Kumaのトライアスロン・シニアライフ My Big Challenge, Road to Kona

還暦過ぎてトライアスロンはぼちぼち
いつまで、どこまでできるか挑戦
今日は読書?映画?音楽鑑賞?

読書記録 2021年12月

2022-01-02 16:10:31 | 読書

昨年10月末から始めた「読書メーター」での読書の記録。

11月のまとめに続き2回めのまとめです。

 

Kindleで電子書籍での読書ではなく、

今は図書館で借りた紙の本を常に一冊持ち歩き

隙間時間をメインに読んでいます。

期間内に読めないで返却する本もありますが、、、

本の厚み(ページ数)や内容にもよりますが、週に2冊~3冊くらい、、

一ヵ月で10冊くらいは読みたいなあと思っています。

 

夏頃から再開した読書習慣、、半年続いているので習慣と言ってもいいでしょう?

半年で37冊読むことができました。

僕としてはまあまあ読んでいる方だと思います。

 

2022年は月に10冊前後、いろんな作家さんの気になる本を楽しみたいと思っています。

年内に120冊以上読めたら嬉しい、、と一応数値目標(笑)です。

 

 

2021年12月の読書メーター
読んだ本の数:12冊
読んだページ数:3650ページ
ナイス数:295ナイス


ガソリン生活
車同士がしゃべる、感情もある、、緑色のデミオが主人公で車目線で進んでいく、ちょっと斬新?
でも途中まで車の井戸端会議が続くみたいでちょっと退屈で合わないなあ、と思いながらも読んでいたら途中から面白く感じていた。 ミステリー要素もありながらおとぎ話のようでもあり、とても不思議。望月家みんなのキャラがいい、凸凹兄弟、特に天才過ぎる亨君、強すぎ細見校長先生も良き、記者の玉ちゃんも、、エピローグが心に沁みる、ほんわか幸せ感じた。自分の車に一層愛着が沸く一冊。伊坂幸太郎ワールド沼によりどっぷりはまったかも?
読了日:12月01日 著者:伊坂 幸太郎

 

 

永久のゼッケン 多摩川ブルーにほほえみを
トライアスリートでランナーの倉坂さんの著書は2冊目。 1冊目は江戸時代物で物足りなさというか好みの内容ではなかった。これは流石だなあと思った。トライアスロン大会では同じチームなので何度か楽しい時間を供にし、その時作家さんだということを知った。その内に読みたと思っていたランナーを描いた一冊。これはとても良かった。走る人の気持ち、身体の状態、目標に向かって努力する過程、色んなものがぎっしり詰まっていて、我がことのように感じたり、、時には涙しながら読んだ。とても感動!またウルトラ100キロやりたくなった。
読了日:12月05日 著者:倉阪 鬼一郎

 

星の降る家のローレン
テイーン向けのコミック本のタイトルみたいやなあと本を手にした時思ったが、「ちょっと今から仕事やめてくる」の原作者だと知り読んでみた。「ちょっと今から・・」は映画を観ただけ。ちょっと胡散臭い得体のしれないローレンの正体と行方、杏奈の消息も知りたい。ローレンの絵から色々な人が繋がっていくが純粋で正直な良い人ばかり、ちょっと現実離れしてるかもと思いながらも涙腺もろいから涙するシーンもあった。ローレンの「助太刀」は悲しい過去があったからだと、ちょっと切ないけれど期待以上に面白く、じんわり心が優しく温まった。

読了日:12月08日 著者:北川 恵海

 

新装版 浪花少年探偵団 (講談社文庫)
しのぶせんせ、おもろい、最高や! 大坂のくそガキども、
この時代はこんなもん、グッドやなんか懐かしい感じ。
コメディタッチで展開する推理もおもろすぎ。
舞台が大坂の生野区の小学校、大阪弁のやりとりが凄く心地ええ、、テンポも良くて読みやすかった。それにこの辺りが実家で少年時代を過ごしたとこやから、出て来る地名も凄く近所でやたら懐かしくてリアルに頭に浮かんできた。続編もあるみたいやから次楽しみ。東野圭吾さん、ほんま天才やと思う。これで3冊めやけどファンになってしもた。
読了日:12月09日 著者:東野 圭吾

 

きみの町で
はじめての重松清さん、どんな作家さんなのかなあ?って興味からサクッと読めそうなので読んでみた。最初の電車の中の話はあるあるだ。どの話も感情がありありと伝わって、わかるこの気持ち!に溢れていた。ぜんぶ読みやすいのに、ちょっと考えさせられて、「自由」「不自由」って何?これが正解ってないよね。「哲学というのは、生きることを好きになるヒントなんだと、」子供向けの本だけど、何歳の人が読んでも何か心にくるものがあるはず。他人との競争、比較じゃなく、いかに自分らしく生きるかが大切だと、子供たち、若者に読んでもらいたい。
読了日:12月11日 著者:重松 清

 

