校長室の窓から

嬉野小学校の子どもたちの元気な様子を伝えます。
たまに我が地区や家のことも・・・。

ナナフシモドキ

2011年07月11日 | Weblog
今日は、2年1組の食育指導の日です。
みんなの給食準備状況を見に行きました。
きちんとした服装で並んで食器やご飯など取りに行っていました。
残っている子どもでは、給食後の歯磨き指導のために
コップに水を少し入れ準備をしている子どももいました。
これまで取り組んできた日常の風景が
当たり前のように進行していました。

ところで、この頃の2年生は生き物に興味を持ちます。
廊下をみるとバッタや蝶(蛾?)など、飼育箱にはいっています。
その中に、ナナフシモドキもいました。
昨日、山の中で見つけしばらく観察をしていた
あの昆虫です。

自分が小さかったらきっと自宅まで持って帰り
しばらく飼っていただろうと思ったものです。

様々な生き物に興味を持ち、それを観察します。
やがて、小さい生き物は死んでいきます。
えさをやらない、世話をしない、自然に生きている条件からかけ離れる・・・
そんなことを体験的に学んでいきます。

小さな生き物にとっては迷惑な話なのですが、
一人の大人として成長していくためには
とても大切な体験となるのです。

でも、死なせるよりも、観察が終わったら自然の中に放してあげる
そんなことも大事なことなのです。