#今年の5月から禁煙外来で処方することが出来るようになった新薬「チャンピックス」について、先日改訂した禁煙外来の案内から2回に分けて引用してみます。今のところまだ使用経験は少ないのですが、ここに書かれているような副作用の訴えもなく、順調に禁煙できているようで、多くの方にお勧めできる禁煙補助薬ではないかと感じています。
#主な利点は3つで、下記の特徴にあるように、最初の1週間は喫煙しながら無理なく禁煙に入っていくことができること。2つ目は、毒物及び劇物取締法で毒物に指定されているニコチンを含まないこと。3つ目は、飲み薬であるということです。
■ 経口禁煙補助薬「チャンピックス」の特徴と使い方
1)特徴「2つの作用でニコチンとサヨナラ」
脳神経細胞の「ニコチン受容体」に結合することで、
少量のドパミン(快感物質)を放出させ、イライラなどのニコチン切れの症状を軽くします
外から入ったニコチンが結合するのをブロックするので、タバコを吸ったときの満足感が得られなくなり、タバコを吸いたい気持ちがなくなっていきます
2)効果
12週間後の禁煙成功率は65.4%で、ニコチンパッチ(40%程度)よりも成功率は約1.5倍(何も使わないよりも約3倍)高くなります
3)飲み方
第1週 喫煙しながら自然に本数を減らしていきます
1~3日目 0.5mg錠 1日1回(時間は問わない)
4~7日目 0.5mg錠 1日2回(朝夕食後)
第2週~第12週 8日目に禁煙開始
8日目~ 1mg錠 1日2回(朝夕食後)
4)使用上の注意
ニコチン製剤と併用しないこと
副作用などで薬を続けられない場合は0.5mg1日2回に減量することもあります
腎機能障害がある場合は0.5mg1日1回~0.5mg1日2回
小児・妊婦への安全性は確立していません
めまいがみられることがあるので、車の運転には注意してください
5)副作用
主な副作用な、嘔気、頭痛、便秘、腹痛、不眠症などです
異常な夢を見ることがあるようですのでご注意ください
抑うつ、不安、精神疾患の悪化などがみられることがあるので、精神疾患のある方には注意が必要です
海外での多数の使用経験の中で自殺企図および自殺者が出ているとの注意情報が出されていますが、一般の喫煙者や禁煙者と比較して頻度が高いというデータはなく、因果関係も不明です(もともと喫煙者はヘビースモーカーほど自殺率が高い)
#主な利点は3つで、下記の特徴にあるように、最初の1週間は喫煙しながら無理なく禁煙に入っていくことができること。2つ目は、毒物及び劇物取締法で毒物に指定されているニコチンを含まないこと。3つ目は、飲み薬であるということです。
■ 経口禁煙補助薬「チャンピックス」の特徴と使い方
1)特徴「2つの作用でニコチンとサヨナラ」
脳神経細胞の「ニコチン受容体」に結合することで、
少量のドパミン(快感物質)を放出させ、イライラなどのニコチン切れの症状を軽くします
外から入ったニコチンが結合するのをブロックするので、タバコを吸ったときの満足感が得られなくなり、タバコを吸いたい気持ちがなくなっていきます
2)効果
12週間後の禁煙成功率は65.4%で、ニコチンパッチ(40%程度)よりも成功率は約1.5倍(何も使わないよりも約3倍)高くなります
3)飲み方
第1週 喫煙しながら自然に本数を減らしていきます
1~3日目 0.5mg錠 1日1回(時間は問わない)
4~7日目 0.5mg錠 1日2回(朝夕食後)
第2週~第12週 8日目に禁煙開始
8日目~ 1mg錠 1日2回(朝夕食後)
4)使用上の注意
ニコチン製剤と併用しないこと
副作用などで薬を続けられない場合は0.5mg1日2回に減量することもあります
腎機能障害がある場合は0.5mg1日1回~0.5mg1日2回
小児・妊婦への安全性は確立していません
めまいがみられることがあるので、車の運転には注意してください
5)副作用
主な副作用な、嘔気、頭痛、便秘、腹痛、不眠症などです
異常な夢を見ることがあるようですのでご注意ください
抑うつ、不安、精神疾患の悪化などがみられることがあるので、精神疾患のある方には注意が必要です
海外での多数の使用経験の中で自殺企図および自殺者が出ているとの注意情報が出されていますが、一般の喫煙者や禁煙者と比較して頻度が高いというデータはなく、因果関係も不明です(もともと喫煙者はヘビースモーカーほど自殺率が高い)
プロパンガスと同じで、ガスが無臭になったらもれていることに気づきません。
タバコの臭いがすれば、避難できますが、臭いがしなければ気づかずに有毒物質を吸わされてしまいますから。。
しましょう! と、逆説的、過激発言をさせて
もらいます。
でも、本当に「タバコの煙」より「臭い」が
とても嫌な一人です。
ドクターストップで、頑張ってくたさいね!