定年退職後、いわゆる「お小遣い」金額はずっと据え置きのまま。
「今年の小遣いはどうなの」
「勿論、据え置きよ」
2018年の春季労使交渉では賃上げと共に長時間労働の是正や生産性向上を
目指す働き方改革が焦点になっているようです。
考えてみれば現役の方は仕事・子育て・場合によってはローンも。
「だって、あなたも家計状態をよくわかっているでしょ」
「ほら、だから家庭菜園で我が家の家計にも随分助かっているんじゃない」
「それだけ?私は毎日、料理・洗濯・掃除など労働対価は結構高いわよ。
それでも小遣いゼロよ」
(財布を握っているのは奥方だし、自由になるんじゃない。
う~ん、作ってくれる料理には味の好み違っても文句も言わないし・・
結構耐えていることあるんよ)
「唯一の収入、年金もずっと据え置きだし、逆に介護保険など徴収額は増えていて
実質収入は減っているわよ」
話し変わって、春先は趣味の関係で出費は急増します。
同じ仲間内では(なんでこんなに公募展ってお金がかかるの?)
女性の方からは(主人に黙っているけど、詳細知られたらひと文句言われそう)
出品料・年会費・業者への支払・その他雑費、など馬鹿にならない金額です。
想定外の出費のため退会される方も結構あります。
特に伝統的趣味には出費が多く、しかし師匠などには言葉に出せず・・・
考えてみれば物欲も最近はあまりなく、骨董収集趣味もなく、食事・飲み会・趣味や
旅行などの出費が大半で、書籍の購入は置き場所の関係でめっきり減りました。
「春先のあなたの臨時出費には今までも結構カバーしているでしょう!」
「う~ん、わかったよ」(カンタンに白旗)
最近は小さい出費よりもライフスタイル改善の思い切った出費に惜しむことも
無くなりました。
年齢を重ねるごとに金銭感覚も変化しつつあります。
出費に見合う快適性・便利性が得られれば惜しまずに。
日常生活も違う観点で見ますと結構改善点があるものです。
トヨタの「カイゼン」とはちょっと異なりますが我が家風のカイゼンを。