校長室の窓から

嬉野小学校の子どもたちの元気な様子を伝えます。
たまに我が地区や家のことも・・・。

福島の状況

2011年07月31日 | Weblog
近所にいる同級生の奥さんの実家が福島にあります。
たくさんの親戚の家が流されたり、親戚の方が亡くなったり、
行方不明になったりされています。
先週、奥さんと一緒に現地に行ってきたということを聞きました。
映像で見ていたとおりに、家は土台だけであとは何もなかったそうです。
伝えられているようすを映像では見ていたけれども、
想像以上にすごい状況だったそうです。


福島県の友人からも手紙が届きました。
学校現場は、原発事故の影響が尾を引き、放射能による不安が保護者に広まり
転校する児童が後を絶たずますます混乱が広がっているというのです。
線量計の配布、窓を開けられないのでエアコンの設置、
除染作業、表土除去作業・・・・
牛肉でも問題が出てきて、不安材料が増し、先が一向に見えないというのです。

また、本来ならば4月1日に定期異動が予定されていたようですが
震災のために遅れ、8月1日付けであったようです。
友人は、県北教育事務所勤務になったそうです。
何から何まで試行錯誤だけど一生懸命頑張っていこうと決意されています。

本当に大変な状況です。

私たちはどの様なことをすればいいのだろうか・・・・
手を拱いて見ているだけでいいのだろうかと、自問自答中です。