを言ったら
「そうかぁ~、買った時はデザインが気に入って買ったんだけどな。掃除のことなんて考えていなかった」と。
男性の観点はそうよね、見た目重視。女性は見た目+機能性+使いやすさ重視だと思う。

玄関前も日本のように靴脱ぎ場がないのでドアを開けるとこのタイルが登場。
玄関マットをしようにもドアの下の部分が結構床に近いため超薄型のマットがない限り無理。
だから、外からの砂や泥がタイルの廊下に入ってくる。(靴脱ぎ場はドアの反対側の突き当たりに置いている)
私はスリッパの底に感じる砂の”じゃり”っていう感覚が嫌いなので、なんとなく毎日バキュームをかけている気がする。

やはり靴脱ぎ文化で育ってきた私は家の中ははだし(ソックスだけ)でいたいのであった。
そういう訳で、私の嫌いなモノはこのタイル。

 今日のポ語 

kafel (タイル、化粧レンガ)

”かふぇる”

靴履きっぱなし文化の家はフローリングもありますが、結構廊下などタイルを使っているところも多いです。
浴室やトイレもそう。
個人的にはタイルは冷たい感じがあるので好きではないのですが、この間のグラス工房で見たようなカラフルなデザインだったりするとタイルのイメージも変わります。