goo blog サービス終了のお知らせ 

コヤチン、さまよい日記

静岡県内を東へ西へ行ったり来たりしています。
応援している清水エスパルスの試合の感想もお伝えします。

FIFA大揺れ。ブラッター会長辞任。

2015-06-03 21:45:28 | ワールドカップ
4日前に再選されたFAFA(国際サッカー連盟)のブラッター会長が辞任しました。
サッカーというグローバルスポーツの頂点にある組織としては利権を巡って色々な所からお金が入って来る事は容易に予想できます。今回の会長再選に関しても選挙前に幹部が逮捕されたりする状況の中選挙を強行し再選されました。票数は大差でブラッター氏が獲得したところは人事刷新を求める声が高まっている中で根回しの上手さなのか、押さえつける上手さなのかは分かりませんが…
再選後本人まで捜査の手が伸びているので辞任を余儀なくされたのかもしれませんね。
ヨーロッパやブラジルでは辞任歓迎のコメントが多数出ています。
UEFA(ヨーロッパサッカー連盟)のプラティニ会長は「難しい決断だっただろうが勇気ある、正しい決断だ」と歓迎しました。
イングランドのサッカー協会のダイク会長も、「世界のサッカー界とFIFAにとってよい知らせだ。会長の交代は組織の根本的な改革のために必要だ」としています。
一方、ブラジルの上院議員でこの問題に関する議会の調査委員会の設置を進めた元サッカーブラジル代表のロマーリオ氏は自身のフェイスブックを通じて「ブラッター会長の辞任は世界のサッカー界で新しい時代が始まることを意味する。こうした危機的な問題が起きることはサッカー界を浄化するという意味でむしろ望ましいことだ」と指摘しました。そのうえで、「FIFAはここ数十年金を作り出すだけのマシーンになってしまっていた。この問題をきっかけに人と人をつなぎその間にある壁を壊して熱狂を呼び起こすというサッカー本来の目的を実現するための組織に立ち戻らなければならない」と強調しました。


さて、後任の会長については今日動きがありました。日本代表監督も務めたサッカーの神様ジーコ氏が立候補の意向を示したようです。
いいんじゃないですか。

さてワールドカップロシア大会やカタール大会はどうなるんでしょうね。白紙なのか決まったから開催なのか判断が注目されます。

ドイツ6大会ぶり4度目の優勝。

2014-07-14 23:36:30 | ワールドカップ
今朝ワールドカップブラジル大会の最後の試合ドイツVSアルゼンチンが行われました。
結果はドイツが延長後半に挙げた1点が決勝点となり6大会ぶり4度目の優勝を成し遂げました。
ドイツもアルゼンチンも攻守の切り替えが早く見ごたえのある試合でした。決定的な形を作りますが最後のところで両チームのDFが体を張った守りで得点を与えません。
今大会屈指の選手アルゼンチンのメッシも持ち味を出していました。ここぞという時の瞬発力は素晴らしかったです。
個人技のアルゼンチンVS組織力のドイツと言われていましたが、メッシがマークされた時の連動がアルゼンチンの課題だったかもしれませんね。

ドイツもシュートがポストを叩く等惜しい場面もありましたがなかなか点が取れません。途中出場のゲッツェが延長後半8分に胸トラップから華麗なシュートをアルゼンチンゴールに叩き込み決勝点を挙げました。このゲッツエ22歳で次の大会は一番脂がのりきった年齢になります。大きな自信になった事でしょう。層が厚いドイツの国内の競争にも勝たなくてはいけない厳しい試練を乗り越えて代表の座を掴まなくてはいけないので今大会の活躍でもうかうかしてられない所に強さがあるのかもしれません。
これはアルゼンチンにしても同じです。4年後は更にパワーアップしてもらいたいと思います。
地元のブラジルがエースのネイマールのケガを境にパフォーマンスが低くなってしまったのが残念でした。逆に3位になったオランダは悲願の優勝は今回もなりませんでしたが、力を如何なく発揮してくれました。見ていて面白いサッカーを見せてくれました。

さて、日本が敗退したのがだいぶ昔の出来事のように思えてきましたが強豪と対等に渡り合う道のりはまだまだ遠いという事を再認識させられてしまった今大会だったと思います。
レベルの高い代表になるためにJリーグ等で切磋琢磨して欲しいし、虎視眈々と4年後を見据える若い力の台頭が無ければレベルアップして行かないと思います。
本当の意味で世界の中でレベルが問われるのはこれからだと思います。これは日本のみならずアジア全体で言える事だと思います。あまりにもアジア内での大会が過密すぎるとヨーロッパや南米との強化試合を組む日程が取れない問う事が今大会のアジア勢の敗退に繋がっていると思います。次回アジアの復権を願ってこの辺の調整を考えてもらいたいと思います。

最後になりましたが、ドイツの選手の皆さん優勝おめでとう。
アルゼンチンの選手の皆さんお疲れ様でした。素晴らしい試合でした。
その他、出場した国々の選手の皆さんありがとう。1ヶ月間レベルの高いサッカーを楽しませていただきました。ありがとう。

さて、今週末からJの再開です。4年後を狙う戦いはもう始まっています。若い力の台頭待ってます。

オランダ3位。明日はいよいよFANAL。

2014-07-13 23:26:39 | ワールドカップ
今朝ワールドカップ3位決定戦ブラジルVSオランダが行われました。
試合開始早々ロッベンがペナルティエリアで倒されPKをゲットします。これをファンペルシーが決めてオランダ先制です。
この後もブラジルは動きに精彩がありません。
17分、オランダのブリントが決めて2-0と優位に試合を進めて行きます。
この後もオランダは集中したディフェンスでブラジルをシャトアウトして前半を終了します。

