レッドグランパ公式ブログ
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このつい先日S社のK社長と話をしていて

「宮脇くん、それは経営者としてすべき仕事を放棄しているよ」

と言われて何かが見えたような気がした。

実は、自分自身でハードルを上げるがために(自分を追い込んで)自分自身で時間を費やし(でもそれが仕事だと思っている)、結果次のステップへの時間取りが出来なくなっていることへの焦り?悩み?を何気なく話してみたのだ。

いや勿論、普段している日々の業務は無駄ではないし、貴重なお金を割いてこちらに使って頂いているのだから、こちらとしてもせめて自分の時間を費やして、新たな提案やウエルカムな環境作りをするのは当然のことと、むしろ思っている。思っているからこそ、自分自身での最低限しなきゃいけないボーダーラインを引いてしまう。結果、時間は飛躍的に無くなっていく。

色んな経営者の方とお話をして

「今度いっしょに何かやりたいね」

て話題には良くなるが、実際にじゃあこれこれこういうことをしようよ!って誘われても、こちらは時間もお金も無いのである。いや多少のお金はあるにはあるが使える額が違うし、第一、スナップオンバンセリングの仕事を止めて何かをするほどの金銭的余裕などない。

つまり、何かを仕掛けようとするときに必要な軍資金も無ければ、最も大切な時間的資産も無いわけだ。

「決められた枠の中で一生懸命頑張るというのは経営者の仕事じゃない。経営者の仕事はどうやったら枠から越えられるかを考えることだ。」

と言われたときは薄々気付いてはいたが、あらためて言われたときは結構刺さった。いや、おっしゃる通り。

子供なら一生懸命頑張れば親に褒めてもらえるだろうが、社会人になってただ頑張ったって誰も褒めちゃくれない。もっと言えば苦労するだけなら誰だって出来るし、無駄な苦労をしたところで何にもならないのだ。忙しいのはいいことだが、無駄に忙しいのも良くないし、最悪なのは忙しい自分にただ満足してしまうことだろう。

ここ数年有り難いことにものすごく忙しいが何か現状に満足してしまっているというか忙しさを理由に新たなチャレンジを放棄しているというか何をしたいか見えてないんだけど努力してるし苦労してるんだけど楽してるような気がする。体はキツいんだけど頭が楽してるというのかな。

時間作ったほうがいいんだろうな。





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