畑を掘り、木を彫り、石を刻り、の自然人!

退職後、自分に気ままな課題をちょっと与えて遊んでいます。

初心者の菊作り

2017-05-28 20:20:34 | 日記


菊作りのマニュアルを本やネットで調べても本格的なものばかりです。

初心者が手軽に作れて、菊花展に出品するレベルでなく自宅で愛でる程度の菊作りを
2~3年前から試しています。

本格的には「社団法人 全日本菊花連盟発行」「図解・初歩の菊作り」という本が
出版されています。
全88ページ。

この本を参考にしたり、ベテランの菊作りの方にお聞きしたりして自分なりに自己流の
方法で楽しんでいます。
手間暇掛けての本格派の方の菊を100点とすれば自己流の採点は40~60点程度
ですが秋には結構ある程度鑑賞できる菊ができます。

菊にも様々な品種・種類がありますが小生は一般的な3本仕立てです。

菊花展に出品される方は
*苗に相当する挿し芽作り
*用土の配合方法
*日光の当て方
*病虫害の防止方法
*肥料の使い方
*風雨の防止方法
*温度管理
*専用のハウスなど栽培場所
*水やり
などなどノウハウがいっぱいあるようです。

こうした丹精込めて菊作りの方には秋の菊花展を拝見して敬意を表したくなります。

小生の方法はまるで小学生程度のレベル。

菊作りは秋の開花が終わればすぐに始まるようなものです。
詳細はカットして
*今年は5月1日に前年の越冬苗を移植して「挿し芽」を作り
*今日5月28日に大鉢に移植
 用土は腐葉土50%・赤玉土30%・畑の土10%・もみ殻燻炭8%・米ぬか2%
 (およその配合できっちり秤量しておりません)
 鉢の大きさは8号鉢(約24cm)9号鉢(約27cm)

挿し芽(苗)は頂いた6本と自分で仕立てた22本の計28鉢。
昨年もいただいた挿し芽は秋に見事に咲きました。
やはり挿し芽も大きなポイントと思います。

通常は中鉢(6号・約18cm)に移植してから更に大鉢に移植という2度手間です。
人にお勧めはいたしませんが小生は挿し芽の4号鉢から本鉢へ移植しています。
理由は他の作業などに時間を取られ、2度手間は困難です。
2度手間掛けないリスクは開花ときの出来栄えに反映しますが納得して受け止めます。

肥料は窒素・リン酸・カリの含有比率でいろいろ市販されています。
小生は化成肥料と液体肥料の2種類。
消毒もスミチオンとマラソンのみ。
先程のテキストには40種類の薬剤が紹介されています。

菊作りは本格的には1年がかりです。
菊花展を鑑賞する時間は僅かですが出品者の方のご苦労は大変なことと推察します。

それにしても菊苗の植え替え時期があり、多少疲れていても
「さあ、今から2時間頑張ろう!」と自分に喝を入れて。