クリスマスを探偵と
少し早いがクリスマス気分を、と思い図書館で見つけたので読んでみた。
見つけた時、伊坂幸太郎さんが子供向け絵本?って思ったけど、そうじゃなかった。サンタクロースを信じなくなった大人向けのサンタクロースの絵本で少しほっこりだったね。
デビュー前の作品の書き直しだそうで挿入されているイラストも素適でした。
読了日:12月11日 著者:伊坂幸太郎

 

史上最強の内閣 (小学館文庫)
たケ_さんに教えてもらった本、一気読み。
書かれた当時の日本政府、取り巻く情勢はこんな感じやった?今も大して変わらん!風刺が効いていて笑えた。政治屋さん、特に大臣さんらの不甲斐なさ、やる気と能力欠如にとても不満ばっかりの日頃の鬱憤を少しでも解消?できたような錯覚、爽快感、、過去の約束を反故にする、蒸し返し自己主張だけの北朝鮮、韓国、中国にちゃんと「言うたる」ところは気持ちええ。 ほんまに言うてよ!と思う。
最期の太郎の合言葉は切ないな。 ☆4つかな。
続編「史上最強の大臣」は来週にでも読もう、楽しみや。
読了日:12月15日 著者:室積 光

 

サクリファイス(新潮文庫)
大好きなロードレースを題材に、過去のレース中の事故から二転三転、真相? 思いもよらない新たな悲劇、、ミステリーな作品。期待を遥かに超え面白かった。 ロードレーサーに乗った経験がないという近藤史恵さんがロードレースの作戦、駆け引き、レース中の選手の心理状態が臨場感を伴って頭の中で想像できるほど描写、凄い想像力だ。
犠牲と言う意味の「サクリファイス」アシストの犠牲を無駄にしないためエースは優勝を目指す。主人公、アシスト白石の犠牲をテーマにしていたが、最後エース、石尾の真相(犠牲)に愕然、驚嘆! エデンへ続く。
読了日:12月16日 著者:近藤史恵

 

オーデュボンの祈り (新潮文庫)
奇想天外過ぎる!すべてが不思議で奇妙で、戸惑うほど。キャラが濃い変てこりんなどこかズレた人物ばかりで、カカシがしゃべるし、訳わからん暗めの話が点々と。登場人物の関係がうまく繋がらないし、読みながらメモして相関図のようなものほしいと思うほど登場人物でお腹一杯(笑)。終盤になって一気に繋がった。残忍で最悪な城山、桜がやってくれると確信していたけど、あの理由で!と納得、爽快! あり得ない話も、不思議に全てが腑に落ちて見事にパズルが完成したような感覚。この作品が伊坂幸太郎さんの原点なんだなあ~と。 ☆☆☆
読了日:12月19日 著者:伊坂 幸太郎

 

浪花少年探偵団〈2〉
しのぶセンセ最高や!面白過ぎて一気読み。 読み終わって次、「しのぶセンセにサヨナラ」読もうと思たら、、ええってなった。なんやタイトル違うけど同じ本やったんや。新装版やったとは知らなんだ。めちゃ残念、、これでこのシリーズはおしまい。どの話(6話)もテンポ良くて、しのぶセンセとその取り巻き連中のやりとりがコメディで、思わず笑てまうし謎解きも見事で心がほんわかする話ばっかで、このシリーズ二冊は☆☆☆☆☆や。しのぶセンセにプロポーズしたなるわ、若けりゃな(笑) 来週も東野圭吾さんの作品も続けて読もうと思う。
読了日:12月21日 著者:東野 圭吾

 

 

史上最強の大臣 (小学館文庫)
「史上最強の内閣」の続編があるということで読むことにした。 どちらかと言うと「内閣」の方が新鮮に感じたから面白かった気もするが、こちらもコメディタッチで関西弁やらの方言での大臣のセリフが心地よく、コメディ劇だから楽しく読めた。
新門大臣の教育への思い、、それから靖国神社参拝をする思い、意図に「なるほど!」と納得、、最後の遺言のような教育論も印象的で、まさしく最強の大臣だなと、、、実際にこんな大臣出てきてほしいと、いろいろ勉強になった一冊だった。
この本を教えてくれた[たケ_さん」ありがとう!

読了日:12月25日 著者:室積 光

 

幸福な生活
タイトルが「幸福な生活」だけどこわ~! ホラーだ。
こんな内容の本だとは思わなかった。
18話からなる短編集だけど大半がバッドエンド。最後のページのたった一行に衝撃的な大どんでん返し、、愕然とした。
最期の一行で後味悪い、いや~な気持ちになる話が多い中、「痴漢」はざま~みろ!とスカっとした。「ママの魅力」の最後の一行はいいわあ~魅力だわー、唯一ほんわかした。読みやすくてとても楽しめた。
☆☆☆☆
読了日:12月31日 著者:百田尚樹

 

 

 

貴重な時間を費やし最後まで読んで頂きありがとうございます。 

今日も良い一日でありますように!

See you next time! 

 

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