みっともない、静岡県知事VS静岡市長の泥試合。

先日の台風15号が静岡県を直撃して多大な被害をもたらしましたが、自衛隊派遣要請について静岡県知事VS静岡市長の罪の擦り合いが広まってしまいました。
９月２３日に台風が直撃して自衛隊派遣要請は２６日というお粗末な事態です。

川勝静岡県知事は「災害派遣要請をする用意がありながら、市町から（要望が）上がってこないということでじりじり待っていた」と静岡市から何も要望がなかったと言っています。

田辺静岡市長は「じりじり待っていたのならば、知事から一本電話をいただきたかったという気持ちはあります」そして「首長間は携帯電話でやり取りするのが常識。しかし、知事とは携帯で電話ができません。知りません、私、携帯番号を。教えてもらおうと思ったこともありましたけど、残念ながら教えていただけませんでした」

これに対して知事は「携帯の電話番号を教えてくれと言われたことは一度もありません。また教えてくれと言われれば拒否する理由はどこにもありません」と返し、市長の発言を「虚言ですね」と斬り捨てたという事です。

まるで子供の喧嘩ですね。
確かに以前から仲が悪い事は県民ならよく知っている事ですが、災害が起こっている最中にこのやりとりは無いですし、被害を拡大させてしまった原因かと思えます。
この件で驚いたのは災害が起こった時に緊急連絡網ってのは無かったのでしょうか、そして知事と連絡が取れなかった場合の手段について二重三重の手段ってなくちゃいけないでしょう。
なんと言っても市民・県民の命と引き換えに泥試合を行う事が理解できません。

川勝知事このところリニアの件で行きすぎた言動が注目されていますし、他の県民からしたら川勝知事の意見が県民の総意のように疑われかねない。もっと慎重な発言をお願いしたい。
田辺市長は知事に襟を正して話し合いを挑む姿勢が足りないと思われます。それより何よりエスサポからは新スタジアムについて前向きじゃないと批判されています。（これは関係無いかもしれませんが）

今回の事で思ったのはこの2人の対決、どちらが良い悪いの判別を下す事が出ない。2人とも代わった方が良いかもしれませんね。