コヤチン、さまよい日記

静岡県内を東へ西へ行ったり来たりしています。
応援している清水エスパルスの試合の感想もお伝えします。

Jリーグホームタウン制撤廃騒動。

2021-10-18 22:58:13 | Jリーグ
騒動の発端は昨日のスポニチアネックスの記事、以下の記事です。
「Jリーグが来季から事実上のホームタウン制度撤廃を検討していることが16日、明らかになった。既に議論を重ねており、早ければ今月の理事会で正式決定する。創設当初からの理念撤廃となれば、地方クラブが首都圏の巨大スタジアムでホーム試合を開催し、都市部に下部組織をつくることもできるようになる。また、クラブ名にネーミングライツを認めることも検討中。開幕から30年を前に、Jは大きな変革期を迎えている。」

これに対して村井Jリーグチェアマンが否定17日に異例の声明を発表。
「ホームタウン制度について撤廃・変更の事実は一切なく、今後、Jクラブの営業、プロモーション、イベント等のマーケティング活動における活動エリアに関する考え方の方向性について議論しているものです。Jリーグが創設当初から掲げている地域密着の思想が揺らぐものでは全くありません」

どこからスポニチの記事にあるような事象が生まれたのか理解しがたい事ですが、適当なことを書いたとは思えませんので関係者の中でそのような動きを持っている者がいると思った方が良いのかもしれません。
Jの理念で企業名を排除する事で、企業の都合でポイ捨てする事を防いできました。しかし歴史の中でフリューゲルスが消滅したことは悲しかったですし、消滅はしていないのですがヴェルディが読売から捨てられたりしてきました。
企業名を冠にしていたらもっと増えていたかもしれません。

地域密着を旗印に進んできたお陰でエスパルスも消滅の危機にさらされましたが存続することができたと思っています。
それより何よりエスパルスの冠に東京の企業が付いたりしたら応援に熱が入らなかったかもしれません。プロ野球と方向を分かち合ったから現在まで存続できたのかもしれません。
この話題がこれ以上発展しないことを願いたいと思います。

この件ででレッズの槙野は肯定的な意見を出しました。(本人は後で言い訳がましく否定しましたが)
「プレーヤがこれでは…」と首をかしげてしまいました。