すごいメモ 仕事のスピード・質が劇的に上がる

クリエイティブな仕事、あるいは、
主体的に仕事・学業に取り組まれている方に大おススメ！
「勉強」が知識を詰め込むだけの作業になってませんか？

良い本をご紹介します。
「仕事のスピード・質が劇的に上がる すごいメモ。」
小西利行著　かんき出版

メモの取り方の本ですが、
ノートの書き方や資料作成等にも有益と思います。
私自身、すでに実行していた内容が多いですが、
このように整理・体系化されると、すっきり理解できました。

ノートの書き方や、アイディアの創造・記録に
普段から関心の高い方は、ピンとくるハズ。
要点をご紹介しますので、ぜひ本書でご確認ください。



（メモは腐る）

・時間がたつと書いた時の記憶が薄れ、わからなくなる。
・見るだけで瞬時に考えるポイントが思い出せて、即座に仕事に着手できる。
・未来の自分あてに、考える手がかりを残す「未来メモ」。

ジェームズ・Ｗ・ヤング：
「アイディアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもない」



（３つの基本）

・情報をシンプルにまとめて整理する「まとメモ」
・クリエイティブ発想を引き出す「つくメモ」
・人に伝えて心を動かす「つたメモ」



（まとメモ）

情報は、まとまると「武器」。まとめないと「ゴミ」

・３つの「◯ 」　自分が気になる部分に○印をつけるだけ
・矢印「→」 　論理の流れを示す
・記号　　記号で、関係や意味を素早く把握　 　　　　
・吹き出し 　未来の自分への指示書（起点、疑問、要点）
・デジメモ検索　タイトルにキーワードをタグ付け



（つくメモ）

カタイ仕事にこそ、クリエイティブを

・ハードルメモ 　ルールがあると考えやすくなる
・マンガメモ　マンガでアイデアのゴールをイメージ
　（マンガメモがハイボール・ブームを生んだ。若者たちがハイボールで乾杯し、
　　楽し気に話しているビジュアルを作った。それからそれを実現するための
　　アイディアを出した。）
・ブラック三角メモ 　不満から「隠れニーズ」を生み出す
・ホワイト三角メモ 　左にテーマ情報、右にターゲット情報
・つなぎメモ 　思い浮かんだことを矢印でつなぐ
・あまのじゃくメモ 　逆から考えてみる



（つたメモ）

伝わるためには、技術がいる

・『見出し』メモ 　ひきつけるセリフやコピーを使う
・ズメモ 　大小、設計、関係図で直観的理解
・スピーチメモ 　興味を顕在化させる
　①タイトル（疑問、問いかけ、数字）
　②スピーチメモは、各章のタイトルを書いておく



（作家のメモ術）

ベストセラー作家は、メモに何を書いているのか?
・頭の中をメモする
・各シーンをつなげていく
・メモしてから歩いているとアイディアがひらめく
・文字よりビジュアルでイメージする



（多田補足）

・いつ書くか
アイディアはすぐに忘れてしまうので、思いついた瞬間に書きとめる。

・何に書くか
思考の対象となっているそのものに書き込むべし
対象物がなければ一つのノートに書く、
会議中であれば配布資料に書き込む、
読書中であれば本に書き込み、ページの角を折っておく、

・メモは腐る
いろいろなところに書き込んだメモは、
時間をおかずにワンノートに要点を転記すべし。

さあ、あなたも仕事の質・効率をアップさせてください。