踊る小児科医のblog

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後期高齢者医療制度は「団塊うば捨て山」(大竹先生)

2008年02月03日 | こども・小児科
#青森市浪岡の大竹進先生(整形外科)がJANJANに執筆した記事が連載になっています。私はちょうど2週間前に大竹先生の講演をきいてきたところですが、後期高齢者医療制度がこの4月からスタートするとどんな大変な事態が待ち受けているのか、一般の方だけでなく医療関係者の間でもほとんど理解されていません。「後期高齢者医療制度、何それ?」「まだ若いから自分には関係ない」などと思っている方にこそ、是非お読みいただきたいと思います。

(記事冒頭の紹介文より)
 記者は青森市の整形外科診療所で地域医療を担っているが、最近は高齢者から医療や介護に対する不安や負担増への不満の声を聞くことが多くなった。青森県の平均寿命は毎回全国最下位で、医師不足もますます深刻になり、小児科、産婦人科だけでなく高齢者の医療も崩壊の危機に瀕している。高齢者の医療を崩壊させる「うば捨て山」制度に警鐘を鳴らしたい。(本文省略-下記記事をご覧下さい)

後期高齢者医療制度は「団塊うば捨て山」
(1)なぜ75歳以上なのか 2008/02/02
http://www.news.janjan.jp/living/0802/0802010949/1.php
(2)2030年には47万人の終末期難民が出現 2008/02/03
http://www.news.janjan.jp/living/0802/0802010960/1.php
(以下連載つづく)

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2 コメント

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命の輝き (北のおじさん)
2008-02-04 03:56:56
最近、85歳の叔母の様態に一喜一憂してきました。

いつ亡くなっても寿命とおもいますが、医療

看護、介護の力で「明らかに延命」できています。

入院医療費は、保険適用で平均月10万円くらい??


近くで見ていると、感じること、教わることも

ありますが、私は眠った状態で「コロット」(笑

あの世にゆければ幸せです。



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助かる命も… (basil)
2008-02-05 09:07:23
叔母様ご闘病の由、お見舞い申し上げます。
ご本人の生命力が一番だとは思いますが、それを支える医療の力(薬や技術だけでなく看護スタッフも含めた総合力)もプラスになっているのでしょう。
高額医療費という問題もありますが、本来なら助かる命がお金がないために助からないということはあってはならないので、その辺の区別はつけるべきかと。。
いま、問題になっているのは、医療の入り口まで辿り着けない、、介護保険も医療保険も払っているのに一部負担が払えないために我慢して医療機関を受診しなかったり、控えたりする人が増えていることですね。

連載の続きはまたまとめてリンクを案内します。
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