伊勢崎市議会議員 多田稔(ただ みのる)の明日へのブログ

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俳句の本質は

2022-01-15 20:59:05 | Weblog

木曜日のテレビ番組プレバトを楽しみに観ています。

なかでも夏井先生の俳句の添削がみごと。

なるほどなあという指摘。

添削後には俳句がもっとすばらしくなります。

 

以前私はブログで次のように書きました。

 俳句の本質の一つは「発見」だと思ってます。

 今まで誰も気が付かなかったような

 発見、見方、解釈などが含まれていないと

 陳腐な句になってしまいます。

 

 夏井先生の「対比」の添削を聴いて、

 俳句の究極の本質を考えました。それは

 『二つのモノの新たな関係を提示すること』

 ではないだろうかと考えています。

 

これは俳句に限らず、新しいアイディアの発見や、

新しい音楽の創造にも通じることと気づきました。

 

ジェームズ・W・ヤングによれば

「アイディアとは既存の要素の

 新しい組み合わせ以外の何ものでもない」

 

ビートルズのメンバーがかつて語ったのは、

  まったく新しい曲というのは無い

  あるのは既存のメロディーの新しい組み合わせだ

というような趣旨。

 

長いこと解決が困難な社会的課題や、

仕事上の問題、個人的な問題なども

なんとか突破するためには、

解決の糸口を見つけなければなりません。

 

それには、いままでと違う見方で見て

問題の構造を新たに定義しなおすことが必要です。

新しい見方や、新しい構造を発見するには、

概念と概念との新しい関係を見つけることが

そのヒントになると思います。

 

例えば、芭蕉の句

「荒海や 佐渡に横とう 天の川」

 

いろいろな解釈がありますが、

目の前の荒海の叙述から始まって、

最後は大宇宙にまで視点が広がる

壮大なスケールの俳句なのです。

佐渡と天の川を結びつけました。

 

今の時代だからこそ

俳句の鑑賞のしかたや、創作のコツなど

もっと関心がたかまっても良いと思います。

 

 

 

 

 

 

 

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