Kumaのトライアスロン・シニアライフ My Big Challenge, Road to Kona

還暦過ぎてトライアスロンはぼちぼち
いつまで、どこまでできるか挑戦
今日は読書?映画?音楽鑑賞?

読書記録 2022年4月

2022-05-04 14:06:46 | 読書

昨年10月末から始めた「読書メーターhttps://bookmeter.com/

での読書の記録。

先月、4月のまとめです。

もっぱら図書館本ですが、超お気に入り(何度も読みたくなる)本になると

永久保存本として購入します。

 

週に2冊~3冊くらいのペースで

一ヵ月で10冊くらいは読めたらいいなあと思っています。

 

 

2022年4月の読書メーター



流星ワゴン
少し読み進んだところで、TVドラマがあったような気がした。たぶん1話くらいしか観ていなかったと思う。
幽霊とタイムスリップのようなちょっとファンタジー要素があって面白く読みやすかった。過去の重要な分岐点に戻っても何も過去を変えることができないサイテーでサイアクの現実。「バックトゥザフューチャー」みたいに変わるのかなと思ったら違った。気が付かなかった真実を知ることはできてもやり直しはできない。でも知ることで変われることもあるような気持ちになれる。変わらなくても切り替えて今から未来に向かって頑張ろう!だろう。

読了日:04月02日 著者:重松 清

 

湘南ランナーズ・ハイ
クラニーさん(倉阪さんをそう呼んでいる)とトライアスロンを通じ知り合いになってから読みたいと思っていた一冊。
実在するマラソン大会を舞台にした物語。苦しくてくじけそうになりながらも諦めずなんとか完走しようとする思い。走る一人ひとりに走る理由があってドラマがある。市民マラソンの魅力も伝わってきたし、単なるスポーツ小説じゃなくて、ええ~っそっちなのという思いがけない展開へ。親子ものには弱いのでうるっと泣けた、ちょっと感動。全体的に爽やか。湘南を走るために、そこに住んでみたくなった。

読了日:04月05日 著者:倉阪 鬼一郎

 

マカロンはマカロン (創元クライム・クラブ)
「ビストロ・パ・マル」シリーズ、前に2作あるなんて知らず3作目を読んでしまった。フランスの田舎で料理修行をした変人シェフ三舟さんが客たちの持ち込むちょっとした謎をするどい洞察力で解いていき隠されていた心情なんかがわかり面白かった。フランス料理やワインに詳しければもっと楽しめたと思うが何も知らなくてもとても読みやすく面白かった。8話の中でも「ムッシュ・パピヨンに伝言を」と「マカロンはマカロン」が好き。

読了日:04月07日 著者:近藤 史恵

 

魔術はささやく (新潮文庫)
初期の作品。あらためて凄い作家さんだなあと思った。
3人の若い女性が違う場所、日時、方法で死んでいく。
その一つに不運にもかかわったタクシー運転手。その甥である高校生、守が死の関連性を突き止め真相に迫ろうとする。
引きずり込まれる感じで、この先どうなるんだろう?こういう物語をどうすれば思い浮かぶのかな?天才だな。展開、表現、描写が素晴らしく読みやすい。感情移入しながらタイトルにある「魔術」って何だろうと読み進んだ。その魔術は時代的にちょっと納得は難しいかもだが、ヒューマンドラマとして読み応えがあり充実。

読了日:04月09日 著者:宮部 みゆき

 

白馬山荘殺人事件 (光文社文庫)
一年前の冬、「マリア様はいつ帰るのか」という言葉を残して自殺した兄・公一。その死に疑問を抱いた妹の女子大生・ナオコは親友のマコトと、兄の死んだ信州・白馬のペンション「まざあぐうす」を訪ねた。 良くできたお話でした。
冬山のペンション、謎の雰囲気を感じながら読めた。密室トリック、過去の事件と絡ませ、、マザーグースに秘められた暗号、宝探し、、盛沢山なミステリーで普通に面白かった。ふたつのエピローグでモヤモヤ感も解消。続けて東野圭吾さんを読もうと思う。

読了日:04月10日 著者:東野 圭吾

 

夜空に泳ぐチョコレートグラミー
町田その子さん、3冊めだけど好きな作家さんになったかな。とても引き込まれて読めて面白かった。5つの短編が少しづつ繋がっていて、登場人物が悲しみや辛さを抱えてて、、でもラストはなんとなく救われた。「頑張って生きてー!」とみんなに声をかけたくなった。どの話も良かったけど、「夜空に泳ぐチョコレートグラミー」と「海になる」が特に好き。

読了日:04月13日 著者:町田 そのこ

 

アヒルと鴨のコインロッカー (ミステリ・フロンティア)
この作品、半年くらい前に映画の方を先に観ていて、およその内容や結末もまだ覚えていたので、読むのははどうかなあ~と思ったのだけど、やはり先が知りたい感が低くて、映画の復習じゃないけど、映画とはここは違うかもな?とか、映画にはなかったかなとか、思いながら読んでいた。それでもそれなりに面白かったです。読み終わりなんとも言えない悲しみ感、、この感じ伊坂作品では初めてのような気がする。作品のオチ、結末を忘れているくらい記憶が薄らいでいればいいけど、やはり原作を読んでから映画を観るのが正解なのだと思った。

了日:04月19日 著者:伊坂 幸太郎

 

夜が明ける
西加奈子さん初読み。いつもこんなん?
苦しく感じるような暗さと重さを感じながら読了。全くワクワク感なくてしんどかった。社会の底辺を地べたに這いつくばって懸命に生きる青年、俺とアキの物語。
貧困、育児放棄、虐待、パワハラ、過重労働、奨学金地獄、、悪循環から逃れられず落ちていく。いつどんな感じで「夜が明ける」のかと思いながら読み進み、同級生、遠峰の人生の戦い方(生き方)に、終盤の後輩、森の長い言葉に勇気づけられ少し希望が見え、アキの最期の一年が美しい日々だったらしいことに救われ、ようわからんけど凄かった。

読了日:04月23日 著者:西加奈子

 

学生街の殺人 (講談社文庫)
東野圭吾さん、7冊読んだところで全作品を順番に読みたくなりデビュー作から遡ることにして4作品目。ちょっと長かった。大学卒業後も就職せずに「自分探し中」でバイト生活の主人公、公平。彼の気持ちはよくわかる。しかし公平、女性にモテ過ぎ、羨ましい(笑)
バイト仲間だった松木の正体、恋人だった広美の過去、何も知らなかったが次々に刺殺されて、奇妙な連続殺人と密室トリック、その後も殺人が起こる。それぞれ人に言えない過去の秘密が解き明かされていく。真相がわかってもすっきり晴れず寂しく荒涼感漂う。読み応えあり楽しめた。

読了日:04月28日 著者:東野 圭吾

 

 

貴重な時間を費やし最後まで読んで頂きありがとうございます。 

今日も良い一日でありますように!

See you next time! 

 

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