戦争を挟んで生きた女性の回顧録

若い方が知らない頃のセピア色に変色した写真とお話をご紹介いたします。

22/12/09  その2 紺屋の白袴(こうやのしろばかま)

2010-12-09 18:59:24 | Weblog
 うちはこの(こうやのしろばかま)現代版である。イルミネーションで飾ろうと思いつつ、お客様の仕事が優先でやって貰えない。たまに手が空いたと思えば雨、外の仕事は出来ない。最初は綺麗に飾ったけれどそれを見て注文を下さるようになると追いつかない。3階に展示してある部屋があるが、外からは見えない。このところイルミネーションで飾る所が多くなり、よそで点灯してから慌てて頼む方がいらっしゃるので忙しいどころの騒ぎではない。第一、ご要望の色は数だけ揃わない事がある。同じものでないと連結が効かないので困難を極める。色とりどりとは良く言ったものだが本当に種類が多い。そこを考慮しながらお客様のご要望を満たしていく。何処其処のイルミはお宅で取り付けたんでしょう?綺麗ですねなどと言われるのがとても嬉しい。娘を褒めて貰ったような気がする。あと約10日ほどが戦いの場だ。頑張って遣りおおしたい。うちの外観よりお客様が先・・・・・

22/12/09 日米開戦よりジョン レノンの命日が優先

2010-12-09 12:18:23 | Weblog
 昨日は大東亜戦争開戦の日と思っていたら、伝え聞くニュースはジョンレノンがニューヨークで撃たれた日というほうが優先だった。アメリカ人ににとっても真珠湾を突然日本軍に爆撃された日なのに、それを知らない年代の人のほうが多く、時代の移り変わりを痛感した。私はビートルズを好きな1ファンだけれど、やはりジョンレノンが撃たれたというニュースよりは日米開戦のニュースの方がはるかに大きく重要である。それが今は平和呆けの時代。青少年の多くは全てに闘う気力を失って居り、フルブライトの留学生の枠すら満たされないと聞いた。幼くしてチヤホヤと育てられ、幼稚園時代から大学、大学院迄定員割れの海に育てばそのまま月謝を払って大学に残ったり、何処にも就職をせず親の年金で食べていく子らが多いのも頷ける。私の時代でも大学、短大といえども2、何倍の競争率はあった。私は競争率から受験する学校を選んだがそれでも2、何倍だった。でも良く計算してみたら2、何倍と言えども2人に1人は落ちる。その難関???を突破して私は無事東京の青い空を見た。それが今はどうぞ、どうぞというような恵まれた時代。このままで行けば日本はいつの日か、何処かの国に武器を持たずして乗っ取られる。