コヤチン、さまよい日記

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応援している清水エスパルスの試合の感想もお伝えします。

MGC(マラソングランドチャンピオンシップ)東京内定4人

2019-09-15 23:12:17 | スポーツ
東京オリンピックの選考レースを統一したMGCが行われました。
今まではいくつかの選考レースのうち各選手がいずれかのレースに出場して記録等で先行していましたが、今回のMGCは一発勝負で行われます。従いまして各選手気象等の条件は同じで行われます。
このレース2位までに入りますと内定、残りの男女1枠はこれから行われるレースで設定されたタイムをクリアした選手が内定となりますが、該当する選手がいなかった場合はこの大会で3位に入った選手が選考されるというシステムになっています。
今日のコースは1年後の東京オリンピックで走るコースとほとんど同じでその意味でも出場戦選手のモチベーションは上がってきます。

今日のMGCは男子が午前8時50分スタート、女子が9時10分スタートとなっており、男子の中継がTBSが担当して女子の中継はNHKが担当すという2元になっていますのでそれぞれを見るのに忙しいです。

まずは男子のレースがスタート、いきなり元日本記録保持者の設楽悠太が飛び出します。
他の選手としは驚いたかもしれませんが、見ている方も驚きました。
最初の1kmでかなりの差がつきました。
一時2分以上の差がついていましたが最後までもつのだろうか心配でした。でもこの位で走らないと本番では外国勢について行けないかもしれませんね。

レースは設楽悠太の一人旅でしたが30kmあたりからペースが落ちた設楽悠太は36kmで第2集団に飲み込まれさらに遅れます。先頭集団になった集団から優勝候補の大迫傑、服部勇馬、中村匠吾が抜け出し中村が最初にスパート、大迫が付きますが付ききれず、中村がトップでゴールイン。大迫を抜いて服部が2位でゴールイン。
日本記録保持者の大迫は3位となりました。

女子は男子の合間にちょっと見ていただけでしたので、しっかり見たのは終盤になってからです。
1位の前田穂南が2位を大きく引き離して独走。2位は鈴木亜由子、更に離れて小原玲という順位でした。
前田はリードのまま1位でゴール。2位の鈴木が上り坂で苦しい走りをしているとその後ろから小原がひたひたと迫ってきました。新国立競技場前ではかなり差を縮められましたし、ゴール前の直線でも迫られましたが4秒差で逃げ切りました。

これによって男子は中村と服部、女子は前田と鈴木が内定しました。
男子の大迫と女子の小原は結果待ちというところでしょうか。
どうでもいい事ですが、鈴木亜由子さん豊橋市の出身で名門の進学校「時習館高校」から名古屋大に進んでいます。コヤチンも6年程豊橋に住んでいましたので親近感を感じました。ささやかながら応援していきたいと思います。

しかし過酷な条件でのレースでした。かなり気温が上がった中で行われましたが、来年はもしかするともっと過酷な条件の中で走らなければならないかもしれません。そのところメダルの無いマラソン界これが起爆剤となるのか答えは来年でます。


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