凄いぜ桃田、全英OP優勝!!

バドミントン全英オープン男子シングルス決勝で日本の桃田賢斗がビクター・アクセルセン(デンマーク)をフルセットの接戦の末破り初優勝しました。
この優勝快挙な事なのです。
テニスの全英OPは世界中で大きく扱われますが、このバドミントンの全英OPはそれに比べると扱いが小さいのが不満です。

でも桃田よく勝ってくれた。凄いです。
ダイジェストでしか見ていませんが、精神的にも大きくなったような気がしました。
あの不祥事で人間的に鍛えられたような気がします。

奇しくも今日は東日本大震災の日ですが桃田は被災地の福島県の富岡第一中、富岡高校の出身です。当日桃田はインドネシアで試合中でしたが、福島第一原発に近い富岡町も避難を余儀なくされました。
そんな中でも練習を重ねて来れたのは周りの方々の尽力によるものでした。

社会人になって更に飛躍していた矢先不祥事でリオ五輪に出場できませんでしたが、そこでひたむきに努力し続けた結果だと思います。
富岡町の後輩たちにも大きな力になった事でしょうね。

さてこの後も大きな大会が続いて行きます。
来年には東京オリンピックも控えています。彼も我々も表彰台の一番高い所で君が代を歌う桃田の姿を確信しています。
ここからも更に精進して頑張って下さい。

おめでとう!!　桃田賢斗。

東日本大震災から8年。

毎年この日が来ますとあの町を飲み込んだ津波の映像を思い出します。
「何かの間違いであってくれ!」って何度心の中で叫んだでしょう。
あの津波の色の黒さが忘れられません。

多くの尊い命が奪われ、多くの財産が消え、日本中いや世界中が氷りついたあの日でした。
前日は平凡な暮らしをしていた方々が一変地獄に落とされようとは思ってもみなかった事でしょう。

今日車で浜松の街を走りながら思ったのは、「平凡って幸せな事だ」と思いました。
家族がひとつになっている事、当たり前にテレビを見ていられる事、当たり前に寒さを凌げている事等、いつもは思いもしない事ですが今日はその有難味を強く感じています。

被災地は一歩一歩ですが復興してきていますが、被災された方々の努力が一番だと思います。
不幸のどん底から前を向いて生きてきた被災地の方々の気持ちに敬服しております。

8年目を迎えて、この災害で命を落とされた方々のご冥福を心よりお祈りしております。