長崎原爆の日、その日に長崎代表創成館の試合。

今日は73回目の長崎原爆投下の日を迎えました。
先日の広島に引き続き多くの犠牲者を出した長崎でも今日は特別な1日だったと思います。

今日甲子園ではその長崎代表の創成館高校の試合が行われました。
今日は長崎にとって大事な日であるというのは選手達も十分認識していたと思います。
73年前のあの忌まわしい出来事から長崎も立ち直って、元気に高校生が甲子園で活躍している姿を見せたいと思っていたでしょう。

対する岡山県代表の創志学園も心に期するものがあったと思います。
先月の西日本豪雨の大きな被害が出た岡山県の代表として、被災者に少しでも元気なってもらおうと思っていたと思います。

結果は創志学園が7-0の大差で創成館を破りましたが、両校の一生懸命なプレーは地元を元気づけたと思います。
スポーツが貢献できる事は数字では表せない、しかし色々な人の心に刻み込まれるものだと思います。
豪雨の被災地岡山でも「あの大変な夏に創志学園が頑張ってくれた」と記憶にとどめてくれる人がいれば素晴らしく思います。

地元の様々な思いを背負って頑張った選手や応援の皆さんお疲れ様でした。
残念ながら敗れた創成館の皆さん胸を張って長崎に帰って下さい。