伊勢崎市議会議員 多田稔(ただ みのる)の明日へのブログ

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下道寺町老人クラブの新年会

2018-01-12 17:38:52 | Weblog
今年もお招きいただきました。
ありがとうございます。

「一層の生きがいを持てるような
 励ましのお言葉を頂きたい」と招待状に書かれていました。

通り一遍の新年のご挨拶でなく、
下道寺町老人クラブの皆さんが、
「一層の生きがいをもてる話って何だろう」と
考えてこんなお話をさせて頂きました。

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本日は「幸せ」についてお話しさせていただきます。
年が明けてから、あるお宅を訪問すると玄関に
「あいだみつを」さんの色紙が飾ってありました。

あいだみつをさんは、
太くて曲がりくねったひらがなで、
大胆に心の言葉を書く方です。

その色紙には
「雨の日は 雨の中を  風の日は 風の中を」
と書かれていました。

長い人生は、晴れの日ばかりではありません。
雨や風の日もあれば、時には嵐の日もあるでしょう。

私はこの言葉を
「つらい状況の中に置かれたとしても、
 それが自分ではどうにもならないことであれば、
 その中で坦々と生きなさい」
という意味に解釈しました。

世の中には大勢の人が暮らしています。
お金持ちの人、そうでない人、病気の人、
さまざまな人生があります。
お金さえあれば幸せでしょうか。
決してそんなことはありません。

みなさん、
多賀谷忠七さんを憶えていらっしゃると思います。
よくタオルで鉢巻きしてグランドゴルフをされていました。
戦争や子育て、仕事、町内の役など
たくさんのことに忠実に取り組まれました。

長男だったお兄さんが亡くなり、家を継ぎました。
困難なことも多かったと思います。

「ありがとう しあわせだったよ」

これが忠七さんの最後の言葉です。
自分が死ぬときに、周りの人にこの言葉を言えるでしょうか。
「生き方」「人生」を問われます。

私も人生を終える時
「ありがとう しあわせだったよ」と言えるように、
人生に取り組みたいと思いました。

結びに、
ご参会の皆さんが御健勝で幸せな一年となりますよう、
ご祈念申し上げまして、私のあいさつとさせていただきます。
本日は誠におめでとうございます。

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来場者の方から、
「忠七さんも喜んでいるよ」
といって頂きました。

私も読みながら涙が出そうでした。
ありがとうございます。

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