後半になるとブラジルが攻めに転じますがオランダのディフェンスは堅く、また大事なところでボールロストするブラジルらしくないミスが目立ち得点できません。
オランダにも疲れが出てきた後半終了間際、オランダがカウンターからヤンマートのクロスをワイナルドゥム が決めてダメ押し。結局3-0でオランダが勝って3位を手にしました。
ブラジルは準決勝の記録的大敗でモチベーションが低下したのか、キレのある攻撃が見られずに大挙して駆けつけた地元サポーターに報いる事はできませんでした。
オランダ・ブラジルの選手の皆さんお疲れ様でした。4年後ロシアでのリベンジを期待しています。

さて、最後に残った1試合。アルゼンチンVSドイツがもうすぐはじまります。
アルゼンチンは絶対的なエースのメッシを中心に試合が運ばれると思います。各国にマークされながらも個人技で打開する素晴らしいセンスがあります。
アグエロ、イグアインも高度なテクニックがありますので期待したいと思います。
対するドイツは今大会好調です。ミュラー、クローゼの決定力も注目ですが、クロースとケディラの活躍も注目したと思います。
相手の起点をつぶし速攻からの攻撃の組み立てというのが今大会のドイツのサッカーです。
泣いても笑っても最後の一戦になります。いくつかの白熱した試合の有終の美を飾るような名勝負を期待したいと思います。

PK戦制したアルゼンチンが決勝進出。

2014-07-10 21:18:37 | ワールドカップ
今朝は一部うとうとしながら準決勝アルゼンチンVSオランダを見ていました。
両チームともケアし合って相手のストロングポイントを消しにかかっています。メッシ、イグアイン、ロッベン、ファンベルシがなかなかいいボールが持てません。両チームのDFがかなり集中していました。前半は0-0で終了。

後半はややオランダが優位になる場面もありますが決定的ではありません。
アルゼンチンもメッシが個人技で突破する場面もありますが決定力がなく90分も0-0で終了。

後半前半6分、オランダが最後の選手交代。ファンペルシ→フンテラール。PK戦用にクルルを起用するかと思いましたが120分で決着をつけるつもりなのか。
結局決め手なく120分をスコアレスで終了。

オランダは2試合連続のPK戦。しかし準々決勝はPK職人クルルの活躍でものにしましたが今日はGKは代えませんでした。
メインスタンドから向かって右側のゴールを使って行います。
オランダの1人目フラールの蹴ったボールはアルゼンチンGKのロメロが読み切ってセーブ。オランダ痛い!
アルゼンチンメッシが成功、オランダロッベンが成功、アルゼンチンガライ成功、しかしオランダスナイデルもロメロがファインセーブ。追い詰められたオランダ。
アルゼンチン3人目アグエロ成功、オランダ4人目カイト成功、アルゼンチン4人目マキシロドリゲスが成功するとアルゼンチンの決勝進出が決まります。左足のキックはゴール左に決まり試合終了。

死闘を演じた両チームの戦いはアルゼンチンに凱歌が上がりました。
アルゼンチンは6大会ぶり90年以来の決勝進出です。
ドイツVSアルゼンチン面白い対戦になりました。決勝への勝ち上がり方も対照的な両国の対戦。持ち味を出すのはどちらでしょうか。

その前に行われる3位決定戦ブラジルVSオランダも対戦カードとしては面白い一戦だと思います。
さてブラジルはモチベーションを上げて行く事が出来るのか、オランダは今日の悔しさをぶつける事が出来るか注目です。

ワールドカップもあと2試合です。
有終の美を素晴らしいプレーで飾ってもらいたいと思います。

王国ブラジルまさかの7失点敗北。

2014-07-09 23:13:16 | ワールドカップ
今朝は起きられずワールドカップ準決勝は見られませんでした。
速報を見ると7-1でドイツの勝ち?何かの間違いかなと思いましたがこれが現実でした。

ブラジルは負傷のネイマールとキャプテンでDFを支えていたチアゴ・シウバが累積警告で出場できませんでしたが、ホームアドバンテージもあるし何と言っても王国は層が厚いと思っていました。
しかし蓋を開けてみるとドイツに翻弄され続けます。1点目が王国を慌てさせる全てだったかもしれません。ミュラーがマークを易々と外してどフリーで蹴り込みました。
23分から29分まで6分間で4失点。点の取られ方も「らしくない」取られ方でした。ひとつ歯車がくるってしまうと王国と言えども修正できない。これがサッカーの怖さかもしれません。その怖い一面が大事な一戦で出てしまいブラジルにとっては悲劇でした。

後半もドイツは攻撃の手を緩めずに2得点。終了間際にブラジルが1点返しますが正に焼け石に水。
ブラジルにとっては歴史に残る大敗でした。

今大会はブラジルに限らずスペインもポルトガルも大量失点するケースを目にしました。
これは何でしょうか、油断かプレッシャーか世界の動きなのか…
ブラジルはこの後3位決定戦が残っていますがモチベーションが心配です。
まあブラジルにはこの敗戦を教訓に王国復活を遂げてもらいたいと思います。一度地獄を見た経験を活かしてもらいたい。
頑張れブラジル!!

さて、明日は準決勝のもう一試合アルゼンチンVSオランダです。オランダのファンペルシーが欠場の噂もありますがいい試合を期待したと思います。

今大会も残された試合数は明日を含めて3試合。いよいよ大詰め素晴らしい試合になるように期待しています。