コヤチン、さまよい日記

静岡県内を東へ西へ行ったり来たりしています。
応援している清水エスパルスの試合の感想もお伝えします。

裾野の滝と奇岩。

2020-10-03 16:50:08 | 日記
今日は午前中沼津から車で30分程のところにある裾野市内の何か所かの名所を巡って来ました。
裾野は仕事できますが観光で来たのは富士サファリパークや十里木くらいであまり知らない場所が多いところです。

まずは裾野市中央公園にあります五竜の滝に行ってみます。
ここは以前来た事があります。滝の上に建物が見えるのが違和感を感じるんですが。

五竜の滝。
五竜の滝と呼ばれていますが正面に3本の滝と向かって右側に2本ありますがちょっと見にくいです。
静岡県の天然記念物に指定されています。沼津市で狩野川に合流する黄瀬川と佐野川の合流点にあります。

左側の3本の滝は「雄滝」と呼ばれています。黄瀬川にかかります。各滝は名前が付いていて左から「雪解け」「富士見」「月見」と言います。


右側の2本は大柄沢川(深良用水)にかかる滝で「雌滝」と呼ばれています。こちらの2本は左が「銚子」「挟衣」と言います。

明治時代に「佐野瀑園」と呼ばれていました。佐野五竜館ホテルが建っていて要人も訪れていました。

ホテル門柱の笠石。


若山牧水の歌碑のありました。沼津に居を構えていた歌人ですので裾野にも足を伸ばしたのでしょうね。

中央公園にある国の重要文化財に指定されている「旧植松家住宅」に行ってみます。
江戸中期のもので寄棟造、茅葺で静岡県東部の代表的民家です。



内部も見学できます。

中央公園から車で移動して景ヶ島渓谷方面に行きます。移動時間約5分程で着きます。
こんな所に渓谷なんてあるのかと思っていました。周りは住宅もあり期待と不安を抱きながら行きました。

まずは「屏風岩」。コンパクトな駐車場に車を置いて坂を下った所にあります。

この後に行く景ヶ島渓谷の末端になります。
柱状節理が高さ10m幅70mに露出しています。

次にすぐ近くの景ヶ島渓谷に行きます。歩いてもすぐのところにあります。
佐野川にあり三島溶岩流を600mにわたって侵食で出来た渓谷です。





岩には名前がついているようですがよく分かりませんでした。
奇岩が形成されていますので遊歩道とかがあれば面白いと思うのですが、かなり歩きにくい中にあります。
それより蜘蛛の巣が多くてまいりました。整備したら良いところなんですがね。


ここにも若山牧水の歌碑がありました。

さて最後に裾野市街地方面に向かって、御殿場線を跨いで不動の滝を見にいきます。
ここは三島溶岩流の東端にあります。偕楽園という公園の中にあります。

約10mの落差の滝です。もう少し前だったら涼しさを感じたでしょうね。

こんな感じで裾野の一部を回って来ました。今日は曇っていて富士山が見えませんでしたのでパノラマロードに行きませんでしたが、これからの季節富士山が雪を頂いた姿が期待できたら訪れたいと思います。


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